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不要なオプションが付けられていた!?携帯電話の契約は慎重に

携帯電話の買い替えなどの際、不要なオプションを付けられていたといった相談が寄せられています。
国民生活センター:不要なオプションが付けられていた!?携帯電話の契約は慎重に (PDF:236KB)
事例
- 【事例1】
- 夫婦2人で携帯電話の買い替えに行きました。店員が画面を見せながら説明してくれ、理解したらチェックするよう言われました。たくさんの項目があり、よくわからない項目もありましたが、とりあえず全部「はい」にチェックを入れました。帰りにはタブレット端末もくれました。
1年後、通帳を見たら携帯電話代金が高額になっていてびっくりしました。料金明細が郵便で来ないため分からなかったのです。子どもに相談すると店に確認してくれ、タブレット端末の代金が分割で請求されていること、その他に有料オプションを契約していることが分かりました。チェックした中にそれらの項目もあったようです。オプションは解約しましたが、タブレット端末は返品できないと言われました。子どもからは、今後は付き添いなしで契約に行かないようにと注意されました。(70代) - 【事例2】
- 携帯電話の機種変更に行きました。端末購入の時はつけることになっていると言われ、色々なオプションをつけられ、3か月後、有料に切り替わる前に不要なものは解約するようにと言われました。3か月後マイページから不要なオプションの解約手続きを行っているとき、オプションとは別にセキュリティソフト代を分割で支払っていることに気づきました。店に、セキュリティソフトの説明を聞いた覚えはないと苦情を言いましたが、契約時にタブレットで確認し、了承されていると言われました。ソフトは、1か月のお試し期間が過ぎているので解約はできないといいます。ソフトの代金は合計で3万円を超えていて、説明があれば契約しておらず、納得できません。(60代)
アドバイス
携帯電話の契約は、今はタブレット端末で説明されることがほとんどです。トラブルを防ぐためにも契約内容をよく確認し、納得したうえで契約するようにしましょう。
- 契約の際には、契約内容をよく確認し、よく分からない場合は契約しないようにしましょう。
- オプション等を勧められた際も、必要ない場合はきっぱり断りましょう。
- 契約書もその場でよく確認し、不要な契約がないか、月々の支払額はいくらになるかなどを確認しましょう。
- 不要なオプションを契約させられている場合は、すぐにショップに解約を申し出ましょう。
- 料金明細はマイページから確認できます。毎月チェックするようにしましょう。
【参考】国民生活センター:不要なオプションが付けられていた!?携帯電話の契約は慎重に<外部リンク>
困ったときはご相談を!
- 消費生活センター(電話:072-682-0999)へご相談ください。
- 消費者トラブルFAQ(国民生活センター)<外部リンク>
トラブルへの対処方法をキーワードから検索できます。 - 消費者ホットライン「188(いやや!)」
お住まいの地域の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。

