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食品のパッケージに記載されている「栄養成分表示」を活用していますか?「栄養成分表示」にはその食品に含まれる塩分などのデータが記載されています。2025年度から適用されている新しい指標(日本人の食事摂取基準2025年版)をふまえ、今回は特に意識していただきたい「食塩相当量(塩分)」について見方を説明します。
食品表示法に基づき、原則として容器包装された消費者向け加工食品には、栄養成分表示が義務づけられています。(一部例外あり)
パッケージの背面や側面、あるいは表側の見えやすい位置に記載されています。まずは手に取った商品のどこに「栄養成分表示」が表示されているかを確認する習慣をつけましょう。

「1包装当たり」なのか「100グラム当たり」なのかを確認しましょう。1袋全部食べた時の数値だと思っていても、実は「100グラム当たり」の表記で実際にはその数倍の塩分を摂取してしまうケースがあるため、注意が必要です。

最新の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、1日当たりの食塩相当量の目標値が下記のように設定されています。

1日当たりの目標量を3で割ると、男性の場合は2.5グラム未満、女性の場合は約2.2グラム未満が1食分の目安とわかります。

<活用術>
例えば、お弁当の食塩相当量が「3.8グラム」と表示されていた場合、「1食分の目安と比較すると多い数値である」と判断できます。その際は、「一緒に飲むスープを控える」「次の食事は意識して薄味にする」といった具体的な調整につなげることができます。

例えば、お惣菜を買いに行った際に、どの商品にするか迷った場合は、食塩相当量が少しでも少ない方を選択するように心がけてみましょう。
「1食」ですべてを完結させようとせず、昼食に塩分が多いものを食べた時は、夕食を薄味のメニューにするなど、1日のトータルで目標量に近づけることが大切です。
栄養成分表示は、自分の食生活を客観的に把握するための便利なツールです。買い物をする際に、まずはパッケージの「栄養成分表示」を見てみることから、健康づくりを始めてみませんか。
記事作成:健康医療政策課(Tel:072-661-9330)