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25日、鵜殿のヨシ原保全、文化的な魅力を高めるまちづくりの推進と伝統芸能文化の振興を図るため、一般社団法人雅楽協会と全国初の包括連携協定を締結しました。
同協会は、「雅楽」の全国的な組織で、「雅楽」という貴重な文化の継承と発展を担う存在として活動。一方、本市の鵜殿のヨシは、古来、雅楽の主旋律を奏でる篳篥(ひちりき)の蘆舌(ろぜつ=吹き口)の素材に用いられ、唯一無二のものとして宮内庁式部職楽部に納められるなど、今日まで雅楽を支え続けてきました。この日行われた協定締結式で、同協会の小野真龍代表理事は「最も古く権威ある芸能である雅楽を高槻市とともに広めていけることを期待しています」と話し、濱田市長は「本日の協定締結を契機として連携をさらに深め、鵜殿のヨシ原の保全はもとより、雅楽を核とした日本の伝統芸能文化の振興を図り、品格と魅力、そして活力に満ちたまちづくりを進めたい」と話しました。