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たまたま立ち寄った商工会議所で、市の補助金制度を紹介してもらったという店主の青山さんは、「タイミングが良かった!」と当時を振り返っていました。学生の頃から食に興味があり、「食で人々に喜んでもらえるような仕事をしたい!」と考え、一度は食品関係の会社に就職しましたが、“自分のお店を出す”という夢を諦めきれず、一念発起、起業に向けて始動されたとのことです。
会社を退職後、最初は「そば屋」をしようと、手打ちそば・うどん店で修行し、手打ち麺の技術や出汁のとり方等を習得したものの、学生時代を過ごした新潟で大好きだった「新潟ラーメン」の味を忘れることが出来ず、ラーメン屋への方向転換を決意。そして、改めて大阪の有名ラーメン店で、仕入れから仕込みまでの営業ノウハウを学び、就職時に16年間過ごした第2の故郷“高槻”で平成23年にお店をオープンし、見事、夢を実現されました。
「関西ではめずらしい“新潟・燕三条系”の“モチモチ極太麺+背脂+煮干しスープ”に、とことんこだわっております。“モチモチ極太麺”は、営業日の朝に、お店で打っていますが、そば・うどん店での修行で培った手打ちの技術が役立っています。自分が理想とするこだわりの手打ち麺を作るのにどうしても設置したい製麺機があったのですが、この補助金を活用することで、購入することができました!」
大きな看板が目印!“麺屋”という屋号からも、麺へのこだわりが伝わってきます。
清潔感のある店内の奥に、“モチモチ極太麺”の製麺機があります。
大きなチャーシューが入った「煮干そば」
店主の青山さん