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磐手公民館の稲穂塾では令和4年12月20日(火曜日)にA班が、令和5年1月17日(火曜日)にB班がそれぞれ、コグニサイズの講座を受講しました。コグニサイズとはしりとりや頭の中で数字を加算・減算する脳トレと梯子状のロープ(ラダー)を床に敷きその上を歩いたりする軽運動を組み合わせた認知症予防を目的とした取り組みのことです。
講師は健康運動指導士でコグニサイズ指導者の池下章さん。まず初めに座ったままで数字を数えながら手や指を動かすエクササイズですが、なかなか上手くできません。すると「上手く出来ないほうが脳が活性化されて効果が高くなりますよ。」との講師の声掛けに、塾生たちはホっとした表情を浮かべていました。
次に大集会室のスペースを大きく使ってラダーを敷きその上を歩きます。その時も先ずは数字を1から加算しながら歩いていきます。これはなんとかできたようですが、次は大きい数字から1づつ減算して歩きましょうということです。
これがなかなか難しい。数に集中すると脚が止まっていしまいます。脚を動かすと数字が飛んでしまいます。そこで再び講師が「上手く出来ないほうが脳が活性化されて効果が高くなります。」と声掛け。するとまたまたホっとした表情の塾生たち。こんな和やかな雰囲気で講座は進んでいきました。
最後に座席に座って今日のまとめです。講師が一番言いたかったのは「コグニサイズもいいけれど、外に出ておしゃべりをすることが認知症予防の効果が一番高い。」ということでした。ということは、稲穂塾そのものに認知症予防の効果が期待されるんですね。