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安全・安心な学校づくりの推進と取組み

ページID:004804 更新日:2023年2月24日更新 印刷ページ表示

平成30年に発生した大阪府北部地震及び台風第21号は、本市に甚大な被害をもたらしました。教育委員会では、これらの教訓を決して風化させることのないよう、児童生徒の安全確保に向け、安全・安心な学校づくり、いわゆる「学校安全」の取組に全力で取り組んでいるところです。

学校安全として対策を行う領域と主要な活動は次のとおりです。

3つの領域

生活安全(防犯)

学校・家庭など日常生活で起こる事件・事故など

交通安全

様々な交通場面における危険と安全、事故防止など

災害安全(防災)

地震や津波、風水害といった自然災害など

3つの活動

安全教育

自ら安全に行動したり、他の人や社会の安全のために貢献したりできるようにする

安全管理

児童生徒を取り巻く環境を安全に整える

組織活動

「安全教育」・「安全管理」の活動を円滑に進めるための学校内外の体制づくり

こうした学校安全の活動は、組織的かつ継続的な取組として、各小中学校が作成する年間計画に基づき適切に推進していく必要があります。

そのため、令和元年度には、学校安全のめざすべき姿やそのための方策を定めた「学校安全対策について(指針)」に加え、各校で学校安全の具体的な取組を推進するための手引書である「学校安全の手引」を改定しました。

また、学校安全に関する決意と意識を共有するため、小中学校の全教職員を対象とした学校安全セミナーを開催するなど、取組を着実に進めるための基盤づくりに力を注いできました。

今後は、この指針と手引に基づき、教育委員会をはじめとする教育関係者が一体となり、全力を挙げて学校安全の取組を推進することで、学校における安全教育の更なる充実と登下校時を含む学校生活の安全確保に努めていきます。

学校安全の手引<概要版>(PDF:1.2MB)

セーフティプロモーションスクール認証に向けた取組

さらに、市内全小中学校で組織的かつ継続的に充実した安全の取組を展開していくため、「安全教育」・「安全管理」・「組織活動」という学校安全の活動を総合的に進める先進的な施策として、モデル校区の小中学校4校でセーフティプロモーションスクール(SPS)の認証取得を目指した取組を進めてきました。

具体的には、令和元年9月に寿栄小学校を「学校安全推進モデル校」に指定。同校では、先進校への視察や事例研究を深めながら、SPSの理念に基づいた学校安全の取組を着実に進めてきました。その結果、令和3年3月、同校が本市で初めて認証を取得しました。

その後、同校を含む第三中学校区を「学校安全推進モデル校区」に指定し、第三中学校、芝生小学校、丸橋小学校においても、寿栄小学校での取組や研究の成果を踏まえ、同じ中学校区にある学校として互いに連携しながら、認証取得に向けた取組を積み重ねてきました。

こうした取組が認められ、令和5年2月に、第三中学校、芝生小学校、丸橋小学校の三校でも認証を取得することができました。

セーフティプロモーションスクール認証式後の記念撮影の写真です

1つの自治体で複数の学校が認証を取得しているケースはありますが、中学校区内に所在する全ての小中学校で認証を取得する事例は、「全国初」とのことです。

引き続き、モデル校区の4校において、引き続き校区としての連携を深めながら、SPSの理念に基づく活動を推進するとともに、モデル校区の取組で得られた成果やノウハウを他校区に普及することで、市内の全小中学校で学校安全の充実に取り組んでいきます。

「セーフティプロモーションスクール」について、詳しくお知りになりたい方は次のリンク(国立大学法人大阪教育大学 学校安全推進センター)をご覧ください。

セーフティプロモーションスクール(SPS)とは<外部リンク>

取組経過

令和元年9月

寿栄小学校を「学校安全推進モデル校」に指定
以降、認証取得に向けた取組を実施

令和3年3月

寿栄小学校でセーフティプロモーションスクール認証を取得

令和3年4月

寿栄小学校を含む第三中学校区を「学校安全推進モデル校区」に指定
同中学校区の第三中学校、芝生小学校、丸橋小学校で、認証取得に向けた取組を開始

令和5年2月

第三中学校、芝生小学校、丸橋小学校でセーフティプロモーションスクール認証を取得
中学校区内の全ての小中学校が認証校となるのは全国初

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