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高槻市菊花協会のご紹介

ページID:004436 更新日:2024年2月26日更新 印刷ページ表示

高槻市菊花協会は、昭和43年に、都市への人口集中による宅地開発で緑が消えていくことを嘆いた各地区の菊の愛好家が集まって公民館などで開催していた展示を、高槻市文化祭にて「菊花展」として行うようになった際に設立された団体です。当時の展示は各地区の愛好家が作った菊をそれぞれ展示するもので、7地区から出品されていました。しかし、愛好家の高齢化とともに、最近は地区の菊花会がなくなり高槻市菊花協会として出展しています。

本協会では、3月から10月と12月の各月に1回(年9回)講習会を行っています。内容は苗作りのためのさし芽の仕方や菊のよく育つ培養土についてなど、菊作りをこれから始める人でも理解できるように工夫しています。

毎年の文化祭には、市役所の東側で会員による「菊花展」を開催して多くの市民に秋の香りを提供しています。「高槻の秋は菊花展から」と毎年の菊花展を楽しみにされている市民の皆様の期待に応えるため、会員たちは毎日丹精込めて世話をしております。秋にはいい菊花を咲かせ、より多くの方々にあの菊の香りをぜひ味わってほしいものです。菊花展の会場にて、会員が交代で菊作りの説明をしたり、「菊作り相談」をしておりますので、その機会にぜひ一度お越しいただき菊作りの仲間入りをしてみませんか。

平成30年、令和3年、令和5年、本協会会員が日本全国大会に出品しました菊が優勝(高松宮妃記念杯を受賞)し日本一となりました。このことは、協会員の励みとなり、尚一層いい菊を目指そうと意欲が高まっています。また文化祭菊花展では、全国大会レベルの腕前で作った菊を展示できることと期待しており、ぜひ市民の皆様にご観賞いただきたいと思っております。

菊花展の様子