本文
令和6年10月
令和6年10月30日 食品ロス削減の取り組み「フードドライブ」を実施
30日、総合センター1階でフードドライブを実施しました。
フードドライブとは、家庭で余っている食品を持ち寄り、食品を必要としている人々に譲渡する活動。食品ロスは、国内で年間472万トン発生(令和4年度)していて、食品ロスを削減することは喫緊の課題とされていることから、市では、未開封で常温保存ができ、賞味期限が1か月以上残っている食品を対象にフードドライブを企画。当日は、約300のレトルト食品やふりかけなどの寄付が行われました。この日、寄付をした人は「自分の寄付が誰かの役に立てれば嬉しい」と話していました。なお、集まった食品は、社会福祉協議会などを通じて、子ども食堂や福祉施設などに寄付される予定です。
令和6年10月29日 第三中学校で弁護士から特殊詐欺について学ぶ特別授業を実施
30日、第三中学校の授業に弁護士を講師として招いて、特殊詐欺被害に関する授業が行われました。
近年、若者による特殊詐欺被害が増加している中で、子どもたちが詐欺の加害者や被害者になることを防止する必要があります。そこで、普段から特殊詐欺に巻き込まれた人々の対応をしている弁護士が子どもたちへ教育を行う機会を設け、今後の被害縮小へつなげるために今回の授業を実施。当日は、3年生の6クラスそれぞれに弁護士が1人ずつ登壇し、授業を開始しました。弁護士資格を取得するまでの経緯や弁護士の仕事内容などを話した後、特殊詐欺グループの仕組みや特殊詐欺の受け子になったことによって逮捕された子どもたちの事例などを分かりやすく説明。その後、生徒たちは6人ずつのグループに分かれて、特殊詐欺被害に関する事例に基づき、詐欺にあった場合の危険性などについて話し合いました。この日、授業を受けていた生徒は、「高齢者だけではなく、若い人たちも詐欺に引っかかっていると聞き驚いた」と新たな気づきについて話していました。
令和6年10月29日 今城塚古代歴史館で旧石器時代の出土品がズラリと並ぶ企画展を開催
2万年から3万年前の石器が多数揃う企画展「旧石器時代を探る-郡家今城遺跡から見えるもの-」が今城塚古代歴史館で開催されています。
同展では、平成10年2月に大阪府有形文化財に指定されている、奈良県の二上山から同遺跡へ運び込まれた火山岩「サヌカイト」を材料に作られた狩猟具のナイフ形石器、槍の先端に付けて使用する角錐状石器などの出土品や発掘当時の調査記録を展示していて、約500点の様々な石器を観覧できます。この日、企画展を訪れていた人は、様々な石器を真剣な表情でじっくりと眺めていました。同展の開催は、令和7年2月11日(火曜日)まで。
今城塚古代歴史館 第28回企画展「旧石器時代を探る-郡家今城遺跡から見えるもの-」
令和6年10月29日 北摂地域初の有料広告掲載マンホール蓋完成を記念してお披露目会開催
29日、民間事業者等の宣伝広告等を掲載した6つのマンホール蓋の完成を記念してお披露目会が開催されました。
この事業は、宣伝広告等をマンホール蓋に有料で掲載し、広告料収入を下水道施設の維持管理費用等に充当する北摂地域で初の取り組み。マンホール蓋には、宣伝広告等に加え、「将棋のまち高槻」を応援するコメントも掲載されています。アクトアモーレ2階アクトドームで行われたお披露目会では、濱田市長が「マンホール蓋というインフラを活用する新たな取り組みでまちを盛り上げていきたい」と挨拶。お披露目会終了後には、市職員の手でJR高槻駅北駅前広場周辺に新たなマンホール蓋が設置されました。
令和6年10月29日 大阪府森林組合と災害復旧に関する協定締結
29日、市は大阪府森林組合と、暴風雨などの自然災害で市山間地域等に被害が発生した場合に、同組合が持つ森林災害を復旧させた経験と木材を再資源化する技術を生かし被害の拡大防止と迅速な復旧を行うことを目的とした協定を府内で初めて締結しました。
本協定では、暴風雨その他の異常な自然現象等により、市山間地域等に災害が発生した場合に、同組合が危険倒木等の伐採や除去、伐採木等の収集運搬業務、伐採木等の保管及び処分を実施することを定めるとともに、同組合から動員される人員と資機材の数量をあらかじめ確保しておくことを定め、迅速な災害復旧への着手を実現させます。この日行われた締結式で、同組合代表理事組合長の栗本修滋さんは「組合が持つ技術を活用し、全力で災害からの復旧に取り組む」と意気込みを語り、濱田市長は「将来の災害発生に備えるため協定締結は大変有意義。今後は両者がさらに連携を深め、防災力向上に努めていく」と話しました。
令和6年10月28日 秋を彩る菊の展示会を開催
市役所本館東玄関前で、菊花協会主催の「第56回高槻市菊花展」が今年も開催されています。
今回は、同協会会員が、赤、白、黄の3鉢を1セットにした「3鉢組」、小菊を丸くドーム型に仕立てた「ドーム菊」などを含めた全5部門へ約80点を出品。28日には、菊全体のバランスや花・葉の大きさ、茎の太さなどから美しさを競う審査会が行われ、高槻市長賞と議長賞に大西憲一さん、教育委員会賞に森厚三さんが選ばれました。同展に訪れた人は「鮮やかでとても綺麗にさいている」「菊の花を間近で見れる機会がめったにないので嬉しい」と感想を話していました。同展の開催は、11月7日(木曜日)まで。
令和6年10月21日 食欲の秋 園児がサツマイモ掘り体験
21日、市内の農園で秋の味覚サツマイモが収穫時期を迎えたことから、子どもたちがサツマイモ掘り体験を行いました。
この日参加した、社会福祉法人ヴァンヴェール会認定こども園深沢ガーデンの園児40人は、土から覗くサツマイモの先端を見つけ、スコップと手を使いながら一生懸命土を掘り始めました。てんとう虫やミミズなど畑に潜む虫を見つけて楽しみながら、様々な形のサツマイモを見事に掘り上げた園児は、「イモ掘り楽しい。また来年もしたい」などと喜んでいました。
令和6年10月17日 しろあと歴史館で甲冑の名品が並ぶ特別展が開催中
戦国・桃山時代から江戸時代までの甲冑約70点を展示する特別展「戦国・桃山甲冑と大名具足 甲冑名品展」がしろあと歴史館で12月8日まで開催されています。
特別展では、戦国・桃山時代という実用の時代の甲冑が持つ機能美と、江戸時代に美術工芸技術の頂点の一つとなった大名具足の華麗さを対比して紹介。研究者のあいだで現存する室町時代の腹巻の最高級品とされる「紅糸中白威腹巻」をはじめ、貴重な展示品が勢ぞろいしています。この日特別展を訪れていた人は、一面に並べられた甲冑を真剣な眼差しで眺めていました。
令和6年10月11日 川西中学校区が合同で不審者対応教職員訓練を実施
川西中学校で11日、不審者が校内に侵入してきたときの教職員の動きを把握し、実際の緊急時に備えるため、不審者対応教職員訓練を行いました。
訓練には、川西小学校・津之江小学校・川西中学校の教職員約80人が参加。さすまたを使用した不審者対応や怪我をした子どもへの対応・心肺蘇生などの訓練を行いました。その後、参加者はグループに分かれて訓練を振り返るとともに、対応の改善点などについて意見交換を実施。参加者からは「さすまたの使用を単独で行っていることがあったが、1対1だと危険なので複数人で対応すべきだと思った」「心肺蘇生を廊下で行ってしまうと、二次災害につながる危険性があることに気づいた」などの意見がありました。
令和6年10月10日 酷暑を乗り越えたコスモス畑が見ごろ近づく
市南部の三島江地区で、休耕田を活用してコスモスを植えた「コスモスロード」が今年も一般公開されています。
この取り組みは、三島江実行組合が平成2年から実施しているもの。同実行組合長によると「30年間取り組んできたが、今年は酷暑の影響で一番の不出来」とのことですが、それでも、約8アール(800平方メートル)では、ピンクや白などの花を咲かせた可愛いコスモスが広がっています。10日時点では6分咲きで、この日、コスモスロードを訪れた人は、楽しそうにコスモスを眺めながら散策していました。なお、15日頃から見ごろを迎える予定。一般公開は10月31日(木曜日)までです。
令和6年10月8日 行政相談委員の掛川文子さんが総務大臣表彰受賞を市長に報告
8日、行政相談委員の掛川文子さんが市役所を訪問し、濱田市長に行政相談委員総務大臣表彰を受賞したことを報告しました。
掛川さんは、本市担当の行政相談委員として平成23年4月から活動。年2回開催している「高槻・島本総合相談所」では中心メンバーとして参加し、街頭宣伝活動を実施して行政相談制度のPRに努めるなど同委員の活動に尽力。その功績が認められ、同彰の受賞が決まりました。
掛川さんは「表彰いただき大変光栄です。相談業務は学ぶことが多く、自分自身も成長できる機会になりました」と話し、濱田市長は「今後も様々な分野でのご活躍を期待しています」と話しました。
令和6年10月8日 阪急阪神ホールディングスと魅力あふれるまちづくりのため包括連携協定を締結
8日、市は阪急阪神ホールディングス株式会社と魅力あふれるまちづくりなどを目的とした包括連携協定を、阪急京都線沿線の自治体として初めて締結しました。
これまでも市と同社グループは、まちづくりや公共交通の分野において協力を行っていて、今回、今年が本市のまちづくりが飛躍的に発展する契機となった阪急高槻市駅周辺の連続立体交差事業完了から30年となる節目の年であることから、阪急京都線沿線の自治体として初となる包括連携協定の締結に至りました。締結式で、同社代表取締役社長の嶋田泰夫さんは「協定締結という高槻市との貴重なご縁をいただいた。これからも高槻市と共にまちづくりの歴史をつむいでいきたい」と挨拶。濱田市長は「阪急京都線沿線初の協定締結は大変光栄。今後も連携を強化し、まちづくりの幅広い分野で共に取り組んでいきたい」と話しました。
令和6年10月3日 農業委員会が「農地等利用最適化推進施策等に関する意見」を市に提出
3日、農業委員会が「令和7年度高槻市農地等利用最適化推進施策等に関する意見」を市に提出しました。
これは、「都市農業振興施策全般」、「地産地消や食育啓発、主産地育成事業の推進」など、4つのテーマに分けて、農業施策に対する農業者や農業関係団体などの意見を取りまとめたもの。この日、同会の森本会長から意見書を受け取った濱田市長は「農業は本市の重要な産業であり、いただいたご意見は今後の市政にできる限り反映していきたい」と話しました。
令和6年10月3日 ダイキン工業株式会社に高槻市環境保全活動功労者表彰
3日、環境保全、ごみ減量・再資源化及び環境美化について功労があった個人・団体を表彰する高槻市環境保全活動功労者表彰を実施し、今年度受賞が決定したダイキン工業株式会社へ濱田市長が感謝状を授与しました。
同社は「環境保全」、「教育支援」、「地域共生」を柱にした社会貢献活動の一貫で、大阪府が実施する、森づくり活動への参画を希望する企業・団体と森林所有者をマッチングする「アドプトフォレスト制度」に参加。平成24年から10年以上にわたり本市原城山地区で、有志社員が集まり、荒廃した竹林整備のため、詰まって生えている竹の間伐やタケノコ堀りで竹の数を調整し竹林の環境を整える活動などを実施しています。この日市役所を訪れたダイキン工業株式会社Csr・地球環境センター担当部長の吉澤正人さんは「長きにわたり活動してきたことを評価いただき非常に光栄です」と挨拶。濱田市長は「本市の自然環境保全に貢献された功績に深く感謝します」と話しました。
令和6年10月1日 高槻市から10人が全国障害者スポーツ大会に出場
1日、「第23回全国障害者スポーツ大会Saga2024」に本市から10人が出場することとなり、このうち6人が市役所を訪れ、濱田市長に出場を報告しました。
この大会は、障がいのある選手が競技等を通じスポーツの楽しさを体験するとともに、国民の障がいに対する理解を深め、障がい者の社会参加を推進することを目的に、平成13年の第1回大会以降、毎年開催されています。この日、市役所を訪れた6人は、濱田市長に「日本新記録を出せるよう頑張ります」「メンバー全員と力をあわせて必ずメダルをとります」などと力強い決意を述べ、濱田市長は「悔いのないようベストを尽くしてください。健闘を祈っています」と選手たちを激励しました。
令和6年10月1日 100年前の大水害発生の地で市長・職員が防災の決意新たに
1日、大塚町の淀川堤防にある大塚切れ洪水記念碑前で、濱田市長らが参加し、伝承式が実施されました。
「淀川大塚切れ」では、大正6(1917)年10月1日、台風による連日の大雨で淀川の水位が上昇し、大塚地区の堤防が約200メートルにわたって決壊。淀川右岸一帯で被災戸数が15,358戸、被災人口は約65,000人と甚大な被害が発生しました。伝承式は、この大水害の教訓を後世に伝えるために実施しているもので、当日は、濱田市長と近畿地方整備局淀川河川事務所長のほか、淀川河川事務所と市の職員約25人が集合。漢文で刻まれた洪水記念碑の要約文を参加した職員全員で読み上げ、参加者は水害から市民の生命・財産を守り続けていく決意を新たにしました。
令和6年10月1日 能登半島地震で被災地支援に従事した職員が市長に派遣報告
1日、令和6年能登半島地震により被災した石川県能登町に下水処理施設などのインフラ設備復旧業務に従事するため、5月から派遣していた職員が濱田市長へ現地での業務等に関して報告を行いました。
市長を前に、派遣された篠原宏孝さんが資料を用いて被災地での下水道関連施設の被害状況や復興の見通し、派遣先での担当業務などについて説明。篠原さんは、「一日でも早い復興を目指し業務に取り組みました。派遣で得た知識を本市のために生かせるようこれからも頑張ります」と話し、濱田市長は、「長期間の派遣ご苦労様でした。被災地での経験を他の職員にも還元してほしい」と話しました。