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第19回 大同機械製造株式会社の紹介
長年培ってきた技術で世界に誇るポンプを製作
大同機械製造株式会社(深沢町)は、化学プラントで心臓の役割を果たす特殊ポンプの老舗企業です。同社は、昭和22年に空気圧縮機、真空ポンプメーカーとして大阪市福島区で創業。昭和44年に高槻工場を新設、同47年に本社を市に移転し、現在に至ります。
創設者が日本で初めて開発に成功した「内転歯車ポンプ」は、高温度、高粘度の液体移送用の特殊ポンプです。ポンプ内部にある歯車の摩擦を最小限に抑え、高い耐久性と低騒音性を実現し、粘度が高い物質も安定して大量に移送することができます。また、納入会社から高い評価を受けており、大手化学会社への豊富な納入実績もあります。
近年は、海外プラントの大型化に対応すべく、世界最大級の総重量(13トン)や排出量(毎分1万1000リットル)を誇るポンプの製作など、長年培ってきた経験や技術を生かした製品作りに取り組んでいます。
今年、創立70周年を迎える同社。さらなる技術革新と最高の品質でグローバルに進化し続ける企業です。