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高槻市木材利用基本方針
「高槻市木材利用基本方針」の改定について
これまで、本市では「高槻市木材利用方針」(平成26年9月施行)を策定し、公共建築物の整備や公共土木事業等の実施においては、可能な限り木材を使用した方法を採用し、府内産材の利用に努めてきました。
今般、国の「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」に改正され、木材利用促進の対象が公共建築物から民間事業者も含めた建築物一般に拡大されました。そこで本市においても、同法第12条に基づき「高槻市木材利用方針」を改正しました。
方針の趣旨
本市の森林は、都市近郊に位置していることから木材生産はもとより、水源涵養、山地災害防止、快適環境形成、生物多様性保全といった森林の果たす役割は大きく、生活とも深く関わっています。しかしながら、平成30年の台風第21号による大規模な風倒木被害を始め、間伐等の遅れにより荒廃の恐れがあります。
そこで、市内における府や本市が行う建築物の整備や公共工事等に可能な限り木材を使用し、積極的に府内産材の利用に努めるとともに、民間事業者が整備する建築物に対し木材の利用を積極的に働きかけていくことにより、脱炭素社会の実現に向け地球温暖化の防止に貢献し、循環型社会を形成します。加えて木材利用の推進により、林業・木材産業を持続的に成長させ、市内の森林・自然環境の向上につながります。
高槻市木材利用基本方針
大阪府木材利用基本方針<外部リンク>
おおさか材認証制度<外部リンク>