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アメリカオニアザミにご注意!
アメリカオニアザミは、ヨーロッパ原産のキク科の植物で、国の生態系被害防止外来種に指定されています。
繁殖力が非常に強く、他の植物の生育場所を占領してしまう可能性があるほか、非常に硬く鋭いトゲを持っており、不用意に触れると危険ですのでご注意ください。
特徴
- 花色 :紫色
- 開花時期 :7月から10月ごろ
- 葉 :ギザギザでトゲがある
- 高さ :50から100センチメートル程度(小さいお子様は特にご注意ください)
- 形態、形状 :非常に硬く鋭いトゲを持つ
開花したアメリカオニアザミ
駆除するときは
- 革手袋等の丈夫な手袋(トゲが非常に鋭いため、軍手では貫通してしまいます。)を着用し、草刈り鎌等で刈り取るか、スコップで周囲の土ごと掘り返してください。
- 多年草のため、駆除を行っても株や根が残っていれば再生します。根ごと駆除することが理想です。
- 花が咲き、種子が飛散する前に駆除すると、被害の拡大防止により効果的です。
- 花が咲いているときに駆除した場合は、そのまま放置しておくと、種子が飛散することもあるため、駆除後は早めに可燃ごみとして処分してください。
- 可燃ごみとして処分する際は、収集作業員の安全確保のため、新聞紙などで包み、袋に「とげ注意」などの表示をするなど、危険を知らせるご配慮をお願いします。