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芥川のええとこ30選の選考結果
芥川・ひとと魚にやさしい川づくりネットワーク(愛称:芥川倶楽部)20周年事業として、4月から9月までの間、みなさまが感じている芥川の魅力についてメッセージを募集させていただきました。応募総数は158件。メッセージ以外に写真やイラスト等たくさんのご応募ありがとうございました。
特徴的な場所や風景、生き物や自然、活動や人と川とのつながりをテーマに選考した結果、33件のメッセージが選ばれました。

メッセージの解説や展示
選ばれた33件は令和8年2月28日(土曜日)に開催するシンポジウム 人と生き物に優しい川づくりを目指して 芥川で私たちにできることって?でも解説を行う予定です。
選ばれなかったメッセージも33件のメッセージや写真、イラストとともに、令和8年2月7日(土曜日)から令和8年3月8日(日曜日)までの1か月間、あくあぴあ芥川1階の企画展スペースにて掲示させていただきますので、ぜひご覧ください。
なお、景品の抽選結果については、当選者のみご連絡いたします。
メッセージの紹介
No.1 芥川に流れる楽しい時間
芥川沿いの風景は、楽しい未来が待っているように感じるところが好きです。結婚を機に芥川の近くで新生活を始めましたが、なかなか慣れず悩んでいました。そんな時夫と川沿いを散歩し、川で遊ぶ子ども、芥川緑地や摂津峡で遊ぶ学生、テニスをする御夫婦、あくあぴあや桜堤でピクニックする家族が目に入りました。どこを見ても老若男女問わず誰もが楽しそうで、ここで築く自分の明るい未来を垣間見たように感じた大切な場所です。
芥川のファン さん
No.2 津之江グランド
娘二人がまだ小さかった頃、津之江グランドの近くに住んでいました。次女はベビーカーに寝て、長女は後ろに立たせて、私は網とバケツを片手に長靴を履いて。津之江グランドのそばの芥川に、毎日毎日魚やエビ取りに出掛けていました。芥川にすんでいる魚を飼っていましたので、そのエサを取るためです。 晩ご飯の準備を終えた夕方、毎日グランドをお散歩していました。私も若かった!よくやっていたなぁと、良い思い出です。
うんさん さん
No.3 芥川のドンドコ
昭和20年、私が4歳の時戦争で大阪難波、桜川から疎開してきて、初めて川遊びをしたのが芥川です。 国鉄の鉄橋の少し下流に堰があり、水がドンドコと音を立てて滝のように流れ落ちている場所があり、僕たちはドンドコと呼んでいました。ドンドコには少し深いところがあり、兄とよく泳いだものです。その場所はモロコが沢山釣れて、母が甘露煮にしてくれて美味しく戴いた思い出があります。
おーいヤッサン さん
No.4 ひん岩の岩脈
50年も昔、高校の部活で摂津峡を歩いている時に先輩から「ここ、ひん岩、岩脈地」と教わりました。大きな平たい石の間をまっすぐ貫く黒い石。ひん岩の何かも知らぬまま、地球の歴史をきざんだすごい場所なのだと感じました。それはずっと今もです。川からつながる滑らかな石肌と、周りをとり囲むやさしい木立があり、水の生きもの、林の生きものに出会える好きな所です。
もにょまる さん
No.5 門前橋から塚脇橋
この区域は、芥川の中でもとても自然が身近に感じられる区域だと思います。私はコロナ禍による自宅待機中にここを歩くようになりました。川のせせらぎ、可愛い鳥の姿やさえずり、時折り見える魚の群れ。季節ごとの美しい風景に、毎日歩いても飽きることはありません。不安なコロナ禍の毎日を乗り越えられたのは芥川のこの美しい風景のお陰です。そして今、わずかばかりのご恩返しに芥川のゴミ拾いをしています。
ひょろーん さん
No.6 川の中の生ものたんけんたいのイベント
オイカワやカワムツがきれいだったし、おじさんたちがとてもやさしかったから。みんなさかなはキラキラかがやいていた。とてもきれいと思ったから。みんなやさしいから。そしてみんなやさしいし、さかなもやさしかった。
ねこねこあいす さん
No.7 桜堤公園下流の護岸の階段
程よく川に近く、座っていると川のせせらぎの音や川の中を泳ぐ魚の姿を見ることができます。春から秋にかけては河川敷の桜などの木々が適当な木陰も作ってくれます。夕方近くになると、高校生や若いカップルが座ってなんとなく時を過ごしている風景は京都の鴨川みたいで、若い世代が手軽に川や自然にふれあえる雰囲気のあるこの場所が好きです。
ゆううじ さん
No.8 活動『芥川たのしみ隊』
近所に遊べる川がなく、子どもに自然体験をさせたいと思っていた時に出会いました。川が好きな方々による縦と横の関係が息子を著しく成長させてくれています。まさに『川ガキ』を育ててくれる活動です。単なる魚捕りだけではなく、興味があることを圧倒的知識を持った大人たち、先輩たちがより深堀りし、体験させてくれます。この活動は現在継続中ですが、いつか息子がまた下へ横へと繋いでくれることだと思います。
うさよん さん
No.9 源流
芥川の源流は、高槻市樫田地区の最北部「明神ケ岳」山中の大きな杉林に囲まれつつも少し開けた空間にあり、苔むした倒木の間を縫うように静かに水が湧き出ていました。5月に訪れたときはその流れの中からタゴガエルのグゥッグゥッ、グゥッグゥッと輪唱する鳴き声が低く響いていて、ここに至る山みちには小さく可愛いミズタビラコの群生も見られました。「芥川の秘境」感漂う場所なので応募しました。

taktak さん
No.10 芥川の川遊び
私が川遊びが好きな理由は、子どもと一緒に楽しい思い出を作ることができるからです。初めての子どもとの川遊びは、摂津峡の芥川でした。 初めて感じる川の流れ、川にいる小さな小魚、木々から聞こえるひぐらしの鳴き声など、好奇心旺盛な子どもにとって、どれも新鮮で、キラキラした目で楽しんでいました。帰ってからも「川遊びにまた行きたい!」と言って、夏休みの間はずっと川遊びをしたのは良い思い出です。

おちゃ さん
No.11 桜と川のせせらぎ
結婚し高槻に来て知り合いもおらず1人でした。12月に長女が産まれ4月に長女をつれて芥川に来ました。赤ちゃんと桜と川のせせらぎに癒され、寂しさも吹き飛んだのを懐かしく思います。
高槻大好き さん
No.12 電車や新幹線が見える風景
小さい頃から電車や新幹線が大好きな子どもたち。自転車で芥川の堤防に上がり、色々な電車を心ゆくまで眺めました。開けた景色で気持ちが良いです。
子鉄ママ さん
No.13 あくあぴあ芥川での虫取り
私が子どもの頃は川遊びや2F、1Fの展示を楽しみ、今は息子と毎週虫採りや館内でも半日は過ごしています。採った虫は毎回2Fの生物の先生に見せてたくさんのお話を聞いています。息子(3歳)も私も大好きなあくあぴあ芥川です。
ayanaiori さん
No.14 夏の思い出
子供の頃、週末になると家族やご近所さんと一緒に摂津峡に遊びに行きました。 上の口から遊歩道を歩きながら、川の音が聞こえてくるとワクワク感はMAX! 飛び込んだ川の水は冷んやりと気持ちよく、大きな岩の上をぴょんぴょん飛び回ったり、沢蟹を見つけたりと、とても楽しかった夏の思い出です。
ドキンちゃん さん
No.15 喜怒哀楽の風景
喜んでいる風景とは、たくさんの人たちが集まって賑わっている時、怒っている風景とは、大雨が降り洪水で近寄りがたい時、哀しい風景とは、夕暮れから日没になる時、楽しい風景とは、たくさんの生き物が生き生きしている時でこれら全ての風景の芥川が好きで癒されます。
川とともに さん
No.16 ランニングコース
中学の時の駅伝大会で走った思い出やフルマラソンに出るために練習をした思い出があります。今でも友だちと走っています。
いんちゃん さん
No.17 原地区
渓流を下って来た芥川の流れは原大橋から勾配が緩くなり扇状地を形成。芥川によってつくられた河岸段丘が形成され、古い集落は一番高い東、西側の里山沿いに並ぶ光景はまるで地形の模型。かつては下流側の高台から盆地を眺めるのが好きだった。特に、秋は稲穂実る中を芥川が流れ、冬には寒天のさらし場が田んぼに広がり、冬の風物詩だった。ほんの50年前の光景ですが、とても懐かしいです。
公表名なし
No.18 芥川の水中の風景
市街地を流れる河川にも関わらず、水がきれいで多様な生物が生息しているから。特に、水中を鮎が群れをなして泳ぐ映像は、四国の清流を彷彿とさせ、初めて見た時に感動しました。
淀川のあひる さん
No.19 芥川桜堤公園とその前にある落差工
20年前、市民の皆さん、高槻市役所、茨木土木事務所が、力を合わせて、落差工に土嚢で実験魚道を設置。 魚が実験魚道を通って遡上するところを確認できた。 みんなで挑戦したのが良い思い出。
公表名なし
No.20 芥川1号井堰魚道から見た北側の景色
芥川の水面の向こうには津之江公園と堤の緑が広がり、更に視線を遠くに移すと北摂の山々が連なっています。風のない日は、水面に写った空と緑が絵画を描きます。
Ayu love75 さん
No.21 芥川緑地 木陰のベンチ
5月のある日、子ども達とあくあぴあ近くの芥川で魚とりをしたあと、階段をのぼって芥川緑地に出たところ、お年寄りが木陰のベンチに座って川の方を見ているのを見つけました。 その姿はとても自然でリラックスしておられるようでした。そこで了解を得たあと写真を撮りました。芥川と木陰のベンチとお年寄り、いい写真が撮れました。

衣川 光宏 さん
No.22 新川ヒメボタルと桜堤
芥川大橋から城西橋間に春は約150本の桜と芝桜、花々が見事に咲く花の名所です。準絶滅心配種のヒメボタルの生息地があり5月は小さな光が乱舞し幻想的な光景を見ることができます。 初夏からは紫陽花やタチアオイ、蓮が次々と咲き誇り、秋にはオレンジ色のキバナコスモスが鮮やかに揺れ、冬は水仙が芳香を放つ。メジロやウグイス、カワセミなどの野鳥や渡り蝶のアサギマダラも飛来する自然豊かな大切な場所です。

新川姫蛍と花を守る会 さん
No.23 あくあぴあと遊歩道
私の家があくあぴあ芥川に近いこともあり、子供や孫と一緒に緑地内の虫取り(ちょうちょ、とんぼ)に来たものでした。あくあぴあの方にも何度となく足を運び川魚やこん中標本、鹿等の剥製など見学し楽しませてくれた(親子学習)の場でした。私的には、50才を過ぎた頃から、生活習慣病がひどくなり、遊歩道を歩くことが日課の時もあり生活習慣病と戦った場所でもあります。お世話になった、あくあぴあ芥川、遊歩道ありがとう。
公表名なし
No.24 塚脇橋の水鳥
芥川の遊歩道の散歩を常とする私、塚脇橋で水鳥の姿を楽しむ。白色のシラサギ、黄色の長い足で、小魚を探すため直下の小石をひっくり返している。子供のサギは岸辺の草にかくれている魚を探している。年に1、2回美しいカワセミが木枝に獲物を探している姿を見る。セグロセキレイは、身軽に水辺の石をピョンピョンと飛び移って虫類を餌にしているらしい。 冬になるとマガモが北国から多く訪問している。主に水草を食べているようだ。
散歩マン さん
No.25 石ひろい
芥川には大きい石も小さい石もあってとてもきれいな石もたくさん見つかります。芥川は私の知るなかで一番石がじゅうじつしている所だからです。
ヤオオ さん
No.26 芥川の源流出灰川
樫田、出灰の自然、里山に魅せられて毎週末遊びに行っています。週ごとに少しづつ変わる様々な生きものたちの姿はいつも新たな発見があり、子供たちも生き生き遊んでます。
中村 研太 さん
No.27 帰ってきた芥川
大阪に通学、通勤していた時JRで芥川をわたると高槻に帰ってきたとほっとします。
ぱん さん
No.28 芥川に棲む魚たち
芥川にはとてもたくさんの魚たちが棲んでいます。 特に夏場にはアユの遡上が見られたり、綺麗におめかししたオイカワやカワムツと出逢えたり。大阪では絶滅危惧2類(VU)に選定されているミナミメダカにも出逢えたり。ヨシノボリやムギツクなど芥川を代表するたくさんのお魚でにぎわっています。水もきれいで子供たちも安心して遊べる浅瀬も多く、多くの子供たちが魚をはじめ生物や自然とのふれあいの場になっている素敵な芥川です。
たかさん(たかさんとこのガサガサ) さん
No.29 あくあぴあ芥川から下の口までの遊歩道
孫との散歩道。ある時は、虫取り、ある時は野鳥観察、ある時は草花の名前を質問攻めに!虫籠、虫網、双眼鏡、ポケット図鑑は必須アイテム。今の時代では自然に触れ会話する貴重なひとときを与えてくれる場所です。
さらのじいじ さん
No.30 摂津峡
市街地から車で20分足らずの所に、この様なすばらしい渓谷があるなんて驚きです!切り立った断崖、大小様々な奇岩、それらの間を下る清流、さわやかな水音、水面に映る木漏れ日そして渓谷を包み込むような秋の紅葉、それら自然の輝きに心が洗われます。もし、「高槻の絶景30選」があるならば、間違いなく1位に選ばれるのではないでしょうか。
高槻ののんちゃん さん
No.31 こいのぼり
こいのぼりを見に行った時いろんな色があって「きれいだなぁー!」と思いました。 とくに心にのこっていることは、いっぱいのこいのぼりが川を泳いでいるみたいでわくわくしました。
さわたん さん
No.32 下をくぐる水路
昔から洪水に悩まされていたこの地域の人にとって、洪水であふれた水を排水するのに芥川がさぞ邪魔者に思えただろう。川底に水路(番田井路)を掘る決断、完成した当時を想像しながら、良いことばかりではない、芥川との長いおつき合いを考えさせてくれるから。
ケリー さん
No.33 ゆめ桜通り
レンガ敷きの遊歩道に、春になると美しい桜のトンネルが現れるゆめ桜通り。人々が頭上の桜を見上げて行き交う、あの穏やかな空間が大好きです。私が小学生の頃、この遊歩道の名称を募集しており、母が考案した「ゆめ桜通り」という名前が選ばれました。道路名のプレートが揚げられ、今では地図にも記載されているこの道を通るたび、少し誇らしい気持ちが胸をよぎります。
はるばる さん
関連ページ
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クロスパル高槻(総合市民交流センター)ホームページ<外部リンク>

