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お産がすんだら

ページID:003625 更新日:2022年3月22日更新 印刷ページ表示

 分娩後、母体が妊娠前の状態に戻るまでの約6から8週間(産褥期)までは、十分な休養が必要です。
 家族に協力してもらい、お母さんが睡眠不足や過労にならないように気をつけましょう。

産後の健康と注意

  • 子宮の収縮
    • 子宮がもとの大きさにもどるために収縮が始まる
    • 後陣痛という陣痛のような痛みがある
    • 6から8週間後に子宮は妊前と同じ大きさになる
  • 悪露(おろ)
    • 子宮の内側(胎盤がはがれた場所)から出血がつづく
    • 産後3日ごろまでは、赤色の血性で、次第に褐色・黄色・白色になり、6週ごろにはなくなる

悪露がつづく間は、トイレのたびに外陰部を消毒し、清潔を心がけましょう
悪露がなくなるまで、入浴は避け、シャワーを浴びるようにしましょう

こんなときは受診を

 次のような症状がみられたらすぐに医師に連絡しましょう。また、異常がなくても産後1か月の健診は必ず受けましょう。

  • 出血がつづく
  • 粘り気があり、赤黒くにおいの強い悪露がいつまでもつづく
  • 腰痛・腹痛がある
  • 会陰切開の縫合部のはれがつづき、痛む
  • 発熱・頭痛・めまい・むくみがある
  • 尿が近く、排尿すると痛い
  • 残尿感がある
  • 乳房が痛い
  • 貧血、息ぎれが激しい