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令和6年度 第3回「保育士のためのセミナー」を開催しました

ページID:141333 更新日:2025年1月8日更新 印刷ページ表示

高槻市 保育士・保育所支援センター主催による「保育士のためのセミナー」を令和6年12月14日(土曜日)に開催しました。

絵本「おとなも子どもも楽しめる絵本がいっぱい」

「おとなも子どもも楽しめる絵本がいっぱい」というテーマで、えのほん研究家 加藤啓子さんをお招きして、令和6年第3回保育士のためのセミナーを開催しました。

加藤啓子さん

先生に、300冊の絵本や写真集、料理本、また、それらを展示する手作りの面展台を持ってきていただきました。ズラリとセッティングすると圧巻で、絵本の表紙も吊るしたり、廊下に貼るとワクワク感が沸き上がってきました。大人でも思わず、手に取って見入ってしまいたくなる楽しい雰囲気の中で講演が始まりました。

セミナーの様子1

絵本の世界の入り口にいる子にとって、名作をきちんと読むということは、まだ先のことで、食べ物の本や写真集を手に取ってめくることから始まります。その子だけに聞こえる小さな声でささやくと、ぴたっと身体をくっつけてきて子ども達のつぶやきや笑い声を受けとめることができるという話を聞かせてもらいました。

セミナーの様子2    セミナーの様子3

また、先生が実際に絵本の読み聞かせをしてくださいました。

加藤啓子さん

・じらす

・繰り返す

・年齢にこだわらず、大きな子にも赤ちゃん向けの絵本を見せる

・小さな声で読む

・解説はしない

などのコツを教えていただき、絵本を楽しみました。尚、名作と言われる絵本が読めるようになれると、作者の名前も聞かせるそうです。

私たち、大人も色々な本をもっともっと楽しんでいきたい!子ども達と一緒に絵本を楽しみたいなあと感じる素敵な時間を過ごすことができました。

参加者の声(一部抜粋)

・絵本の奥深さを改めて感じました。子どもの年齢を気にせず、読み聞かせを楽しんでいきたいです。

・私が感じたわくわく、どきどきを子ども達にも伝えられたら、子ども達と感じることができるかなと思いました。大好きな「ぞうくんのさんぽ」をこんな風に見たことがありませんでした。

・子ども達と楽しい時間を共有できるように工夫してみたいと思います。

・じらして、喋りすぎず、子ども達の思いのままに選んだものを読んであげたいです。

・絵本の読み方について学びましたが、今日から子どもに絵本を読むときの参考になるものばかりでした。「広場」というものへの理解も深まり、参加してよかったです。

・ただ字を読むだけでなく、絵本に色々な読み方があるということを教えていただきました。これから保育現場で働くことになるので、活かしていけたらと思います。

・子どもの心を引き付ける読み聞かせの方法を学べてすごく楽しかったです。今後は、自信を持って、子どものためになる読み聞かせをしていきたいと思います。

・じらす、繰り返すなどをして、5歳児に0、1、2歳児の本を読んであげるなど知らないことを考えさせられることがたくさんあり、とても勉強になりました。

・目からうろこでした。私はいっぱい喋りすぎたとことがわかりました。とても役立ちました。

・絵本が更に好きになり、日々の保育でもできるだけ、実践しています。もっと好きになりました。絵本って奥深いです。

・絵本は、ただ字を読むだけではなく、会話を楽しむ、絵本の絵を見て発見して楽しむ、繰り返して読む見ることの大切さを感じました。

・「絵本」や「絵本の読み方、聞かせ方」に対する固定観念が大きく変わりました。

・年齢にふさわしい絵本をという固定観念があったが、今日の研修でそれに囚われる必要がないということを知り、目からうろこの状態でした。

・絵本って本当に絵の本なんですね。これからも絵本を一緒に楽しんでいくことにワクワクします。

今後の予定

令和6年度 保育士のためのセミナー予定一覧

令和7年 1月25日(土曜日)午後1時から午後3時

               「おはなし」     講師:お話メリーさんの会