ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

インフルエンザの予防

ページID:077486 更新日:2025年1月31日更新 印刷ページ表示

今冬は、インフルエンザの大阪府における定点あたりの患者報告数が過去最多を記録しました。

感染予防のため、改めて手洗いや咳エチケットなどの基本的な感染対策の徹底をお願いいたします。

インフルエンザ発生状況

インフルエンザとは

  • インフルエンザは、「インフルエンザウイルス」によって起こる感染症です。38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて、普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻水、咳等の症状もみられます。小児や高齢者、免疫力が低下している人がかかると重症化する場合があります。
  • インフルエンザにかかっている人の咳やくしゃみなどによってウイルスが飛び散り、それを吸い込むことによって感染します。またウイルスが付着したものをさわった手で、口や鼻に触れることでも感染します。
    インフルエンザから身を守るためには、予防をしっかりと行うことが大切です。

インフルエンザを予防するために

その1 外から帰ってきたときは、手洗いをしましょう

  • 流水・石鹸による手洗いは手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法です。
    インフルエンザウイルスには消毒用アルコールによる手指衛生も効果があります。

その2 適度な湿度を保ちましょう

  • 空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。加湿器などで部屋の湿度を適度(50%から60%程度)に保つことが効果的です。

その3 十分な休養とバランスのとれた食事をとりましょう

  • 体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。

その4 人混みや繁華街への外出を控えましょう

  • インフルエンザが流行してきたら、特にご高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦、体調の悪い方は、人混みや繁華街への外出は控えましょう。
    やむを得ず外出して人混みに入る場合、ある程度飛沫感染等を防ぐことができる不織布製マスクを着用することは、防御策の一つと考えられています。
    不織布製マスク:不織布とは「織っていない布」という意味です。繊維あるいは糸等を織ったりせず、熱や科学的な作用によって接着させて布にしたもので、これを用いたマスクを不織布製マスクといいます。一般に家庭用マスクとして市販されています。マスクを着用しても、ウイルスの吸入を完全に予防できるわけではありません。

その5 室内はこまめに換気しましょう

  • 十分な換気をすることは大切です。
  • 常時換気設備(24時間換気システム)や換気扇を常時運転させることで、最小限の換気量を確保しましょう。
  • 窓開けによる換気は、対角線上にあるドアや窓を2か所開放すると効果的です。

もし、インフルエンザにかかったら・・・

  • 咳やくしゃみ等の症状があるときは、周りの方へうつさないよう、飛沫感染対策としての咳エチケットを心がけましょう。
  • 安静にして、十分に休養をとりましょう。特に、しっかり睡眠をとることが大切です。
  • 水分(お茶、ジュース、スープ等)を十分に補給しましょう。
  • 高熱が続く、呼吸が苦しい、意識状態がおかしいなどの症状があれば早めに医療機関を受診しましょう。
    小児・未成年の患者については、インフルエンザの罹患により、急に走り出す、部屋から飛び出そうとする等の異常行動を起こすことがあります。万が一の事故を予防するため、小児・未成年の患者が一人にならないように配慮しましょう。
  • インフルエンザは症状が出てから3日間から7日間はウイルスを排出すると言われていますので、1・2日で熱が下がってもその間は人の多く集まる場所は避ける方が望ましいです。
    ※学校や会社などを休む期間については、各学校・勤務先に確認してください。

関連リンク