本文
梅毒について
梅毒に注意しましょう
令和3年(2021年)以降、日本では梅毒の感染者数が増加しています。特に男性は20代から50代、女性は20代が増加しています。
梅毒は、感染に気付きにくいことから、治療の遅れや感染拡大につながりやすい感染症です。
しかし、早期発見・早期治療を行えば、完治する感染症です。
あなた自身と大切なパートナーを守るためにも、正しい知識を持ち、予防や早期発見のための行動が必要です。
梅毒は、感染に気付きにくいことから、治療の遅れや感染拡大につながりやすい感染症です。
しかし、早期発見・早期治療を行えば、完治する感染症です。
あなた自身と大切なパートナーを守るためにも、正しい知識を持ち、予防や早期発見のための行動が必要です。
梅毒とは
・梅毒トレポネーマという病原体により引き起こされる感染症で、主に性行為などにより、口や性器な
どの粘膜や皮膚から感染します。
・オーラルセックス(口腔性交)やアナルセックス(肛門性交)などでも感染します。
・梅毒に感染していると、HIV感染症などの他の性感染症に感染しやすくなります。
どの粘膜や皮膚から感染します。
・オーラルセックス(口腔性交)やアナルセックス(肛門性交)などでも感染します。
・梅毒に感染していると、HIV感染症などの他の性感染症に感染しやすくなります。
症状について
・梅毒に感染すると、経過した期間により、感染がおきた部位(陰部、口唇部、口腔内、肛門など)に
しこりやただれなどの症状が現れたり、リンパ節が腫れることがあります。
また、「バラ疹」と呼ばれる赤い発疹が手のひら・足の裏・体全体に出る場合があります。
・梅毒に感染していても症状が現れない場合があります。
・感染初期の場合、治療をしなくてもしこり・ただれ・発疹などの症状は軽快しますが、感染力は残っ
ているため梅毒が進行することがあります。
・検査や治療が遅れたり、治療せずに放置したりすると、長期間の経過で脳や心臓に重大な合併症を起
こすことがあります。
しこりやただれなどの症状が現れたり、リンパ節が腫れることがあります。
また、「バラ疹」と呼ばれる赤い発疹が手のひら・足の裏・体全体に出る場合があります。
・梅毒に感染していても症状が現れない場合があります。
・感染初期の場合、治療をしなくてもしこり・ただれ・発疹などの症状は軽快しますが、感染力は残っ
ているため梅毒が進行することがあります。
・検査や治療が遅れたり、治療せずに放置したりすると、長期間の経過で脳や心臓に重大な合併症を起
こすことがあります。
検査について
・梅毒に感染しているかどうかは、医師による診察と、血液検査(抗体検査)で判断します。
・感染直後に抗体検査を行っても陽性反応がでないことがありますので、感染の機会があってから
4週間から6週間後の検査が必要です。
・感染を疑う症状がある場合は、その期間を待たずに医療機関を受診してください。
・保健所などで、HIV検査と同時に無料・匿名で梅毒の検査を受けることができます。
・高槻市保健所で実施している性感染症検査については、「HIV・性感染症検査」(別ウインドウで開く)をご確認ください。
・他の検査会場については、HIV検査相談マップ<外部リンク>をご確認ください。
治療について
・ペニシリン系などの抗菌薬(飲み薬・注射)で治療を行います。
・医師の許可を得るまでは、症状が良くなっても、自己判断で内服を中断しないようにしましょう。
・性行為などの感染拡大につながる行為は、医師が安全と判断するまでは控えましょう。
・周囲で感染の可能性がある方(パートナー等)も一緒に検査を受け、必要に応じて一緒に治療を行う
ことが重要です。
・医師の許可を得るまでは、症状が良くなっても、自己判断で内服を中断しないようにしましょう。
・性行為などの感染拡大につながる行為は、医師が安全と判断するまでは控えましょう。
・周囲で感染の可能性がある方(パートナー等)も一緒に検査を受け、必要に応じて一緒に治療を行う
ことが重要です。
予防方法について
・コンドームを使用することで予防の効果はあります。
・コンドームが覆わない部分の皮膚や粘膜に梅毒の症状があると感染する可能性があります。
・皮膚や粘膜にしこりやただれなどの症状がある場合は、性的な接触を控え、早期に医療機関を受診
して相談してください。
・一旦梅毒の治療が完了しても、適切な予防策をとらないと繰り返し感染する恐れがあるため、注意が
必要です。
・コンドームが覆わない部分の皮膚や粘膜に梅毒の症状があると感染する可能性があります。
・皮膚や粘膜にしこりやただれなどの症状がある場合は、性的な接触を控え、早期に医療機関を受診
して相談してください。
・一旦梅毒の治療が完了しても、適切な予防策をとらないと繰り返し感染する恐れがあるため、注意が
必要です。
妊娠中の梅毒感染について
妊娠中の梅毒感染は特に危険です。妊娠している人が梅毒に感染すると、母親だけでなく胎盤を通じて胎児にも感染し、死産や早産になったり、生まれてくるこどもの神経や骨などに異常をきたすことがあります(先天梅毒)。生まれたときに症状がなくても、遅れて症状が出ることもあります。
関連リンク
・梅毒について(大阪府ホームページ)<外部リンク>
・梅毒について(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>
・梅毒に関するQ&A(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>
・梅毒とは(国立感染症研究所ホームページ)<外部リンク>