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麻しん(はしか)について
麻しん(はしか)に注意しましょう
麻しんとは、麻しんウイルスによって引き起こされる、急性の全身感染症です。
空気感染(飛沫核感染)、飛沫感染、接触感染とさまざまな感染経路で感染し、感染力が非常に強い感染症です。麻しんに対して免疫のない人が麻しんの患者に接すると、接した人ほぼ全員が発症するとも言われています。
空気感染(飛沫核感染)、飛沫感染、接触感染とさまざまな感染経路で感染し、感染力が非常に強い感染症です。麻しんに対して免疫のない人が麻しんの患者に接すると、接した人ほぼ全員が発症するとも言われています。
麻しん患者との接触の可能性がある方または麻しん流行国への最近の渡航歴がある方で、発熱や発疹などの麻しん症状が疑われる場合は、必ず事前に医療機関に電話連絡し、麻しんに感染しているおそれがあることなどを伝え、医療機関の指示に従って速やかに受診してください。
受診の際は、他の方への二次感染を防止するためにも、必ずマスクを着用し、公共交通機関の利用はできるだけ控えましょう。
受診の際は、他の方への二次感染を防止するためにも、必ずマスクを着用し、公共交通機関の利用はできるだけ控えましょう。
大阪府(麻しん(はしか)について)<外部リンク>
大阪健康安全基盤研究所(大阪府の発生状況)<外部リンク>
症状について
麻しんの典型的な症状は、発熱、全身性発疹、咳・鼻水・目の充血などの粘膜症状の3つです。
麻しんは、感染後に潜伏期10から12日(最大21日)を経て発症します。38℃前後の発熱が2から4日間続いたのち、一旦少し解熱した後に再び高熱が出て、耳の後ろ、首から額に発疹が出現し、翌日には顔面、体幹部、上腕に、2日後には四肢末端にまで広がります。
発疹が全身に広がるまで、発熱(39 ℃以上)が3から4日間続きます。
その後、解熱し、全身状態も回復しますが、発しんは色素沈着がしばらく残ります。
合併症のない限り7から10日後には回復しますが、体力等が戻って来るには1ヶ月位を要することも珍しくありません。
※ 麻しんの合併症
麻しんでは30%近くに合併症を併発します。その約半数が肺炎です。
そのほか、中耳炎や特に小児の場合には喉頭炎や喉頭気管支炎を併発することがあります。
頻度は1,000例に0.5から1例ときわめて低いものの脳炎を併発することがあり、脳炎を併発してしまうと致死率は約15%に上り後遺症を残すこともまれではありません。
麻しんは、感染後に潜伏期10から12日(最大21日)を経て発症します。38℃前後の発熱が2から4日間続いたのち、一旦少し解熱した後に再び高熱が出て、耳の後ろ、首から額に発疹が出現し、翌日には顔面、体幹部、上腕に、2日後には四肢末端にまで広がります。
発疹が全身に広がるまで、発熱(39 ℃以上)が3から4日間続きます。
その後、解熱し、全身状態も回復しますが、発しんは色素沈着がしばらく残ります。
合併症のない限り7から10日後には回復しますが、体力等が戻って来るには1ヶ月位を要することも珍しくありません。
※ 麻しんの合併症
麻しんでは30%近くに合併症を併発します。その約半数が肺炎です。
そのほか、中耳炎や特に小児の場合には喉頭炎や喉頭気管支炎を併発することがあります。
頻度は1,000例に0.5から1例ときわめて低いものの脳炎を併発することがあり、脳炎を併発してしまうと致死率は約15%に上り後遺症を残すこともまれではありません。
予防について
予防接種(ワクチン接種)が最大の予防方法です。
麻しんワクチンを接種していても、麻しんにかかる可能性はありますが、重症化リスクを低減できます。
子どもの予防接種を除いて、麻しんの公的な予防接種制度はありません。予防接種を希望される場合は、お近くの医療機関にお問い合わせください(接種費用は全額自己負担です)。
なお、過去に麻しんにかかったことがある場合は、免疫があると言われています。
子どもの予防接種については、以下のホームページをご確認ください。
麻しんワクチンを接種していても、麻しんにかかる可能性はありますが、重症化リスクを低減できます。
子どもの予防接種を除いて、麻しんの公的な予防接種制度はありません。予防接種を希望される場合は、お近くの医療機関にお問い合わせください(接種費用は全額自己負担です)。
なお、過去に麻しんにかかったことがある場合は、免疫があると言われています。
子どもの予防接種については、以下のホームページをご確認ください。