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ふぐ等の有毒魚による食中毒に注意しましょう!

ページID:002800 更新日:2022年3月22日更新 印刷ページ表示

ふぐ毒(テトロドトキシン)は摂取すると最悪の場合死に至ることもある非常に危険な猛毒であり、現在、ふぐの取扱いにあたっては、通知「フグの衛生確保について」(昭和58年12月2日環乳第59号)によって、採取海域・種類・部位等に関する統一された基準での衛生対策が示されています。

市民の皆様へ

ふぐは種類によって有毒部分が異なる等、その処理には高度で専門的な知識が必要です。
一般の方が安易な気持ちで調理すると生命にかかわる食中毒を起こします。
釣ったふぐを家庭で調理することは大変危険ですので、絶対にしないで下さい。

また、スーパーなどで販売された小魚(豆アジなど)の中に、フグの稚魚が混入していたという事例が全国で発生しています。万が一混入していた場合、絶対に食べないでください。

魚介類販売業の皆様へ

有毒部位を除去していないフグを一般消費者へ販売することは禁止されています。豆アジをはじめとした小魚を一般消費者へ販売するときは、フグの混入に注意して、魚種の目視検品を徹底し、確実な選別を行ってください。

その他有毒魚について

近年、もともとは温暖な海域に生息する「ソウシハギ」という魚が、大阪湾や瀬戸内海など日本の近海で多数目撃されるようになっています。

「ソウシハギ」は内臓にパリトキシンという強力な毒を含んでいる可能性が高く、食べた場合、激しい筋肉痛や呼吸困難を起こし、重篤な場合は死に至ることもあります。

パリトキシンと同様の毒成分は「アオブダイ」や「ハコフグ」などの魚にも含まれており、過去にはこれらの有毒魚による食中毒事例が発生し、死亡者もでています。

上記のような有毒魚を釣った場合、人にあげたり食べないようご注意ください。

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