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公衆浴場・旅館の入浴施設におけるレジオネラ症対策

ページID:002764 更新日:2022年3月22日更新 印刷ページ表示

レジオネラ属菌は、土壌等に生息し、入浴施設や冷却塔等の人工環境水中において増殖します。レジオネラ属菌に汚染された浴槽水等から発生するエアロゾル(細かな水粒)を吸入することにより抵抗力の低下した高齢者等が感染することがあります。
レジオネラ属菌による感染を防止するために、入浴施設の設備について、浴槽水の遊離残留塩素濃度を0.4mg/L以上に保持するなどの日々の管理に加え、下記事項について定期的に実施することが大切です。

  1. ろ過器に付着した汚濁物質については、次の方法を参考に除去してください。
  • 砂ろ過方式の場合、材質の腐食を考慮して遊離残留塩素5から10ミリグラム/L以上の濃度で逆洗浄する方法
  • 珪藻土ろ過方式の場合、珪藻土を洗い落として、新しい珪藻土を付着させてろ過膜を作り直す方法
  • カートリッジろ過方式の場合、カートリッジを洗浄または新しいものと交換する方法
  1. 浴槽、循環配管内、集毛器、ろ過装置等については、次の方法を参考に清掃・消毒してください。
  • 材質の腐食を考慮して高濃度の有効塩素を含む浴槽水を数時間循環させる方法
  • 2から3%過酸化水素を使用する方法
  • 二酸化塩素を専用の発生装置を設けて発生させ、2から4ミリグラム/Lの濃度で注入する方法

厚生労働省「レジオネラ対策のページ」<外部リンク>