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家庭用電気マッサージ器による危害が発生しています

ページID:002625 更新日:2023年9月6日更新 印刷ページ表示

カバーを外したり、壊れた状態での使用は大変危険です!

家庭用ローラー式電気マッサージ器をカバーのない状態で使用することにより、衣服が巻き込まれ窒息死する事故が繰り返し発生しています。

これを受けて、株式会社的場電機製作所では、事故の原因となった製品の使用中止・回収を呼びかけています。

情報提供資材<外部リンク>

体調を改善するつもりが悪化することも!特に高齢者は注意が必要

体調を改善するつもりが悪化することも!特に高齢者は注意が必要の画像

今販、独立行政法人国民生活センターより、「家庭用電気マッサージ器による危害」として、家庭用電気マッサージ器の事故の傾向及び消費者の使用実態等の紹介や、トラブル拡大防止のための注意喚起等が行われました。

電気マッサージ器に関しては、「電気店でマッサージ器を買って3日目に圧迫骨折した」「フットマッサージ器を使用していたところ、太ももが内出血した」といった危害に関する相談が寄せられており、増加傾向にあります。

体の疲れを癒すための家庭用電気マッサージ器ですが、時には大きな事故につながる可能性があります。

家庭用電気マッサージ器による危害(PDF:1MB)

家庭用電気マッサージ器を使用する際には

家庭用電気マッサージ器を使用する際にはの画像

使用が禁止されている疾病等があるので購入や使う前には販売店や医師に確認しましょう

家庭用電気マッサージ器の使用が禁止されている疾病があります。購入する際や体験する際に使ってはいけない場合があることについて必ずしも表示や説明があるとは限りません。治療中の疾病等がある場合は使用できるかメーカーや販売店、医師に確認しましょう。

店舗等での体験でも事故が発生しているのでまず機器の操作方法を知りましょう

いきなり強い刺激から始まったり、とっさに停止したいと思っても操作方法がわからなかったという事例がみられます。購入した場合は必ず取扱説明書を読みましょう。また店舗等の展示販売の場所で体験した際にも事故が起きています。体験する際も必ず販売員等に尋ねるなどして操作方法を理解してから使いましょう。

安全のため、使用する際にはまず弱の強さから始めましょう

電源を入れた状態のまま作動させると中程度の刺激で動き始める機器があります。また、購入後、数か月使い慣れた機器でも事故が発生しています。使うときや体験する際にはまず弱い刺激から使いましょう。ベッド型、チェア型、一部のポータブル型のように身体を預けて使う機器などでは、使用中に自分の体重がかかり起き上がりにくいことがあるので、十分注意しましょう。

身体に異常を感じた時には直ちに中止しましょう

家庭用電気マッサージ器の使用中に異常や危険を感じた際に直ちに停止できるよう必ずリモコンを手に持つもしくは手の届く範囲に置いておきましょう。

利用の前には機器の状態を確認しましょう

駆動部のカバーが外れたため髪が巻き込まれたうえ、首が挟まれた事例もみられます。重大な事故を招く可能性があるので、家庭用電気マッサージ器にカバーの破れやズレなど外観上の異常がないか使用前に必ず点検しましょう。

医療機器相談窓口(PMDA)

PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)では、家庭で使用する医療機器(コンタクトレンズ、マッサージ機、補聴器など)に関する相談に専任の相談員が答えています。

  • 家庭用の医療機器の使用目的や効果
  • 家庭用の医療機器を安全に使用するための注意事項
  • 家庭用の医療機器に関する心配ごと

なお、販売方法のトラブルや相談者と企業との紛争等に関する相談は受けていません。

電話番号 03-3506-9425
月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く) 午前9時から午後5時

医療機器相談窓口(PMDA)<外部リンク>

関連リンク

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