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エネルギーセンターの施設概要

ページID:002168 更新日:2023年4月3日更新 印刷ページ表示

エネルギーセンターは、「第二工場」、「第三工場」、「最終処分場」及び「リサイクル施設」から成り立っています。
「第二工場」はごみ処理施設及び発電設備、「第三工場」はごみ処理施設、前処理設備及び発電設備でそれぞれ構成されています。
稼働から35年以上が経過し、老朽化のため平成30年度にその役目を終えた「第一工場」の解体跡地に建設された「リサイクル施設」が、令和5年(2023年)4月から稼働しています。

エネルギーセンター全景

基本情報
施設名 エネルギーセンター
所在地 高槻市前島三丁目8-1
敷地面積 約74,000平方メートル

 

各工場の概要

第二工場

エネルギーセンター第二工場外観

 

第二工場の概要
竣工 平成7年(1995年)9月
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造(地下2階、地上6階)
焼却能力 360t/24h(180t/24h×2炉)
焼却炉方式 全連続燃焼方式(ストーカ式)焼却炉
排ガス処理装置 電気集じん装置、湿式洗浄装置、脱硝塔
設計・施工 川崎重工業(株)
発電能力  4,950キロワット(最大)

 

第三工場

エネルギーセンター第三工場外観

 

第三工場の概要
竣工 平成31年(2019年)3月
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造(地下2階、地上6階)
焼却能力 150t/24h(150t/24h×1炉)
焼却炉方式 全連続燃焼方式(ストーカ式)焼却炉
排ガス処理装置 ろ過式集じん装置、湿式洗浄装置、脱硝塔
設計・施工 川重西松特定建設工事共同企業体
発電能力  4,300キロワット(最大)

 

各工場でのごみ処理工程について

可燃ごみの処理工程

可燃ごみがエネルギーセンターに持ち込まれると、下記の図のとおり第二工場及び第三工場で処理されます。
また、各工場では、可燃ごみの焼却処理の際に発生する熱エネルギーを、発電に活用しています。

不燃ごみの処理工程

エネルギーセンターに搬入された不燃ごみは、第三工場の前処理設備で、下記の図のとおり処理します。

不燃ごみに含まれる鉄分は、処理工程中に回収し、資源としてリサイクルしています。

不燃ごみの処理工程(第三工場)(PDF:191.5KB)

公害防止

排ガス対策

ごみ焼却に伴い発生した排ガス中に含まれる有害物質等について、「第二工場」では、電気集じん装置、湿式洗浄装置及び脱硝塔で、「第三工場」では、ろ過式集じん装置、湿式洗浄装置及び脱硝塔でそれぞれ除去することで、環境負荷を最低限に抑えています。

 

各工場の排ガス規制値
  第二工場 第三工場
ばいじん濃度 0.02g/立方メートルN 0.01g/立方メートルN
塩化水素濃度 20ppm以下 10ppm以下
硫黄酸化物濃度 20ppm以下 10ppm以下
窒素酸化物濃度 80ppm以下 50ppm以下

煙突から見えるのは水蒸気(水滴)です

エネルギーセンター第三工場煙突の写真(遠望)

 

エネルギーセンター第三工場煙突の写真(近望)

もし、煙突から「白煙」が見えた場合、これは適切に処理された排ガスの中の水蒸気が、
大気で急激に冷やされて水滴になることにより煙状となって白く見えるものです。

また、焼却炉の運転は環境基準を守り、運転しております。

排水その他

焼却施設から発生する排水については、プラント系排水と洗浄系排水に分けて処理をした後、公共下水道に放流します。

最終処分場

エネルギーセンター最終処分場外観

 

最終処分場の概要
総面積 48,600平方メートル
埋立面積 40,190平方メートル
埋立容量 230,000立方メートル
供用開始 昭和61年(1986年)6月

リサイクル施設

リサイクル施設写真

 

リサイクル施設概要
竣工 令和5年(2023年)3月
構造 鉄骨造2階建
処理内容 ペットボトルを圧縮梱包処理
処理能力 300キログラム/h
(300キログラム/h×1基)
設計・施工 東洋土屋特定建設工事共同企業体

令和5年4月新リサイクル工場施設が稼働開始

関連リンク

エネルギーセンターへの経路

エネルギーセンターではごみ焼却で発生するエネルギーを有効活用しています

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