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エネルギーセンターではごみ焼却で発生するエネルギーを有効活用しています
エネルギーセンターでは、ごみの焼却処理で発生した熱エネルギーを高効率で回収して、発電や余熱利用をしています。
廃棄物発電について
エネルギーセンターの「第二工場」及び「第三工場」では、ごみ焼却によって発生した熱をボイラで回収して蒸気を発生させ、蒸気タービンに送って発電しています。発電した電気は、センターを稼働させるために使用する他、電力会社に売却(売電)することで、私たちの暮らしで使用する電力の一部になっています。
なお、「エネルギーセンター第三工場」は、石炭や重油といった化石燃料ではなく、廃棄物を発電の燃料とすることから「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」に規定されている「バイオマス発電設備」に認定されています。
発電実績
令和4年度は、発電量39,526メガワットアワー、売電量20,757メガワットアワーでした。この売電量は、約4,900世帯が1年間で使用する電力量となります。
※令和元年度から第三工場が稼働し、第二工場と2工場体制で発電しています。
蒸気タービン発電機
第二工場 定格出力4,950キロワット
第三工場 定格出力4,300キロワット
その他の余熱利用
発電以外にも、発生させた蒸気をセンター内の冷暖房・給湯に利用する他、隣接するクリンピア前島の温水プールや浴室に利用しています。
クリンピア前島<外部リンク>