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パスポート(旅券)とは

ページID:005612 更新日:2024年3月1日更新 印刷ページ表示

パスポートは、海外であなたの国籍・身分を証明する唯一の公文書です

パスポートは、外国で、自分が何者であるか(国籍、氏名、年齢など)を証明できるほぼ唯一の手段です。そのため、外国では、様々な場所でパスポートの提示が求められます。具体的には、

  • 空港などでの出入国審査のとき
  • ホテルにチェックインするとき
  • トラベラーズ・チェック(旅行小切手)を使用するとき
  • 警察官などから身分証明書の提示を求められたとき

などです。外国でパスポートを紛失したり盗難にあったりした場合、国籍や誰であるかを証明することができなくなり、旅行そのものが続けられなくなる場合もあります。現地の日本領事館でパスポートの再発行はできますが、時間がかかります。パスポートは、真にやむを得ない場合を除き、他人には預けず、自己の責任で厳重に管理してください。

パスポートには有効期間が10年と5年の2種類があります

赤い表紙の10年有効のパスポートと、紺色の表紙の5年有効のパスポートがあります。申請日に満18歳以上の方は、10年か5年のパスポートを選択できます。申請日に満18歳未満の方は5年のパスポートしか申請できません。
(令和4年4月1日から、民法の改正によって成年年齢が20歳から18歳に引き下げられました。これに伴い、18歳以上の方が10年のパスポートを申請できるようになりました。)

※年齢は誕生日の前日に1歳加算されます。

パスポートは1人1冊です

パスポートは1人1冊です。海外に出かける人は、年齢にかかわらず、パスポートが必要です。
(お子さんを併記する制度は、平成7年に廃止されました。)

パスポートの残存有効期間の確認を忘れずに

パスポートの有効期間が3か月または6か月以上ないとビザが取得できない国があります。ビザのいらない国でも、入国時にパスポートの有効期間が3か月以上必要だという国もあります。渡航を予定している国の条件とパスポートの有効期間を確認して下さい。
パスポートの残存有効期間が1年未満、もしくは、渡航先国のビザ取得の条件にパスポート残存有効期間を1年以上としているときは、新たにパスポートの新規発給を申請することができます。

ICパスポートについて

  • 2006年3月からICパスポートが利用開始されました。冊子中央にICチップ及び通信を行うためのアンテナを格納したカードが組み込まれていて、顔画像・国籍・氏名・生年月日・旅券番号などを電磁的に記録しています。
  • IC旅券に格納されているICチップは電子部品です。IC旅券に強い衝撃を加えたり、高温や磁気の強い場所に保管したりすると、ICチップに異常を来たす恐れがありますので、取扱いには注意してください。