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詐欺です!警察を名乗る電話に注意!
ニセの警察官です!電話をすぐに切りましょう
警察官を名乗る電話があり、「あなたの携帯電話番号が犯罪に使われている。このままでは、あなたは逮捕される。」と言われました。
SNSに切り替えるよう言われ、ビデオ通話で警察手帳なども見せられ、尋ねられるままに個人情報をいろいろ答えました。
誰にも言ってはいけないと言われましたが、本当に警察でしょうか…
こんなご相談がセンターに寄せられています。
これは、詐欺の手口です。すぐに電話を切りましょう。
【国民生活センター】警察官を名乗る電話に注意 (PDF:261KB)
アドバイス
警察を名乗る電話に関する相談が増えています。
警察署で使われることの多い下4桁が「0110」の電話番号を表示したり、LINEのビデオ通話に誘導し警察手帳を見せたりして消費者を信用させ、個人情報を聞き出したり、捜査の一環として金銭を振り込ませたりする手口です。
警察が、LINEのメッセージやビデオ通話等で連絡を取ることはありません。
警察が、お金を振り込むよう指示したり、カード番号や暗証番号を聞くこともありません。
警察からと思われる番号でも、所属や担当者名等を聞いたうえでいったん電話を切り、警察署の連絡先を自分で調べたうえで相談しましょう。
簡単に信用せず、絶対に相手に個人情報を伝えないでください。
関係機関からの注意喚起
- 警察官をかたる詐欺が増加中(警察庁・SOS47 特殊詐欺対策ページ)<外部リンク>
- 警察に偽装した電話番号に注意!(警察庁・SOS47 特殊詐欺対策ページ)<外部リンク>
- 「金融庁職員」等を装った詐欺等にご注意ください!!(金融庁)<外部リンク>
- 警察官がSNSで連絡 それ詐欺です!(LINEヤフー株式会社)<外部リンク>
参考:国民生活センター「警察を名乗る電話に注意!」<外部リンク>
国民生活センター「警察を名乗る電話に注意!-警察がLINEに誘導することはありません-」<外部リンク>
家族みんなで特殊詐欺の対策をしましょう
ないない防衛線
「3つの“ない”」を覚えて、普段から詐欺に対する警戒心を高めましょう。
- 1 突然のお金の話は信じない!
- 市役所や公共機関が、電話だけでお金を返すことはありません
- 2 「今すぐ」とせかされてもあわてない!
- いったん電話を切って家族や消費生活センター、警察に相談を
- 3 所持金・貯金・カード番号は教えない!
- 市役所や警察が、カード番号・暗証番号を聞くことはありません
特殊詐欺からあなたを守る対策を
- 電話はいつも留守電に!
- 「留守」ボタンを押すだけ!
- 固定電話はいつも留守番電話設定にして、在宅時も電話に出ないようにしましょう。
- 録音されたメッセージを聞いて、必要があればかけなおせばいいのです。詐欺の犯人は声を残すことを嫌がるので、とても効果があります。
電話機に警告メッセージを流すなどの防犯機能がついているときは、ぜひ活用してください。
- 「電子マネーを買ってきて」は詐欺を疑おう!
- 相手が、電子マネー(Appleなどのギフトカード)をコンビニなどで購入して支払うように言ったら詐欺を疑いましょう。カード裏面の番号を相手に伝えると、電子マネーの額面のお金を渡したのと同じことになります。
- 変だなと思ったら、お金を払う前にすぐ相談!
- 電話でお金の話が出たら、いったん電話を切って、家族等に相談しましょう。
高槻警察署(電話番号 072-672-1234)や消費生活センター(相談専用電話番号 072-682-0999)でも相談を受け付けています。ご活用ください。