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トラブル多発!ネット通販の落とし穴

ページID:150309 更新日:2025年5月1日更新 印刷ページ表示
 自宅に居ながらスマホやパソコンで気軽に買い物ができる「ネット通販」は、とても便利ですね。
SNSの広告でも、魅力的な商品が次々と紹介され、誰でも簡単に購入できる「ネット通販」ですが、偽物が届いたり、返品時に高額な手数料を要求されたりなどのトラブルが多発しています。

相談事例

事例1

 ネット検索の広告で冷風機を見つけた。支払い方法は、代引き配達しかなかったが、1台で部屋ごと涼しくなるというので期待して購入した。しかし、届いた商品はおもちゃのような品で、英語で記載されている簡単な説明書しか入っておらず、全く涼しくならない。返品しようと思い、伝票に記載されている電話番号に連絡したがつながらない。

事例2

 SNSで見つけたウェブサイトで服を購入した。きれいな写真が多く信用していたが、ほつれや素材違いの粗悪品ばかりが届いた。返品したいが、海外への配送料などを要求され、簡単に返品できない。

消費生活センターからのアドバイス

 SNS広告に出てくるサイトで購入したところ、海外製の粗悪品が届いたり、写真とは異なるおもちゃのような商品が届いた、という苦情が増えています。SNS広告から商品を購入するときは注意が必要です。
 また、ネット通販等の「通信販売」には、クーリング・オフ制度はありませんので、商品を購入する前によく確認するようにしましょう。

トラブルを防ぐためのポイント

1.「購入する前」のチェックポイント

 ・販売店の名称や住所、連絡先を確認しましょう

 ・キャンセルや返金、返品のルール、利用規約を確認しましょう

 ・販売店や購入しようとしている商品の評価や口コミを確認しましょう

 

2.「詐欺サイトの特徴」をチェックしましょう

 ・サイトのURLや日本語の表記が不自然ではありませんか

 ・ブランド、メーカー品の価格が大幅に値下げされていませんか

 ・前払いで、振込先が「個人名義」の口座になっていませんか

 ・支払い方法が「代引き配達」しか選択できないようになっていませんか