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“古いお札は使えない”はウソ!詐欺に注意!
7月3日に新しい紙幣が発行されましたが、これに便乗した詐欺がすでに発生しています。
新しい紙幣発行に伴う詐欺被害にご注意ください。
事例
金融機関の職員を名乗る人物から次のような「うその電話」があり、交換名目でお金をだまし取る手口が発生しています。
- 新しいお札が発行されたので、今までのお札が使えなくなる。職員が自宅まで古いお札の交換に行きます。
- 国が新紙幣の発行枚数を決める調査をしているので、旧紙幣を自宅で保管していれば職員に預けてください。
今後予想される手口
- 金融機関の職員を装った者から「新紙幣と交換する」と言われた。
- 金融機関の職員を装った者から「新紙幣の発行に伴いATMが新しくなる。現在のキャッシュカードが使えなくなるので交換する」と言われた。
- 「その新紙幣は偽札だ」と言われ、交換を求められた。
アドバイス
- 新紙幣発行後も、現在の紙幣は使えます。
- 金融機関や行政機関が新紙幣について交換を求めることはありません。第三者に渡さないでください。
- 新紙幣に関する不審な電話やメール、訪問があった場合は、警察に相談しましょう。
- 不審に思ったら、すぐに消費生活センター(相談専用:072-682-0999)に相談しましょう。
関連情報
2024年7月3日、新しいお札が発行!<外部リンク>〔政府広報オンライン〕
新紙幣発行に伴うトラブルにご注意ください<外部リンク>〔国民生活センター〕
詐欺被害にあわないために
市や警察が、
- 口座番号や、預金残高、カードの暗証番号を聞くことはありません。
- キャッシュカードや通帳をお預かりすることはありません。
- ATMの操作をお願いすることはありません。
こんなことを言われたらそれは詐欺です。
普段から詐欺を防ぐ対策を!
- 電話には「留守電設定」や「録音機能」を!
常に留守番電話にして、知らない番号からの電話には出ないようにしましょう。家族や知人の電話は後からかけなおせばいいのです。電話機に防犯機能がついている場合は、ぜひ活用してください。 - 消費者ホットライン「188(イヤヤ)」、警察相談専用電話「#9110」にお電話を!
「変だな?」と少しでも思ったら、消費生活センターや警察へお気軽にご相談ください。
家族や知人に相談しにくい時にも頼ってください。
消費生活センターの消費生活相談は下記ページをご覧ください。