本文
「2時間後に電話が使えない!?」自動音声の不審電話にご注意
「料金の未納があるので電話を止める」などの自動音声の電話がたくさんかかっています。
中には、総務省や、関西電力、NTTファイナンスなど実在の事業者を名乗るものもあります。
このような電話は、詐欺目的の電話です。すぐに電話を切りましょう。
「2時間後に電話が使えない!?」個人情報を聞き出す不審な電話にご注意!<国民生活センター> (PDF:550KB)
事例
事例1
総務省電波監理審議会を名乗り、自動音声で「2時間以内にすべての通信を停止する」と電話があった。
オペレーターにつなぐと、名前と生年月日など個人情報を聞かれた。不審な電話だ。
事例2
電力会社を名乗り、自動音声で「電気料金が未払いのため、2時間後に停電します。1を押して担当につないでください」と電話があった。
1を押したが切れてしまった。停電するのだろうか。不安だ。
事例3
通信会社を名乗り、自動音声の電話があった。
料金が未払いといわれ、オペレータと話す中でインターネットバンキングの口座番号と暗証番号を伝えた。
口座を確認すると数百万円引き出されていた。
自動音声の詐欺電話に注意!お金の被害もでています
自動音声で本当の会社からの電話だと信じこませ、「停電する」「電話を止める」「法的措置をとる」などと言って慌てさせる詐欺電話のようです。個人情報を聞き出す場合が多いようですが、中にはお金の被害にあった人もいます。
アドバイス
"2時間後に使えない” は うそ!
電話や電気を停止することに関して、自動音声ガイダンスやSMSを使って連絡することは絶対にありません!
- 自動音声の電話は、すぐに切るようにしましょう。
- 個人情報や、口座番号やカードの暗証番号は、聞かれても教えてはいけません。
普段から詐欺電話への対策をしましょう
- 家にいるときも留守番電話に設定し、知らない番号からの電話には出ないようにしましょう。
- 非通知や知らない番号からの電話には、かけ直さないようにしましょう。
- 身に覚えのない内容は、事業者の本来の連絡先を自分で調べて、問い合わせましょう。
- 変だなと思ったら、お気軽に消費生活センターや警察に相談してください。
国民生活センターの情報
「2時間後に電話が使えない!?」個人情報を聞き出す不審な電話にご注意!<外部リンク>
自動音声の電話で未納料金を請求する詐欺に注意!-実在する事業者をかたって電話をかけてきます-<外部リンク>
事業者などからの注意喚起
「NTTファイナンス」をかたった不審なSMSや訪問及び自動音声による電話にご注意ください<外部リンク>
関西電力を装った不審業者に関する注意喚起<外部リンク>
総務省職員を名乗る不審電話にご注意ください<外部リンク>
被害にあったと気づいたら、すぐに対処しましょう
被害にあったと気づいたらすぐに次の対処をしましょう。
振り込んでしまった場合も、わずかですが返金される可能性があります。
銀行振込の場合
- 「振り込め詐欺救済法」による救済制度がありますので、振込先の金融機関に連絡しましょう。
- 金融機関によっては、警察に被害届を出すことを前提としているところもありますので、指示に従ってください。
金融庁「振り込め詐欺等の被害にあわれた方へ」<外部リンク>
その他
- 今後の被害を防ぐために、警察への情報提供をお願いします。全国統一のオンライン窓口になります。
サイバー事案に関する通報・相談・情報提供のオンライン受付窓口(警察庁)<外部リンク> - おかしいな?と思ったら消費生活センター(072-682-0999)にご相談ください。
高槻市外の方は、消費者ホットライン「188」へお電話ください。お住まいの地域の消費生活センターをご紹介します。