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令和3年9月定例会開会に当たってのあいさつ

ページID:029286 更新日:2022年3月22日更新 印刷ページ表示

令和3年9月6日、令和3年9月高槻市議会定例会の開会に当たって、濱田市長が本会議場で述べた内容です

おはようございます。
開会に当たりまして、一言、御挨拶を申し上げます。

今議会には、26案件を付議いたしておりますが、これらに先立ちまして、閉会中における行政上の主要な事項等について御報告いたします。

まず始めに、新型コロナウイルス感染症関連について、数件御報告いたします。
8月末までとされていた緊急事態宣言の期間が今月12日まで延長されたことを受け、市有施設については原則午後8時で閉館することなどを継続するとともに、改めて施設利用者に対し、マスクの着用や業種別ガイドラインに沿った感染防止対策の徹底などの周知を行っております。
また、先月26日には府教育長からの要請に基づき、小中学校での部活動を原則休止する対応を決定いたしましたが、市内においては児童生徒や学校教職員の感染事例が相次ぎ、8月には市立小中学校の延べ12校が臨時休業になるなど、感染の影響が続いている状況です。
今後も引き続き、国や府において示されたガイドラインなどに基づき、適切に対応してまいります。

次に、職員の新型コロナウイルス感染確認に伴う窓口等の対応についてですが、先月16日から業務を休止しておりました総合センター7階の子ども未来部の3所属につきましては、更なる感染対策を実施した上で、30日(月曜日)から通常どおりの体制で業務を行っております。
市民の皆さまには大変ご迷惑を、また、議員各位には多大なるご心配をおかけし、お詫びを申し上げます。改めて各部署の感染予防対策を徹底してまいりますので、ご理解をいただきますようお願いいたします。

次に、「新型コロナ健康相談センター」の開設について御報告いたします。
今月1日、妊婦等から寄せられる新型コロナウイルス感染症に関する疑問や不安、相談等を相談員が受け付ける専用の総合相談窓口を開設いたしました。
関係部署が連携して対応することにより、妊婦等が抱える不安の解消に取り組んでまいります。

次に、ワクチン接種の状況について御報告いたします。
先月18日から12歳以上の市民を対象に予約受付及び接種を開始しており、すでに対象者の半分以上の方が1回目の接種を、4割以上の方が2回目の接種を終えられております。
また、産科医療機関と協力し、希望する妊婦及びそのパートナーの方が優先的にワクチン接種を受けられる取組を開始しております。
引き続き、医療機関と協力し、接種を希望される方ができるだけ早期に接種を受けられるよう努めてまいります。

次に、先月の大雨への対応等について、2件御報告いたします。
本市においては、強い降雨に見舞われた13日の夕方以降、北部山間地域に避難情報を発令するとともに、市民の安全を確保するため、樫田支所など4か所の避難所を開設した結果、21名の方が避難されました。
15日に土砂災害警戒情報及び大雨警報が解除されたことを受け、土砂崩れのあった樫田地区の大字中畑の一部を除き、避難指示を解除するとともに、開設していた避難所を閉鎖いたしました。その後、大雨のおそれが解消した20日に避難指示を解除し、災害対策本部を閉鎖いたしました。今回の大雨による被害につきましては、北部山間地域で土砂崩れや倒木等が確認されましたが、人的被害は発生しておりません。
これから本格的な台風シーズンを迎えますが、引き続き、市民の安全・安心を守ることを最優先に取り組んでまいります。

次に、被災地への職員派遣について、御報告いたします。
本市と災害相互応援協定を締結しております佐賀県武雄市は、今回の大雨による大規模な浸水で、多大な被害が発生しました。
この状況を受け、本市では、本協定に基づき、被災住宅の応急修理の受付等、災害に伴う業務に従事するため、今月1日から来月末日までの間、同市へ1日当たり4名、延べ48名の職員派遣を行うことといたしました。
なお、新型コロナウイルス感染症への対応として、派遣する職員には、出発前にPCR検査を実施するとともに、派遣期間中も毎日、抗原検査を行うこととしております。
改めまして、多くの被災者の方々にお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復旧・復興に向け、必要な支援を行ってまいります。

次に、公益社団法人日本将棋連盟と「関西将棋会館の移転に係る合意書」を締結いたしましたので、御報告いたします。
日本将棋連盟と本市におきましては、本年4月に関西将棋会館の移転に関する覚書を締結し、双方で協議を進めた結果、7月27日、移転に関する基本的事項について合意書を締結いたしました。
また、合意書の締結に併せて、日本将棋連盟と連携し、本市のふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングによる寄附募集を開始しております。
本年末までを第1期とし、その期間の目標額は1億円と定めていますが、開始直後から、全国の将棋ファンを始め多くの方からのご支援をいただいているところです。
今後も引き続き、関西将棋会館の移転と、「将棋のまち高槻」の発信に向けて、様々な取組を進めてまいります。

次に、訴訟事件につきまして、3件ご報告いたします。

1件目は、平成30年度から令和2年度までの土地の価格に係る本市固定資産評価審査委員会が行った決定の取消しを求める訴訟について、相手方は大阪地方裁判所の判決を不服として控訴し、6月25日、控訴状が大阪高等裁判所から送達されました。
本市といたしましては、訴訟代理人を選任のうえ、適切に対応してまいります。

2件目は、本市が新型コロナウイルス感染症対策として実施した高校生等のいる世帯への臨時支援事業に係る費用が割高であるとして、支出した費用について損害賠償を求める訴訟が提起され、6月29日、訴状及び呼出状が大阪地方裁判所から送達されました。
本市といたしましては、訴訟代理人を選任の上、適切に対応してまいります。

3件目は、平成27年度から29年度までの土地の価格に係る本市固定資産評価審査委員会が行った決定の取消し等を求める訴訟について、相手方は大阪高等裁判所の判決を不服として上告等を行っていましたが、7月9日、最高裁判所が上告の棄却等を決定し、本市の勝訴が確定いたしました。

以上で行政報告を終わり、引き続き、今議会に提案しております議案の概要を説明させていただきます。

始めに、報告案件の「高槻市附属機関設置条例中一部改正の専決処分報告について」など2件につきましては、本来であれば臨時議会を開催いただき、ご審議いただくべきところではありましたが、特に緊急を要したことから、議会を召集する時間的余裕がなく、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、7月20日付けで専決処分を行いましたので、ご報告させていただくものです。

次に、財産取得案件といたしまして、「パソコン等購入契約締結について」など2件を提案いたしております。

次に、認定案件といたしまして、令和2年度一般会計を始め、特別会計、財産区会計、企業会計の決算認定につきまして、合わせて11件を提案いたしております。

次に、報告案件といたしまして、「令和2年度高槻市一般会計継続費精算報告について」など3件を提案しております。

次に、条例案件といたしまして、「高槻市会計年度任用職員の給与等に関する条例中一部改正について」など2件を提案いたしております。

次に、その他案件といたしまして、「高槻市道路線の認定及び廃止について」など2件を提案いたしております。

最後に、予算案件といたしまして、「令和3年度高槻市一般会計補正予算(第7号)」など4件につきまして、所要の補正を提案しております。

以上が、今議会に当初提案しております案件の概要でございますが、詳細につきましては、後ほど、それぞれ説明をしてまいりますので、よろしくお願い申し上げまして、開会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。