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令和7年度 市長と語るタウンミーティング「高槻市コミュニティ市民会議」を開催しました

ページID:175411 更新日:2026年4月28日更新 印刷ページ表示

開催記録

日時

令和7年11月28日(金曜日) 午前10時30分から12時まで

場所 高槻市役所 総合センターC1501会議室
参加者 高槻市コミュニティ市民会議 幹事
行政側出席者 市長・両副市長・教育長・総合戦略部長・市民生活環境部長ほか
次第
  1. 行政側出席者紹介
  2. 高槻市コミュニティ市民会議側出席者紹介
  3. 市長開会挨拶
  4. 高槻市コミュニティ市民会議議長挨拶
    ※ 司会進行 市民生活相談課長
  5. 意見交換
テーマ

全体テーマ

「子育て・教育環境が整ったまちに向けて」

タウンミーティングの様子

主なやりとり

意見交換

(発言者)コミュニティ市民会議副議長
本日の進め方ですが、最初に濱田市長から「子育て・教育環境が整ったまちづくりに向けて  ~『大阪の高槻』から『日本の高槻』へ~   」をテーマにお話いただき、そのあと市民会議の部会ごとの発表と市長との意見交換という形で進めてまいりたいと思います。それでは市長よろしくお願いいたします。

(発言者)市長
「日本の高槻へ」ということで、今、子育て・教育環境のまちづくりを進めさせていただいているところでございます。平成24年度から平成27年度は、基本的に国に先行して、高槻独自で進めてきました。

大きなところでは小学校全学年で35人学級の編制を実施しました。当時は他の自治体は実施してない高槻だけの政策で、お金もすごくかかるんですが、高槻が先にやろうということでやりました。ようやく去年から国が35人学級をやってくださいと言ってきて、今は全国でできるようになったんですが、高槻はすでに平成26年度から行っています。

子ども医療費の助成も拡大をさせていただいておりまして、後で少しお話ししますが、完全無償化を今年度から実現をしたところであります。

平成28年度から令和元年度までは、まず「子ども未来館」ということで、安満遺跡公園の開園に合わせまして、子ども政策の司令塔をつくらせていただいて、安満遺跡公園も、子どもさんたちが楽しめるような、そういったエリアにすることに合わせて、このときに5歳児の保育、幼児教育の無償化を、これも国に先行して高槻が先にさせていただいております。

また、妊婦特別運賃の運用ということで、市営バスで「こうのとりパス」を作りまして、これも全国で高槻だけの政策になります。

令和2年度から昨年度までの間では、子ども医療費の助成対象を18歳まで拡大させていただいているところであります。ここで大きなところでは、中学校の全学年で35人学級編制をさせていただきました。これはまだ国も追いついてない高槻独自の政策であります。今、国が検討をしていると思いますが、お金がかかるということでいろいろ迷っておられるんですが、これも今後、展開することであろうと思います。先進自治体として、子育て・教育には力を入れています。

中学校給食費、これも完全無償化をしています。府内に先がけて、高槻市が最初にさせていただきました。全国的にもやってないところが大体半分ぐらいで、大阪でも非常に少ない。先行してさせていただいております。

最近ニュースなどでお聞きになっているかもしれませんが、国がお金を出して学校給食費を無償化するというのを、国は財源確保が難しいということで、「半分は自治体が出してよ」と言ってきたので、「国が無償化って言ってたのに自治体ってどういうことですか」と全国的に議論になっています。高槻市はもう完全無償化していますが、やっていない自治体も強制的に給食費の無償化をさせられるということで、非常に困っておられる状況です。やっぱり国が言った以上、国でやってくださいというのが今の現状でございます。

それから子どもの医療費を完全無償化しました。これまで、保険のシステム上一部自己負担額がどうしても生じていたのですが、そこを大阪府のシステムですので、交渉してシステム改良がされ、高槻では完全無償化ができるようにしました。
大阪府下では、今やっているのは高槻だけであります。これで、基本的には子どもの健康というのが第一ですが、二次的にはやはり、親御さんの経済的負担が軽くなって消費につながるということで、経済が良くなる、そういう一石二鳥の制度ということでございます。

また放課後対策の充実ということで、見守りつき校庭開放というのを始めました。令和6年は先行実施ということで、5校で試行的にやらせていただき、評判がよかったので、令和7年度は20校に拡大しました。令和8年度は樫田小学校がまだですが、それ以外の全校で実施されています。校庭開放では体育館を使ってもらう。体育館は今年度中に全部空調整備をさせていただきますので、雨の日とか暑い日は体育館で遊んだりしていただけるということです。

これも皆様にご協力をいただいているところでございますが、コミュニティスクールを導入させていただきます。ただこれは基本的には国の政策で、我々市町村の方に、国がこういうことを導入するようにということで進めているところでありまして、やはり地域ぐるみで子どもを育てていくんだという思いでやっていく。ただ基本的には、学校がやはり教育をきちっと責任を持つということで、皆様方にはいろんな協力をしていただくということで引き続きよろしくお願い申し上げます。

それとあと、今年度中に全小中学校の体育館に空調整備ができるという先ほどの話ですが、これは実は当たり前ではなく、高槻が先行していて、全国的には体育館に空調設備をしているところは圧倒的に少ないです。なぜかというとすごくお金がかかるからです。高槻は財政が健全なので、こういういうことができる。しかも2年間で一斉にすることができるのは、高槻だけになります。

また、教育の方では水泳事業を民間事業者にお願いするということで今進めさせていただいています。試行的に実施しているんですが、結構良好な報告を受けています。やはりプロが教えるのは全然違うなということで、学校の先生の負担が軽くなるとともに、児童からも好評ということでございます。

このように、平成24年度から、子育て・教育に力を入れてまいりました。なぜかというと、やっぱり人口バランスを整えたい、裾野を広くするという基本的な考えですが、ただ全国的に少子化が進んでいますので、ピラミッド状にはならないにしても、やはり子育て世代そして子どもの人口を増やすということが、全体的なまちの活性化につながります。

平成24年度当初から、子ども子育て教育というお話をすると高齢者の方々から「高齢者への事業をやってほしい」と言われることもありますが、これはもちろん高齢者の方々を支えるためにやっている政策でもあります。高齢者の方にはいろいろな事業やっておりますので、そのあたりもご理解いただきながら実施させていただいているところです。おかげさまで、ようやく令和2年からその効果があらわれ始めました。子育て世代の方の人口の動態で、それまではずっと転出される方が多い、つまり赤字が続いたんですが、令和2年から黒字に転じまして、4年連続黒字に転じているということで、はっきりと効果が出てきたと思っているところです。もちろん国全体で人口が減って少子化がどんどん進んでいますので、この状況がずっと続くかどうかは不透明なところがあるんですが、何とか頑張って、こうした傾向は続けていきたいなと思っています。

このようにいろいろと事業を行っているところですが、財政の方は大丈夫なのかというと、こちらは3つの柱というのを基本に置いています。
健全財政の堅持ということで、高槻の財政は非常にいい状況であります。北摂の中でもトップクラスの経済財政で、大阪の中でも、借金が1番少ない市で健全財政を維持しています。じゃあ節約ばかりかというと、やはり投資するところはきちっと投資して、これから成長をしていかないといけない。次世代積極投資ということで、やはり投資をして、まちを残していくということで、次世代に引き継いでいく責務があります。今の我々だけのことを考えたまちづくりはよろしくありませんので、いろんな投資をしてきました。今日は、子育て・教育に特化して説明させていただきましたが、それ以外にもいろんなところに投資、要するにお金を使っています。

いつもこういうときに申し上げているんですが、税収が今までで史上最高だったということがニュースになったりしていますが、税金は使うために預かるもので、国がため込んだって良くならない。ため込むというのは実は正確ではないんですが、税収ばっかり上げても、使ってもらわないと国民、市民のためにならない。市なんかは特に、税収を上げて、それを使っていく、使うためにいただいているのですから、そういった認識をしっかり我々持たないといけないと思うところです。

そうしたところも踏まえて、「『大阪の高槻』から『日本の高槻』へ」ということで、これからもしっかり進めたいと思っております。

この後、ちょっと細かいことになりますが、子育て教育だけじゃなくて、いろんな政策をさせていただいております。
都市基盤の整備ということでいわゆるまちづくり、下水道整備、ちょっと地味であまり目立ちませんが、そういったこともさせていただいております。
安全安心ということで、防災の方はコミュニティにいろいろご協力をいただき、また防犯にもご尽力いただいているところで、改めて御礼を申し上げます。

次に健康医療先進都市ということで取組を進めていまして、市民の健康づくり、健康維持に力を入れています。高槻は病院が多くて、しかも大阪医科薬科大学、拠点施設があり非常に恵まれた住環境であります。高槻でもし万が一倒れますと、ほぼ100%高槻市内の病院に搬送されて、たらい回しということはまずない、ほぼ市内で完結するという全国でも非常に珍しい地域であります。

また、高槻城や城下町を復活させたり、また、摂津峡、芥川城の再整備、南の方では、「たかつき未来パーク」、公園の整備をさせていただきます。将棋の方も盛り上がっておりまして、将棋ファンが毎日来られますし、また毎日、棋士の方が、公式戦をやるところが将棋会館ですので、様々な点で盛り上がっております。

環境にも力を入れており、また皆さんにご協力いただきながら、地域振興をさせていただいているということでございます。
そして先ほど申し上げましたとおり、健全財政を維持させていただいているところです。様々な改革もさせていただいて、改革の効果額は約90億円、これを投資にまわします。

これからも教育はもちろんですが、日本の高槻に向けて、様々な施策を行ってまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げまして、私の報告とさせていただきます。

(発言者)コミュニティ市民会議副議長
市長、貴重なお話をありがとうございました。
それでは、市民会議より各部会がそれぞれ発表テーマを設けて考えた意見、提言の発表をお願いいたします。一つの部会ごとに発表が終わりましたら、市長からご質問、ご意見等いただきます。
まず最初に、まちづくり部会からよろしくお願いいたします。

(発言者)まちづくり部会
発表テーマは「次世代へつなげる子どもの環境」です。

まちづくり部会は、「日常生活に直結する課題を把握し、その解決を市と協働して進め、住みよいまちづくりを目指す」という基本方針のもと活動しています。
市民一人ひとりが安心して暮らし、次世代を担う子どもたちが健やかに育つ環境を整えることは、まちづくりの最重要課題です。本日は、とりわけ子育て・教育環境に焦点を当て、各地域での取り組み事例や現状の課題、そして未来へ向けた理想像を具体的にお伝えいたします。

1. 子どもの安全と見守り ― 地域全体で育む文化

子どもの安全はすべての基盤です。登下校時や放課後の時間帯は、子どもが事故や犯罪に巻き込まれるリスクが高いため、地域ぐるみの見守りが不可欠です。
ある部会員は、15年間にわたりセーフティボランティアを続けてきました。子どもたちと「仲良く、時には厳しく」接することで、単なる監視ではなく信頼関係を築いています。遠足の日に子どもたちが行き先を嬉しそうに答える姿や、卒業生から届いた感謝の手紙は、地域の大人と子どもとの温かな絆を象徴しています。
また、ある地区では防災担当者による夜回りが行われ、地域の安全が確保されています。こうした活動は地道ながら、地域全体で子どもを見守る文化を根づかせる大切な土台となっています。

2. 学校と地域の連携 ― 応援団が支える学びの場

ある部会員の地区では、市内で最初のコミュニティスクールが立ち上げられ、今年で4年目を迎えています。ここでは「ふるさとを愛し、みんなのために行動する子」を育むことを教育目標とし、「自立・共生・チャレンジ」を柱に活動を推進しています。
200名を超える地域住民が「学校応援団=チームエイター」として登録し、授業補助、図書館運営、花壇整備、放課後学習、防災訓練など多岐にわたる活動を展開。教師や保護者だけでなく、地域全体で学校を支える仕組みが機能しています。
これは、学校と地域が「別物」ではなく「一体」として協力できる好例であり、他地区への広がりが期待されます。

3. 交流と体験活動 ― 子どもが地域を学ぶ場

教育は学校の教室だけで完結しません。子どもが地域に触れ、体験を積み、世代を超えて交流することが健全な成長につながります。
例えば毎年10月に開催される「ふるさとふれあいフェスティバル」は、地域最大のイベントで、約1,700名が参加します。園児・児童・生徒による演技発表や地域団体の遊びコーナーがあり、世代を超えた交流の場となっています。また別の地区では文化祭に小学生が参加し、コーラスや作品展示を通じて地域とのつながりを深めています。

さらに、青少年健全育成協議会が主催するキャンプや体力づくり事業は、子どもたちが自然に触れ、仲間と協力し合う貴重な機会です。福祉委員会や民生委員も協働し、乳幼児と保護者を対象にした「こども広場」を継続的に開催するなど、家庭を補完する役割を果たしています。

4. 教育環境の改善課題 ― 少子化と学校環境への対応

熱心な活動の一方で、教育環境には深刻な課題も存在します。
第一に、児童数の減少による教育機会の縮小です。クラス数が少ないと競争や切磋琢磨の機会が減り、学びの活力を損なう恐れがあります。また、少子化に伴う学校統廃合の議論では、保護者や地域への丁寧な説明と情報公開が不可欠です。
第二に、施設環境の整備についてです。冷暖房設置の遅れや、学校周辺の雑草・樹木の整備不足は現場の切実な声です。校務員の人員不足の声もあり、施設環境維持に影響します。さらに、校長・教頭の同時異動は、学校と地域との信頼関係を途切れさせる要因となります。

5. 子どもの居場所と通学環境 ― 安心できる日常を

学校外での居場所づくりも重要です。ある地区では「公園でボール遊びができない」「バスケットゴールがない」といった声や、幼児向け遊具やトイレ設置の要望も出ています。また、図書館へのアクセスの不便さから「移動図書館を復活してほしい」という提案もあります。
また、安全な通学環境の確保は喫緊の課題です。ある地区では、歩道が整備されていないバス道路があり、「いつ事故が起きてもおかしくない」と危機感が共有されています。徒歩通学が原則の中で、1キロ以上の距離を歩く子どももおり、疲労による学習意欲低下が懸念する声も聞かれます。歩道整備や安全対策は教育の機会均等の観点からも整備は必要です。

これから起こりうる課題もあります。外国をルーツに持つ子どもが増えていますが、文化や言語の違いから、孤立してしまうのではないかと心配しています。こうした子どもたちが安心して、高槻で育っていけるように地域として支えていきたいと思っています。市としても今後の方針を考えていただければありがたいです。

高槻市は2003年に中核市となり、大阪府下で一番古い中核市です。子育て・教育分野でも他市に負けない「日本の高槻」を目指すべきです。子どもへの投資こそが未来を切り開く最も重要な柱であり、市民全体の幸福につながります。

結び ― 「子どもの未来が一番大切」といたしまして、今回紹介した事例のように、地区内では各種団体が多岐にわたる活動を行っています。市には各種団体への引き続きの支援をお願いいたします。「子どもの未来が一番大切」という共通認識のもと、今後も行政・学校・市民が協働して取り組みを進めていけるよう、ご協力をお願いいたします。

(発言者)コミュニティ市民会議副議長
ありがとうございました。それでは、市長から提案や、部会に対してのご質問、ご意見をよろしくお願いいたします。

(発言者)市長
ありがとうございました。
様々な会合に出席すると、いろんな団体から出てくる話が人手不足の話です。
これは、どうしようもないところがあって、特に学校教員は高槻市が採用する形でなく、大阪府が採用しているので、大阪府の教育委員会に教員になろうする方が応募するのですが、大阪府は人気がありません。なぜ人気がないのかといいますと、一時、教師に対する要求水準が高くなり、余り人気がなく、しかも、もともと人手不足ですから、それが結構ネックになり、我々としても、何とか市独自で採用するということも考えているんですが、それでも人材が集まらないので、非常に切実な問題であります。それから、校務員とか、いろいろ学校を支えてもらうような方々についても高齢化というのは本当に頭が痛い問題です。みなさんコミュニティとかでも、なかなか後継者がいないというお話を伺います。

私も全国市長会や、大阪府市長会の会長をしていますので、いろんな市長さんとお話をしますが、「うちは人が余っていいですわ」というところはなく、どこの市も同じ悩みがあります。どこかに人が集まっているっていうことはなくて、東京ぐらいじゃないですか。東京でもコンビニなんかは人手不足で、そういう意味では、やっぱりいろいろお話をしながら、取り上げていきたいと思っております。

お金をつければいいのではという点ですが、予算の問題はもちろんあって、先ほど申し上げましたように、健全財政を維持するっていうことで、基本的には節約でやるというのが原則ですが、では、お金を出したから何か解決するかっていうと、人手不足というのがあるので、解決しないところがあります。

例えば市営バスでもダイヤ改正したんですが、人がいないので運転士さんが集まらない。高槻市は公営バスなのでまだ人が集まる方ですが、それでも運転士さんに困っていて減便せざるを得ない。それに加えて、国が働き方改革ということでございます。要するに人がいないのに労働時間を短縮すると決めたことでさらに人手不足になり、それで減便をせざるを得ない。
民間はもっと酷くて、交野市や富田林市、河内長野市などはバスを廃止されています。採算がとれないことや人手不足問題もあり、課題が多い状況でございますが、私どもも頑張りますので、ご理解、ご協力の程よろしくお願いします。

(発言者)コミュニティ市民会議副議長
どうもありがとうございました。次に、組織育成部会からよろしくお願いいたします。

(発言者)組織育成部会
発表テーマは「活動拠点の確保と教育環境を充実する地域組織づくり」です。
組織育成部会は、子育て・教育環境の整ったまちを目指して、活動拠点の確保と、教育環境を充実する地域組織づくりについて提案します。

本市には未就学児等と保護者の交流会として、社会福祉協議会の地区福祉委員会が関係団体と協力して実施している「子育てサロン」(「遊び広場」「こっこひろば」)が37地区中、28地区で活動をし、子どもの活動の場を提供すると共に子育ての悩みなど相談の場となっています。
地域によってはNPO法人等が「子育てサロン」を卒業した子どもたちの交流会を開催し、非常に熱心に子どもたちに活動の場を提供しています。

活動拠点はコミュニティセンター、自治会館、公民館、学校、公園等ですが、一部地域では活動の場が足りず、活動拠点や活動時間の確保のため苦慮している状況です。
子育て教育環境の整ったまちにするには、コミュニティセンターをはじめ地域の活動拠点の充実が重要です。市でも各地域の活動団体や利用実態を調べ、子どもたちのために活動している団体の活動拠点の確保・充実を図ることを提案します。

また、各地でセーフティボランティアをはじめ、子どもたちの安全確保や健やかな成長を願って、各種団体が協力して活動しています。
夏祭り等各地域で工夫して実施している行事や防災活動でも、地域の各種団体・PTA・PTA活動の経験者・大学生等のボランティア・子どもたち・学校の先生方・協力企業が世代を超えて協力して活動しています。
しかし、地域活動に積極的に関わってこられた方々の高齢化が進んでおり、引継ぎ方法を工夫し世代交代を視野に入れた取組が必要です。
また、地域差はありますが、PTA活動の弱体化は大きな課題です。PTAの協力により地域活動が活性化しているところもあれば、全くPTAが協力できなくなり困惑している地域も多数出てきているのが現状です。

本年度より「地域とともにある学校づくり」を目指し、各中学校区で、学校・保護者・地域が協力してめざす子ども像の実現のためにコミュニティスクールが本格的に活動を開始しています。

学校教育活動サポーター事業を活用してボランティア登録制度を進めていますが、次世代の子どもたちのために、「できるときに」「できる範囲で」「できること」をお手伝いしていただくことを進め、授業支援・環境整備・読書活動・授業外の活動・研修・地域との交流活動等地域を一体となった活動を目指して取り組んでいます。
このことは、地区コミュニティの活性化を目指す取組と共通点が多くあり、コミュニティスクールの活動を充実させることが、学校・地域の活性化につながります。

各地域では粘り強く広報活動や参加協力の声がけに努めたり、若い世代の地域活動への協力を働きかけたりしていますが、コミュニティスクールをはじめ、各地域での行事や活動内容を知らない方々も多く、若い世代の協力が十分得られていないのが現状です。
各コミュニティでは、PTA活動の経験者と協力して、地域活動を活発にすることが子どもたちの教育環境の充実に繋がることをアピールし、地域活動の充実を図っていますが、世代間交流の充実した体制をより一層築いていくことが大切です。

また、コミュニティスクールの活動を充実させるために、各地区コミュニティ間の連携を進め、コミュニティ組織を活用して回覧や掲示板の活用など、より良い広報活動・ボランティア募集の在り方・協力体制を工夫し、資金の問題等も考慮しながら地区コミュニティ組織の充実を図り取り組むことが重要であると考えています。
私たちは、コミュニティスクールの活動の充実を目指して取り組みますが、市でもPTA・保護者の活動の在り方等各地域で創意工夫しながら取り組んでいる事例を積極的に紹介し、啓発活動に取組んでいただきますようお願い致します。

子育て・教育環境の整ったまちは、各地の課題を踏まえ市とともに学校・保護者・地域が協働して取り組むことにより実現できると思います。よろしくお願いいたします。

(発言者)コミュニティ市民会議副議長
ありがとうございました。それでは、市長からのご質問、ご意見をお願いいたします。

(発言者)市長
どうもありがとうございます。
もう全くそのとおりで、子どものためというのはやっぱり基本なので、みんなで一致団結してやらないといけません。ただ自治会の活動やPTAもそうですが、いろんなボランティア活動は、そもそも昔からの日本的な性善説の感覚を前提とした制度ばかりです。今までは例えば自治会でしたら、自治会費をくださいってまわってきたときに、別に批判もなく会費を払って自治会に入っていたんですが、最近はそうではなくて、何かメリットがあるんですかなど、いろんなこと言われます。
確かに、権利意識は持っていていいとは思うんですが、その権利意識というものがちょっとマイナスに出ているような感じがします。

ここにでている各種団体は、皆さんそうですが、加入は任意です。任意は間違いないのですが、普通に入られている方はおかしいとか、何かそういうことを言われる方もいらっしゃるようで、いろいろ混乱しているような部分があります。ただ我々はやはりぶれてはだめで、子どものためにやっているということで、いろんな混乱をしても、そこに立ち戻るようにしていかないといけないと思います。

国の予算を削減することで、結局、まちづくり、まちの活性化を担っていただいているのは、今日お集まりの会長さんをはじめ、コミュニティの皆さんということになっております。我々も、しっかりと支援をしていく、一緒にやっていくという意識を持つことが必要だと思います。
子どもたちを地域ぐるみで育てていく、そういう認識で進めていきたいのですが、その点は各コミュニティがそういう意識を持っていただいているので非常にありがたいです。
それぞれの地域で、いろいろな手法を構築して創意工夫されて、子どもたちにいろんなことを教えていただいて本当にありがたいです。これからも、最後に書かれていますように、こういう活動していますよと、啓発していかないといけないと、今回ご意見いただいて思いました。ですからPTAだとか、保護者の活動とか、地域活動するために啓発していくことは大事なことだと思います。そういう意味で、J:COMで、今3回目か4回目まわらせていただいておりますが、あの番組はそういう趣旨です。

市民でもコミュニティっていう存在を知らない人もいますから、だからまずはコミュニティという存在がある、コミュニティの方が何をされているのかということを市民の皆さんに知っていただいて、自分の知らないところで自分の地域を支えていただいている方がいらっしゃるということを知っていただく。それと、そういった自治会活動の啓発で、番組を放送する取組もまた高槻だけですので、ぜひご協力いただきたいところです。番組はたった10分ぐらいですが、その撮影で2時間から3時間くらいずっと、皆さんとお話しできてその地域の実情も教えていただいけるので、私自身も非常に勉強になりました。ご協力いただきまして、ありがとうございます。今後もよろしくお願いします。

(発言者)コミュニティ市民会議副議長
ありがとうございました。次に、地域安全部会からよろしくお願いいたします。

(発言者)地域安全部会
発表テーマは「子どもとともに学ぶ地域ぐるみの防災・防犯教育」です。

地域安全部会は、地域の安全と安心を目指し、防災・防犯意識の向上に取り組んでいます。その活動は、地区防災会連合会や市民防災協議会との連携、そして地域への情報発信を通じて行っています。
現在行われている防災活動として、地域の学校で防災訓練が実施されており、子どもたちは保護者とともに参加しています。特に、樫田小学校の「防災サマースクール」では、ダンボールベッドでの宿泊などを通して、子どもたちが防災について学び、その成果を発表しています。また、北阿武野コミュニティ協議会では、全世帯への安否確認訓練や災害時要援護者への避難訓練など、緊急時の心構えを習得するための防災訓練も実施しています。しかし、北阿武野地区では、災害発生時に自宅避難者が多いと想定されており、その対応が今後の課題となっています。

続きまして「子どもたちの防災意識を向上させるためには」です。
子どもたちの防災意識を高めるための取り組みが始まっています。令和7年度から、高槻市立の全ての中学校区でコミュニティスクール(学校運営協議会)が導入されました。まだ手探りの状態ではありますが、各小・中学校から地域の防災組織へ、子どもたちに防災の話をしてほしいという依頼が届いています。これに応えるため、西阿武野地区コミュニティ協議会では教材の準備を進めています。このような取組を通じて、子どもたちだけでなく、親も巻き込むことで、地域全体の防災意識が高まると考えています。

また、北阿武野コミュニティ協議会は、幼稚園や保育園、小・中学校、高校との連携を強化し、行事での部活動発表やボランティア参加を通じて地域の人々との交流を深めています。これにより、地域活動を子どもたちに知ってもらい、災害発生時の連携強化に努めています。幼稚園児には、地震や煙の中を移動する体験など、楽しみながら学べる防災訓練も行われています。
樫田小学校では、特認校制度により通学区域外からも多くの児童が通学しているため、災害時の「孤立」を自分ごととして捉えています。2年前からは、児童が学校に泊まり込む防災学習が行われ、大学生や地域、企業関係者など多様な立場の人が参加し、「災害の備え」を伝えています。子どもたちは、「災害時に誰も取り残されない」をテーマに、災害時に困ることを調べて発表しました。

安全で安心な地域とは、単に犯罪が少ないだけでなく、災害への備え、交通の安全、そして地域のつながりが整っている環境を指します。行政と地域のコミュニティが一体となり、住民が安心して日常生活を送れることが重要です。
しかし、近年、自治会やコミュニティに参加しない人が増えて、「参加してどんなメリットがあるのか」という意見も聞かれます。また、自治会や防災会の役員が1、2年で交代することも、「共助」意識が根付かない一因となっています。災害による犠牲者を減らすためには、一人ひとりが「自助」と「共助」の意識を持つことが大切です。地域では、高槻市と連携し、地区防災会や自治会の参加者を増やすとともに、参加者・不参加者を問わず、被災者を減らす努力を続けています。

次に「登下校時の安全確保」です。
子どもたちの安全を守るための課題も山積しています。登下校時にはセーフティボランティアによる見守り活動が行われていますが、ボランティアの高齢化や人手不足が問題となっています。特に下校時の子どもたちの見守りが少ないと感じられています。この見守り活動は、交通事故を防ぐだけでなく、災害発生時にも備えるため、保護者の協力が不可欠です。
子育てや教育環境は、安心安全が最優先であるべきであり、PTAと地域住民が一体となって取り組む必要があります。

「まちづくりと防災・防犯」についてです。
北阿武野コミュニティ協議会は、「顔の見える関係性」を築くことを目指し、地域住民、学校、各種団体との連携を深めています。祭りの開催や三世代交流イベント、「北あぶの文化展」などを通じて、人と人のつながりを強化し、これが犯罪抑止や防災への対応、高齢者支援にもつながると考えています。
防犯活動としては、毎月理事会で交番だよりを配布して回覧板で住民に周知したり、年末には自治会が参加する歳末夜警を行ったりしています。しかし、「子どもを守る体制強化策」としてセーフティボランティアの増員を推進しているものの、地域の高齢化と担い手不足が課題となっており、解決策は見出されていません。

地域の課題を地域で解決するために

樫田地区では、放課後子ども教室「かしん子クラブ」が、授業のある日は毎日、すべての希望児童を対象に、安全な居場所、遊び場、学習の場を提供しています。

「みんなでつくる地区防災計画」では、「自助」・「共助」による地域防災の重要性が強調されています 。災害時だけでなく、平時からの地域力を活かす方法を考え、毎年計画を見直すことが、地域の魅力づくりにつながるとされています。また、避難するためのルールを作り、地域の知恵や経験を「宝物」として活用することが提案されています。

地域が抱える課題を解決するためには、自分たちの力でできることを地域で考え、実行していくことが重要です。行政には、地域では対応が難しい医療・福祉の充実や、高齢者・子育て世代への支援体制の整備が求められています。
高槻市においては、地域への情報発信を通じて、あらゆる世代の防災・防犯意識をともに高めていくことを期待しています。

(発言者)コミュニティ市民会議副議長
ありがとうございました。それでは市長から提案・要望をお聞きになってのご質問、ご意見をお願いいたします。

(発言者)市長
どうもありがとうございます。
防災防犯ということで、いろいろご尽力いただいておりまして、どうもありがとうございます。特に防災教育というのは、重要な課題でして、もうご存じだと思うんですが、防災の専門家の大学の先生が大分昔に言われてたんですが、「子どものときからそういう意識があったら、大人になっても防災意識を持つ」ということ、それとお父さん、お母さん保護者が、子どもと防災のことやいろんな話をすることで、家族ぐるみで防災力が高くなるので、子どもの防災意識は非常に重要だと熱弁されていました。

本当にそのとおりだと思います。どの地域でもそうだと思うんですが、中学生あたりの方が非常に頼りになるということを聞いています。高齢化が進んでいますから、地区防災でも特に中学生の方が大活躍をしたというような話が結構あります。それはやはり日頃からの防災教育が非常に重要だと思います。子どもにそういう労力をさせるのはどうかというご意見もありますが、でもそれは子どもと言うより、人の命を助けるために総動員する、今そういう社会になっていますから、各地域で子どもさんを巻き込んで防災を検討していただいているので、大変心強いことです。

本当に樫田の台風被害のときに大変だったんですが、携帯電話の充電とかそういう問題ではなく、携帯電話の基地局がやられて、いくら携帯電話を充電しても通話ができないという状況でした。私が樫田で思ったのは、そうか電気がないとはどういうことか、本当に経験してみないと分からないものだと痛感しました。あと大阪北部地震の時に、断水・停電とはどういうことか、できれば体験したくないですが、体験して痛感しました。

防犯の方では、子どもさんが被害にあう犯罪というのは、幸い近年では高槻はないので、よかったと思うところですが、いつ犯罪が起こるかわからないので、警戒が必要なのは、声かけ事案です。
ただ最近は、全国的な傾向ですが、犯罪認知件数が激減しています。やはり一つは、防犯カメラの普及が大きい。今もう街頭犯罪ですと、捜査技術の方も、私が現場にいた20数年前と比べると格段に向上していて、すぐ捕まりますよね。テレビを見ていて、本当に捕まえているなと思います。防犯カメラでずっと逃げるところを見ていって、本当に警察はすごいなといつも感心しています。防犯カメラのおかげで犯罪認知件数が減っておりまして、犯罪者もやっぱり警戒しているようです。そのかわり特殊詐欺は増えています。でも子どもが被害者になるというのは少なくなっているということです。ああいう犯罪はやはりすごく警戒するので、地域の方が青色防犯パトロールなどをしていただいていることが、非常に効果があり、そういうところをしっかりやっている地域は非常に犯罪が少ないというのがあります。

ちょっと余談ですけど、私の検事時代に、大泥棒の話を聞いていると、警戒が強い地域とそうではない地域では、やっぱり泥棒もその雰囲気を選ぶようですので、高槻に犯罪が少ないのはみなさんのおかげだと思っています。引き続きよろしくお願いいたします。
我々も高槻警察署と連携しまして、地域の防犯活動の向上に努めてまいりたいと思います。

(発言者)コミュニティ市民会議副議長
ありがとうございました。最後になりましたが、総務広報部会よりよろしくお願いいたします。

(発言者)総務広報部会
高槻市の施政方針のうち「子育て・教育環境が整ったまち」について、子育て世帯として、また地域の一員として以下の施策に大きな期待と感謝を抱いています。

最初は子ども医療費の完全無償化についてです。府内初の取組として、子育て家庭の経済的負担を軽減し、安心して医療を受けられる環境は、子どもの健康だけではなく、保護者の精神的な安定にもつながります。
次に見守り付校庭開放についてです。放課後の安全な居場所づくりは、共働き家庭にとって大きな支えです。地域の大人との交流が生まれることで、子どもたちの社会性や安心感が育まれることを期待しています。
次に教育施設の整備とICT活用についてです。現代の教育においてICTは欠かせません。校舎の改修や機器の導入は、学びの質を高めるだけでなく、教員の働き方改革にもつながると期待しています。
最後は子育て支援のワンストップ化についてです。保育・医療・相談などの支援が一元化されることで、保護者が必要な支援にスムーズにアクセスできるようになるのは非常にありがたいです。

他市に先駆けたこれらの施策は、本市に子育て世帯の流入増など、子育て先進都市としてのイメージ向上につながっていることと存じますが、さらに良くしていくためにいくつかの提言をさせていただきます。

最初は学童保育の問題です。小学校に隣接した学童保育が3年生までとなっているため、4年生以上は民間の施設を利用することとなります。学校校門の前で施設からの迎えの車に乗り込む姿を見かけますが、交通上の安全の問題や連れ去られるのではないかという心配の声もあります。民間学童保育室の設置促進をお聞きしますが、学校隣接の学童保育で6年生まで預かることや、民間の業者に学校内の施設を貸すなども検討されては、いかがでしょうか。

次に安心して子育てできる環境の整備についてです。
不審者から子どもを守ることは最も重要なことです。「安まちメール」には連日のように不審者情報が届きます。地域としましてもパトロールを実施し、見守り活動の啓発に努めていますが、防犯カメラの増設など、監視の強化を行い、安心して通学できる環境の整備をお願いしたいです。また、学校内での盗撮やいじめから子どもを守るためにも校内での防犯カメラの導入を検討してはいかがでしょう。プライバシーの問題など解決しなければならないことがありますが、是非とも検討いただきたく存じます。

次に子育て相談の窓口についてです。現在も、あちこちに設けて貰っているとは思いますが、もっと地域の身近に、気楽に子育てなどの相談窓口を増やしてはいかがでしょうか。
高槻市の各地域に小学校、認定こども園や、幼稚園、保育園がありますが、公私立を問わず、通園、登校していなくても、気軽に子育ての相談ができる窓口を併設していただき、いつでも、相談、アドバイスを貰える環境の整備をしていただければありがたいです。

続いて小中一貫教育についてです。9年間同じ学校・同じ人間関係が続くため、新たな人間関係を築く機会が少なくなることを懸念する声もお聞きします。また私立中学校への進学を阻害することになるのではないかとの危惧も聞かれます。小中一貫教育を進めるにあたり、子どもの人間関係形成や中学校選択の自由に、十分な配慮をお願いいたします。

最後にコミュニティスクールについてです。
令和3年度から導入されたコミュニティスクール制度は、今年度、市内全域の中学校区で設置が整いました。この制度は地域と学校が連携し地域と学校の連携を強化する重要な仕組みですが、一方で、制度移行に伴い、いろいろな課題を感じています。

20年以上にわたり活動してきた地域教育協議会が廃止され、地域によっては、啓発活動や見守り事業、体験学習などの継続が難しくなっているとの声もあります。また、中学校校区地域教育協議会に配分されていた年間30万円の予算が削減され、青少年健全育成活動に影響が出ている地域もあります。地域協の活動の記録や評価が十分に整理されないまま新制度へ移行したと感じるところもあり、地域と行政との信頼関係に関して心配する声も聞かれます。

新制度は、旧制度に比べ運営面で学校長の職責がより重くなっているのではと感じており、そうした中、学校長の赴任期間が比較的短いため、地域との関係性が形骸化されないよう、注意が必要だと感じています。

引き続き制度の目的や役割を市民に丁寧に説明していただくことや、地域が市の青少年の健全育成や教育に関わる部署と密接に連携し、特色ある地域活動を継続していくことが重要であると考えます。教育委員会、青少年健全育成協議会との連携を継続し、相互により密接な関係を築くとともに、地域活動の継続も念頭に、よりよい制度となるよう見直しを行いながら、ともに協力して取り組んでいただきますようお願いいたします。

高槻市が「子育て・教育環境が整ったまち」として、また、「『大阪の高槻』から『日本の高槻』へ」、さらに魅力的な都市になることを、引き続き市民の声を丁寧に拾い上げながら、施策の実施と改善を進めていただければ幸いです。
濱田市長、そして市職員の皆さまのご尽力に感謝申し上げるとともに、今後もこうした対話の場を大切にしていただけることをお願いし、私の発表を終えさせていただきます。

(発言者)コミュニティ市民会議副議長
どうもありがとうございました。それでは、市長から提案・要望をお聞きになってのご質問、ご意見をお願いいたします。

(発言者)市長
どうもありがとうございました。

いろいろご意見も含めて、学校の方ですが、これはちょっと難しいところがあります。例えば、数年前から10年ぐらい前は、竹の内町が結構子どもが多くて、その前は阿武山が多かったんですが、すぐに動向が変わって子どもが少なくなり、今度は桃園町が増えました。これは例えば大きなマンションが建つと、子どもが急激に増えて、それで学童保育も施設を作るのかということになるんですが、もう数年経つと、不要というわけではないですが、オーバースペックになってしまうという問題が出てきました。

さらには今、全国で人口が減って、少子化が進んでいますので、最初にお話したように、高槻では何とか子どもを地域で増やそうと努力をしていますが、全国的に人口が減っているということを考えますと、行政の基本としては、やっぱり今後は子どもが減っていくことを前提に政策を進めていくのが原則なので、そこら辺の兼ね合いをどうしていくか実は毎年悩んでいるところです。ある意味、完璧ということが難しい中、判断せざるを得ないということで、ご迷惑をかけている部分があります。
そんなことで、民間保育を広げて、民間に基本的にお願いするという意図もございまして、半分は民間から働きかけをお願いするといった状況です。

実は公立の学童保育を全体でやっているというのも、非常にまちまちでして、もうほぼ民間でやっているところも結構あります。
それは市によって違うところですが、高槻市としては、3年生までは公立で、それ以降は民間でさせていただいています。ただ民間学童保育の方は始まったばかりで、いろんな課題があり、毎年修正、改善させていただいておりますので、ご理解いただきたいと思います。

あと盗撮事案も近年ありましたので、防犯カメラをというご意見もあって、どうしようかということがあります。学校に防犯カメラはある程度必要性もあるだろうし、あったらあったでいいかもしれないですが、我々も性善説で生きてきた者としては、何かそういう心情的な部分もあって、子どもたちが全員写るということになると、子どもたちのプライバシーを守れないという面もある。トイレですから、ちょっとデリケートなところですし、ここは今後の検討事項だと思います。

学校の業務では、コミュニティスクールということで多大なご協力をいただいていて、改めて感謝申し上げます。冒頭に申し上げましたが、やはり教師の数も少なく、昔、我々の子どもの頃に比べると、子どもの対応さらには保護者の対応で教師に負担がかかっています。ただ基本的には子どもさんの保護といいますか、教育以外の私生活での保護等は第一義的には保護者の方が責務として担っていただきたいと思っていますし、その支援をしっかりとさせていただきます。ご意見をいただきながら、また改善していきますのでよろしくお願い申し上げます。

(発言者)コミュニティ市民会議副議長
それでは、市長をはじめ、皆様ご協力ありがとうございました。
まだまだお話をしたいところですが、時間の都合がありますので、これで市長との意見交換を終えたいと思います。本日はどうもありがとうございました。

(発信者)司会
ありがとうございました。予定されていた内容は全て終了いたしました。それでは、閉会に当たりまして、濱田市長からご挨拶を申し上げます。

(発言者)市長
本日はタウンミーティングありがとうございました。
いろいろとご意見をいただいて、非常に勉強になりましたし、今後の市政に反映をさせていただければと思います。子育て・教育と言うとやはり、皆さんコミュニティの会長さんはやっぱり熱くなる、少なくともそういうことがよく分かる。我々もしっかりと受け止め、子育て教育を充実させていきたいと思っております。

このタウンミーティングでいつも申し上げておりますが、お招きをいただければ、夏祭り・文化祭など、積極的に行かせていただきますので、是非、遠慮なくお申しつけください。
それとまたそのときに、地域の雰囲気、そして地域の状況といったことを把握して市政に反映することができますので、是非とも、引き続きよろしくお願い申し上げます。
今日は本当に勉強になり、ありがとうございました。