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| 日時 |
令和7年8月12日(火曜日) 午前10時から11時30分まで |
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| 場所 | 高槻市役所 総合センター15階C1501会議室 |
| 参加者 | 磐手地区コミュニティ協議会 日吉台地区コミュニティ協議会 |
| 行政側出席者 | 市長・総合戦略部長・市民生活環境部長ほか |
| 次第 |
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| テーマ |
全体テーマ 「地域における支え合い活動を広めるには」 |
意見交換
(発言者)市長(開会あいさつ)
皆様、おはようございます。高槻市長の濱田剛史です。本日は、磐手地区、日吉台地区のコミュニティの皆様とのタウンミーティング楽しみにしております。今日はよろしくお願いいたします。
毎年コミュニティ市民会議の会長様と、タウンミーティングを開催していただいていますが、そこでいただいた御意見などについて、実際にいろいろな施策に反映をさせていただいており、大変参考になっているところであります。
今日は磐手地区と日吉台地区ということで、この両地区もそうですが、私も高槻のコミュニティには積極的に行かせていただくようにしています。その際に、各地区の状況やいろいろな御意見を雑談する中で知ることが出来て、また情報も入るということで、非常に役に立っているところであります。
そういう意味で皆様がされておられる活動やいろんなイベントに行かせてもらい、私自身も勉強になりますし、また市の施策にも非常に参考になるというところで、改めまして感謝を申し上げるところであります。
今日は皆様方からいろいろな御提言をいただけるということで、これも政策の参考にさせていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。
(発言者)磐手地区コミュニティ協議会(代表あいさつ)
今日は濱田市長をはじめ、市職員の皆さん、日吉台コミュニティの幹事の方、何人かお顔と名前が一致する方もおられますが、タウンミーティングという形での会合を持たせていただきまして、誠にありがとうございます。今後の活動に生かしていきたいと思っています。
磐手地区は広くて、自治会だけでも37自治会が入っております。北は川久保から南は安満遺跡公園、八丁畷、高垣町まで、その中に豊かな緑に恵まれて、神社仏閣、名所旧跡の歴史ある町でもあります。学校が多くありまして、まず関西大学ミューズキャンパス、高槻北高校、第八中学校、磐手小学校、奥坂小学校、子ども園といろんな施設があり、文教の町でもあります。
一番に、地域として捉えているのは、災害時要支援事業の推進、それと学校と保護者と地域がともに知恵を出し合い、一緒に協働しながら子どもを育てるというコミュニティスクール活動にも力を入れています。
この磐手地区の各種団体と情報交換を月に1回行っています。合同役員会のメンバーというのは、ここに出席しているメンバーで、コミュニティ協議会、地区防災会、地区福祉委員会、磐手地区奥坂地区の民生委員会、青少年健全育成協議会、青少年指導員、ふるさとふれあいネット、奥坂コミュニティセンター管理運営委員会、赤十字奉仕団、献血推進協議会、防犯協議会等が月に一度集まって情報交換しております。
このまとまった力が磐手地区の原動力となり、一歩ずつですが地域に貢献できていると考えています。結集した形として、様々な活動が生まれていますが、活動事例については、後に報告させていただきます。今日はよろしくお願いいたします。
(発言者)日吉台地区コミュニティ協議会(代表あいさつ)
皆さんおはようございます。日吉台地区コミュニティ連絡協議会の皆さんに支えられながら、会長をさせていただいております。本日はよろしくお願いいたします。
市長さんをはじめ市職員の皆様には、日頃から大変お世話になり誠にありがとうございます。本日のタウンミーティングが、ともに意義のある時間となりますよう願いますとともに、発表原稿には、時間制限がございまして、皆さんの思いをちょっと圧縮しております。心の中にたまったものをぜひ市長さんの前で思い切りぶつけたいなあと思って、その辺を御配慮いただき、時間が少ないですが、全員がひと言でも発言が出来てよかったと帰れるように、本日はよろしくお願いいたします。
また事前に、地区の資料をお配りしていますので、今後の参考にしていただけたらと思っております。
以上でご挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。
<参加者の自己紹介>
(発言者)司会
それでは、ここからは本日の意見交換のテーマであります「地域における支え合い活動を広めるには」につきまして、各地域において様々な分野で御活躍いただいています皆様の取組事例を御紹介いただきたいと思います。その後に、市長との意見交換に移らせていただきます。それでは、磐手地区からお願いいたします。
(発言者)磐手地区(取り組み事例)
磐手地区としてのコミュニティ協議会の重要な事業として災害時要支援事業、これは10年前から行っております。その際に皆さんに支援者名簿をどう見てもらうかというのが一番重要だと思っています。見てもらわないと、どこに困っている人がいるかわからない、その名簿を見てもらうということに力を注いでおります。その手助けとして、「磐手地区コミュニティ協議会における災害時要援護者支援活動に係る同意者名簿管理運用規程」というのを作って案内しています。それともう一つ、自治会単位で教科書になればということで、「〇○町自治会災害時要援護者支援事業の取組の手引き」をお渡しして進めています。ただ自治会において温度差があり、これは難しいと思っています。
災害に関する防災講演会ということで、磐手地区では磐手公民館と毎年組んで防災訓練を行っています。不思議なことに公民館の館長が歴代消防署OBです。ものすごくできる人がいつも館長でおられるので、非常に助かっています。それから、大防災訓練が平成25年の1月にあったと思うんですが、そのときは、八中の生徒と奥坂、磐手小とともに避難訓練を行いました。防災に関して力を入れております。
それと、コミュニティスクールですね。これは城南中区と八中校区で最初にスタートして、今4年目を迎えています。目標としては「育てよう ふるさとを愛し みんなのために行動する子」ということで、パンフレットを作って回覧で見てもらっています。どうやって地域が入るかという中では、学校応援団というものを組み立てています。学校応援団は八中校区なので、八中地域の8を取ってチームエイターと呼んでいます。その方たちに何をしてもらっているかというと、授業支援や部活動支援、図書館の貸出し、花壇の整備、放課後学習、様々な交流活動、防災訓練や防災講話、セーフティボランティアなどです。八中と奥坂小と、磐手小で登録してもらっている人たちが200名を超しており、なかなか地域も頑張っているなと思っています。
それと、これは地域協のときから始まったものですが、校区子ども会議というのを行っています。子ども会議というのは、北高の生徒会、第八中学の生徒会、奥坂小学校、磐手小学校の児童会のみんなが出てきて、各学校の取組と、それともう一つ大きいのは、地域の人と小中高が連携してどんなことができるんだろうと、もちろんここに私たち参加しているメンバーがその会議に参加させてもらっているんですが、それを毎年行っています。
今、協議会では、健康推進部門として、家族ハイキングとか食育講座や元気体操の普及、そのときに、体組成計の測定で触っただけで体の内部がわかる、健康状態がわかる、こういうのを行っています。
防犯協議会活動につきましても、歳末警戒には、今37自治会が加盟していますが、16自治会が歳末の夜警にまわっています。
次に福祉委員会ですが、今、僕たちの新しい執行部になった時点で、1番最初に手がけたのが磐手地区福祉活動計画で、これは7,000部ほど作って全戸配布しました。3年か4年前に作ったんですが、なかなかの出来栄えで、見てもらったら磐手地区全体が見えるというような物を作りました。次に食事会、子ども広場、カフェ。カフェは月2回やらせてもらっています。1回は社会福祉協議会からまちかど相談員を呼んでやらせてもらっています。それと献血活動ですね。11月23日、スーパーで献血ができるようになります。磐手地区もお手伝いさせていただくことになっています。
民生委員は、1番大事なこととして友愛訪問を行っております。基本的にはひとり暮らしの高齢者を月1回訪問しています。9月、10月と毎年ですが、高齢者調査として、75歳以上の方が健康にされているか、市の福祉サービスを必要とされているかということで、年1回まわっています。これは民生委員として、相当しんどいことですが、頑張ってやってもらっていると思います。日常的な証明業務とか、調査、安否確認、これはいつもです。磐手地区、奥坂地区の民生委員は、特に福祉委員を兼任していますので、食事会、こども広場、暑中見舞いのはがきの配布、それからお節料理は今年で終わりですが、協力してやっておりました。
次に青少年健全育成協議会についてですが、地域で子どもを育て、その子どもたちがまた地域で頑張ってくれるという、地域愛が芽生えればという思いを持ってやっています。7月には、川久保の夏休みデイキャンプを地元でやらせてもらっています。12月には、小学校で縄跳び大会、2月には高槻フィールドアスレチック成合コースで、耐寒体力づくりを行っています。
青少年指導員は、磐手地区のほとんど、青健協の行事とか、コミュニティの行事とかいろんなところでも活動していますが、全国、高槻市全体の行事の中での動きが多いようです。二十歳の集いの警備や、高槻ハーフマラソンの警備、高槻まつりのパトロール、様々なことで活躍してもらっています。
次に、ふるさとふれあいネットですが、まずは「ふるさとふれあいフェスティバル」。これは今までは、奥坂小学校、磐手小学校、第八中学校が持ちまわりで毎年していましたが、去年から、第八中学校に固定になっています。毎年10月の第4日曜日に開催しています。北高、八中、小学校、幼稚園、いろんな団体が全て集まって、磐手地区最大のフェスティバルになっています。そのときに自治会や諸団体、PTAが遊びコーナーを開いて、大体1,700から2,000名ぐらいの人が集まって、交流をして非常に大事な行事となっています。
そして11月の高槻市環境美化推進デーにあわせて、クリーンキャンペーンを開催し、北高生、八中生、児童も参加し、地域と一緒に活動しています。広報誌として「ふるさとふれあいネット」を7,500部、全戸配布して、アピールさせていただいております。
最後に、奥坂コミュニティセンターは地域のセンターとして、地域の住民との交流と情報交換の場として機能しています。いろんな主催教室の活動や自主サークルの支援なども行っていて、地域にとってなじみやすい空間になっています。様々な地域の活動拠点であり、合同役員会のセンター機能の役割も果たしており、地域にとってなくてはならない拠点になっています。以上です。よろしくお願いします。
(発言者)司会
ありがとうございました。続きまして日吉台地区からお願いいたします。
(発言者)日吉台地区(取り組み事例)
当地区の現状について御紹介します。
令和7年3月末現在、約8,600世帯、内自治会加入6,880世帯(8割)、未加入約1,700世帯(2割)で年々自治会離れが加速しています。同様にコミュニティの加入率も低下傾向にて、ここ10年で7自治会が退会し、現在19自治会約4,200世帯で加盟率62%です。特筆すべきは年少人口が増加傾向にあることです。以上の状況下にて、学校区エリアと異なりますが、日々支え合い活動にご尽力いただいています。
諸団体の皆様の事例を紹介させていただきます。
福祉委員会では、活動内容の充実とアピール強化や未来を担う児童生徒への働きかけを行っています。広報誌の題字は地区内書道教室の生徒さんの協力をいただき、未就学児の「親子ひろば」での保護者へのアピールや、中学校1年生の総合学習での地域福祉学習への参加協力等の活動を通じて、若い方たちへのアピールをしています。
青少年健全育成協議会では、子ども向けのイベントを手掛けていますが、年々支えて下さる方も減少傾向にあり、悩みの種になっているのが現状ですが、「子ども達の笑顔に触れ合えて元気をもらい、自分たちも笑顔になれる。スタッフも楽しんでいますよ」と親御さんの心へのアピールをしています。PTAや子ども会の方たちと相互理解を進めていきたいです。
民生委員児童委員協議会ですが、担当地域の高齢者は、民生委員が支えるだけでなく、皆さんからの温かい言葉に支えられている気がします。一方で個人間の繋がりを大切にすることに重きを置くため、地元自治会との結びつきが少ない気がしていますが、今後はお互いが協力して災害時の高齢者の安否確認などが出来たらと思っています。また、コミュニティや福祉委員会など他の諸団体の行事やイベントにも協力し合う関係も大切にしていきます。
防犯協議会は、「安心・安全なまち」をスローガンに、地区内を中心に防犯活動を行っています。毎週児童の下校時間帯には、「青パト」(青色回転灯を装着した登録マイカー)によるパトロールを、夏休みや歳末には地域を挙げて夜間パトロールを行います。また、地域行事の警備、高槻警察署と連携した防犯講演会・啓蒙チラシの配布なども重要な役割です。課題はやはりメンバーの高齢化です。ほとんどが70歳以上です。広報誌などで新しいメンバーを求めています。犯罪者が嫌がるトップは「地域住民の視線」といいます。お出かけや散歩ついでのちょっとした目配り運動も呼びかけています。みんなで行う防犯活動は「支え合い活動」そのものです。
健康づくり推進リーダーですが、近隣との日頃のふれあいや気遣いがコミュニケーションの広がりを生み、世代間交流に発展させていくことが、お互いを支え合う街づくりに繋がると考えます。子どもたち、子育て世代、高齢者にフィットした健康増進活動を継続します。「健康」をキーワードにした地域住民の交流や顔見知りになる機会の提供と、スタッフの負担が少なく参加者が気軽に楽しみながら続けたいと思える活動を目指します。
日本赤十字奉仕団では、献血運動こそが健康で元気な方の最も身近な支え合い活動と思い、献血の大切さを常に訴えており、ポスターの掲示等にて広報に努めています。献血車を誘致する為、誘致賛同者を募ると同時に、献血協力者の掘り起こしを図っています。
高槻・島本地区保護司会は、地域におけるより安全で安心な生活の支援として、高槻・島本地区保護司会(厚生保護)サポートセンターを開設し相談活動をしていますが、その存在は多くの人に認知されておらず、その啓発のため市のホームページからのリンク、サポートセンターホームページのリニューアルの準備を進めています。
日吉台地区老人クラブは、文字通り高齢者の集まりであり、お互いが出来るだけ身体的、精神的に元気で過ごせるようサポートしあうことを心掛けています。朝の体操の集いや、屋内での運動を兼ねた茶話会等、仲間づくりの場を提供し、フレイルの予防や健康維持に努めています。また年に一度ですが、おひとり様、準おひとり様を対象に集まりを開催し、孤独感を感じないように見守り活動として交流しています。民生委員さんとともに連携して行っています。
次に人権まちづくり協会芝谷地区です。会員の年齢層は高いですが、学びに向かう姿勢は旺盛かつ積極的です。北部で実施されている「子ども食堂」の見学や日吉台で営まれている小規模多機能型介護施設の見学を実施しました。地域の人財と資源を活用して失われつつあるコミュニティの復活を目指して、地域の課題解決のサポートができれば幸いです。9月に不登校問題を題材とした映画「風たちの学校」の上映を実施予定です。
弥生が丘自治会自主防災会では、「要支援者の安否確認訓練」と銘打って組長による災害時要援護者宅訪問と防災会幹事による訪問をそれぞれ年に1回ずつ行っています。毎年変わる組長に近隣にどのような要支援者がおられるかを認知していただくことこそが、災害時に取り残さない最小の対策と考えます。市の要援護者名簿の他に、自治会独自に要援護者の募集も行い、小学生以下の児童・幼児の名簿登録を呼びかけて、共稼ぎ世帯の支援も行うとともに自治会への加入も勧めています。
結びに、コミュニティにおいては、加盟自治会の役員任期がほぼ1年となっており、行事運営参加依頼など強要感を感じる自治会が増え、重圧感から自治会役員の引き受け手がなく、まして自治会離れへと悪い流れとなっていると聞きます。コロナ禍以後は、行事の度に「運営スタッフ一般募集」として地区住民の自主的参加を促しています。さらに、行事の案内も3小学校と1中学校へ全生徒あるいは家庭数に応じてチラシを配布し、子どもたち、家族での参加とボランティア参加を促しています。未加盟自治会や自主防災会の代表者には、防災訓練や各種講演会等の参加案内をし、防災情報の提供や広報誌「日吉台地区だより」を配布して、地域の情報も知っていただけるよう努めています。今後は、コミュニティ活動と支え合い活動を考える上で、自治会とのオンラインによる情報共有は不可欠と考えます。ついては、コミュニティと自治会、自治会同士を繋げるデジタルインフラの強化策、並びに紙媒体との共存策についてご指導いただければと考えています。
以上で、日吉台地区コミュニティ連絡協議会並びに諸団体の事例発表を終わります。
(発言者)司会
それでは、意見交換に移りたいと思いますが、大分スケジュールが押しております。市長よろしくお願いいたします。
(発言者)市長
どうもありがとうございます。
時間がかなり押していますが、皆さんのこの自己紹介の熱い思い、うちの担当が見誤ったということで、うちの責任でございます。申し訳ございません。ただ本当に、自己紹介で皆さんの思いを聞けたのは、よかったと思っているところです。やっぱり取組を紹介するだけでは、なかなか皆さんの生の声が聞けないところですので、かえってよかったと思っています。ありがとうございました。
また、各地区からの取組を教えていただきまして、ありがとうございます。
やはり、それぞれ地区ごとにカラーが違うといいますか、やっている内容は似ているところはもちろんありますが、それぞれに独自のいろんな取組をされておられるということがわかって、本当に勉強になったところでありますし、またこれを参考にさせていただいて、これからの地域での政策へ反映させていただけたらと思っています。
両地区だけではなく、全体的な話ですが、やはり皆さんが1番危惧しておられるのは、後継者の問題だと思っています。
私なりになぜこういう状況なのか分析はしておりまして、分析だけでは駄目ですが、まずは分析しました。社会的に、昔は定年退職のは結構早くて、だいたい50代で定年になる会社が結構ありましたが、今はだいたい60歳、そして65歳になっている会社も結構あるようです。まず65歳で定年、そこから年金などで自由に生活できればいいのですが、今はそういう状況ではなくて、まだ働かないといけない状況があって、70代で働いている方がたくさんおられます。それもあって、なかなか地域とかボランティアとか、そういったところに行かれない、行く方が少なくなっているというのが、まず、一つ大きなところなのかなと思います。
それから、若い方はどうなのかということですが、20代や30代では、実は皆さんが思っておられる以上に若い方の所得がすごく低くて、20年前、30年前に比べると、平均所得が150万ほど減っています。これは諸外国でも非常に珍しくて日本だけです。ですから若い方は余裕がない。また、共働きの家庭が増えたこともあって、なかなか地域活動の余裕が少なくなっているというのが、私なりの分析です。
ではどうするのかということですが、幸いなことに今70代の方も、ものすごくお元気で、80代でもすごくお元気で、全体のコミュニティ活動を見ていますと、80代の方がどこもものすごく活躍されておられます。お医者さんが言うには昔と比べて10歳から15歳ぐらい体力的に若いらしくて、そこが一つの救いだと思っています。やはりそういった方に、いろいろ貢献をしていただきたいということを、我々市としても、積極的に啓発をしていく必要があると思っています。
またいろいろとそういう面も、ご意見をいただければと思いますし、我々も頑張っていこうと思っています。
それから、若い方の自治会に対する意識が大分低くなっています。昔でしたら自治会というのは入るものであって、そこに何か理由があるとか、何か批判とか、そういうことを全く考えたことがなくて、「自治会費です」と言われて「そうですか」と払って、そのまま自治会に入っていたものですが、最近は「自治会に入って何か得するんですか」と言う方が結構いらっしゃいます。それはもう本当に時代ですので、それが悪いとかいいとかいう問題ではなくて、そういう時代なんだということを前提に、これからの自治会活動をどう維持していくかということを我々が考え、そしてまた皆さんといろいろ一緒に考えながら、進めていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
また、各分野、いろんな分野で活動していただいておりまして、本当にありがたく思っています。
一つ、いい機会ですので、ちょっと皆さん方に御協力いただきたいのが、特殊詐欺の話です。これがなかなか減らなくて、もう減らないと思ったほうがいい状況です。私、平成8年に検察官、検事になって、実は1番最初に住んだのは高槻市なんです。あの頃は特殊詐欺なんて一切なくて、こんな対応の犯罪類型が出てくるなんていうのは全く予想もつかなかったんですが、本当に隔世の感があって、早々に減っていくかと思っていましたが、全然減らずにどんどん増えている状況です。
これはなぜかというと、ひったくりとか、いわゆる街頭犯罪ってありますよね。ちょっと前に流行った機動ひったくりというバイクを使ってひったくりするのがありますが、これは強盗致傷とか強盗致死とかで、死刑や無期懲役とか、ものすごく重たい罪になります。一方、特殊詐欺は詐欺なので、強盗に比べればそんなに重たい罪ではないんです。軽くはないですが、最近はちょっと重くなっていると思いますが、詐欺で捕まってもせいぜい実刑で5年くらいでしょう。そんなに重たい数字ではないので全然リスクがないので、今そういう街頭犯罪から特殊詐欺に流れています。ですので、これは減ることはなかなかないと思っているんですが、ただ減らないからと諦めるわけにいかず、とにかく抑えていくことが必要になります。
今、特殊詐欺のサポーター制度というのを高槻でやっています。誰でもサポーターになれますが、ただ講習を受けていただく必要があります。サポーターになっていただきますと、周りの方から相談を受けたら「それは詐欺ですよ」って言って止めていただく、また日頃から啓発していただくといった役をしていただく。そんなに難しいことではありませんし、今、それを広げていっていますので、ぜひサポーターとなっていただければと思います。
それから、特殊詐欺の話ですが、大阪府が、携帯電話で通話しながらATMを操作することを禁止する条例を制定しまして、「これで何とか効くかもしれませんね」と銀行の人に話したところ、その人は「絶対効きません」と言っていました。なぜかというと、ATMに来られた高齢者の方で、この人絶対、特殊詐欺にひっかかっているなと思っても銀行の人が声をかけると怒られるそうです。「あんたほっといてくれ」「私が勝手にやっているから、関係ないけど何か責任とってくれるのか」って必ず怒られまして、ほぼ99%聞いてくれない。警察が来て話をすればちょっと聞いてくれると思うところですが、警察が来ても聞いてくれない。それだけやっぱり詐欺の手口は巧妙で、洗脳されているということです。騙される方が悪いのじゃなくて、騙す方が悪いのですが、そんな状況ですので、特殊詐欺のサポーターを念頭に置いていただければと思っています。
時間がまいりましたので、最後のご挨拶をこのままさせていただきます。
今日は本当にありがとうございました。
先ほども申し上げましたが、皆さんの自己紹介で、いろいろと思いをお聞きすることが出来て本当によかったと思っています。いろんな行事をされると思いますが、もしよければ、私を気軽に呼んでいただければ、スケジュールが合えば行かせていただきます。そういう時に、いろんな意見交換ができると思いますし、地域の雰囲気もわかりますので、ぜひ呼んでいただければと思っているところです。
今、J:COMで各コミュニティの御紹介をする番組をさせていただいています。現在、3巡目となっていますが、この番組をさせていただいた理由、思いは、コミュニティの活動を市民の皆さんに知っていただこうということがまず一つと、これによりコミュニティ活動に興味を持ってもらって、コミュニティ活動、自治会活動に参加していただく方が増えればという思い、そして頑張っていただいている方々の、その頑張りを市民の皆さんに知っていただくことがやっぱり必要ではないかということで、番組を作らせていただいたところでございます。
これからも順番に回っていくことになりますが、行きますと大体2から3時間ぐらい、私、滞在させていただきますので、その時にいろんなお話もお聞きし、非常に勉強になっています。また御協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
これからも、地域をしっかりと支援させていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。