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民間プール等での小学校水泳授業を始めています(教育次長)

ページID:180959 更新日:2026年7月9日更新 印刷ページ表示

はじめに

こんにちは。教育次長の青野です。
本格的な夏の到来を迎え、日差しが一段と強く感じられる季節となりましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
7月となり、学校での水泳授業もいよいよ本格的なシーズンとなりました。水面がキラキラと輝くプールから、子どもたちの元気な歓声が聞こえてくるような気がします。
さて今回は、子どもたちが安全に、そして楽しく泳ぎを学ぶことができるように、令和7年度から始めています「民間プール等を活用した小学校の水泳授業」について紹介します。

天候に左右されない環境で泳力と体力を伸ばす

本市では、児童の泳力や体力のさらなる向上、そして気候に左右されない授業の確保と熱中症予防などを目的に、この取り組みを始めました。
取り組みをスタートした令和7年度は、小学校2校において民間事業者「ザバススポーツクラブ デルタ高槻」へ出向き、全学年の水泳授業を試行実施しました。また、令和8年度は、実施校を10校に拡大し、民間事業者が管理・運営している市営プールの「クリンピア前島」と「番田温水プール」を含めた3つの施設で水泳授業を実施しています。
写真:民間プールに向かう様子
授業では、専門のインストラクターが泳力別に少人数のグループを設定して技術指導を行っています。子どもたち一人ひとりが泳ぐ時間を十分に確保できるうえ、インストラクターから具体的なアドバイスを受けられるため、着実な上達へとつながっています。昨年度から実施している2校で行ったアンケート調査でも「児童の泳力が向上した」という嬉しい効果が見られました。
また、天候不順や熱中症のリスクのため、年に数回程度、水泳授業が中止となることがありましたが、屋内プールではその心配がありません。さらに、夏が終わり秋になっても、適切な水温・室温の中で計画通りに授業を進められる点も、屋内プールならではの大きなメリットです。
写真:屋内プールでの授業の様子

徹底した安全管理へのこだわり

水泳授業の日、子どもたちはプールへ向かうバス移動の時から、まるで遠足に行くかのような気分でワクワクしながら楽しんでいます。
もちろん、楽しさだけでなく安全面への配慮も徹底しています。水に慣れていない低学年の子どもたちは、高学年とは違う水深が浅いプールを利用したり、プール底に台を敷き詰めて、水深を浅くしたりして授業を行っています。さらに、指導を行うインストラクターとは別に、全体の安全を管理するプール監視員も配置しています。

この事業では、学校が「学習指導要領に基づく授業計画の作成と評価、移動時や授業中の生活面の指導」を行い、民間事業者が「水泳指導とプールの安全管理」を行うなど、それぞれ役割を分担して連携を図っています。
また、全6回の授業のうち、夏休みに入るまでの授業で、万が一の水難事故などに備えた「着衣水泳」を実施し、命を守る学習にも力を入れています。
もうすぐ夏休みが始まりますが、この時期は水難事故が増える季節でもありますので、ご家庭におかれましても、川や海などの水辺におでかけの際は、十分にご注意いただき、子どもたちが安全で楽しい夏を過ごせるよう、見守りをお願いします。
写真:水難事故に備えた着衣水泳の様子

おわりに

子どもたちが毎回、笑顔で楽しく水泳授業を受けている姿は、私たちにとっても大きな喜びであり、この取り組みの確かな手応えとなっています。
こうした現在の試行実施の状況を踏まえつつ、今後も充実した環境で水泳の授業を実施できるよう、民間事業者の方々の協力のもと、実施校の拡大に向けて検討していきたいと考えています。
高槻の未来を担う子どもたちが、安全・安心な環境でのびのびと成長していけるよう、これからも様々な工夫を凝らしながら教育環境の充実に努めてまいります。

プロフィール

青野淳

青野 淳

2024年(令和6年)4月から現職。大阪府出身。趣味は、ランニング、サッカー。