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市営バス高齢者無料乗車制度が変わります

ページID:005791 更新日:2023年4月1日更新 印刷ページ表示

令和3年4月から市営バス高齢者無料乗車制度が新しく生まれ変わることになりましたので、市民の皆様へお知らせします。

令和3年4月から市営バス高齢者無料乗車制度が変わります

無料乗車の対象年齢が「70歳以上」から、「75歳以上」に変わります

また、新たに割引乗車制度を導入します。70歳から74歳までの方は1乗車100円で市営バスをご利用いただけます。

なお、変更にあたって以下の経過措置を導入します。

  1. 現在無料乗車券をご利用の方等は、引き続き無料で、ご利用できます。
  2. 無料対象年齢を、段階的に引き上げます。(詳細は下の「経過措置を導入」をご覧ください。)

市営バス高齢者無料乗車制度が変わります

経過措置を導入

経過措置の内容は以下のとおりです。

1 昭和26年4月1日以前に生まれた方

70歳から「無料」

2 昭和26年4月2日生まれ から 昭和27年4月1日生まれの方

70歳「100円」、71歳から「無料」

3 昭和27年4月2日生まれ から 昭和28年4月1日生まれの方

70歳から71歳まで「100円」、72歳から「無料」

4 昭和28年4月2日生まれ から 昭和29年4月1日生まれの方

70歳から72歳まで「100円」、73歳から「無料」

5 昭和29年4月2日生まれ から 昭和30年4月1日生まれの方

70歳から73歳まで「100円」、74歳から「無料」

6 昭和30年4月2日以降に生まれた方

70歳から74歳まで「100円」、75歳から「無料」

経過措置の内容

よくあるご質問

Q:すでに70歳(以上)で無料乗車券を持っているけど、返さないといけないの?

A:いいえ、返す必要はありません。そのまま無料乗車券としてお使いください。

Q:私はいま67歳(昭和28年4月1日生)だけど、どうなるの?

A:69歳までは220円(1乗車あたり・均一区間の場合)、70歳から71歳までは100円(1乗車あたり)、72歳から無料です。

※上の「経過措置を導入」をご参照ください。

Q:1乗車100円の支払い方法はどうなるの?

A:専用ICカードに現金を事前にチャージ(1,000円単位)しての支払いとなります。なお、1乗車目の降車から2乗車目の乗車までの時間が60分以内の場合、2乗車目は無料になります。

Q:専用ICカードはどうしたら受け取れるの?

A:現行の無料乗車券と同じく、年齢到達の少し前(誕生日の約2週間前)に市から申請書を送りますので、市内の郵便局(樫田郵便局を除く)で申請書と引き換えてお受け取りください。利用には事前に現金チャージ(市営バス案内所、営業所、バス車内で可)が必要です。

制度改正のQ&A

その他のご質問

Q:割引乗車券(ICカード)はどうやって使うの?

A:乗る時と降りる時の両方とも、ICカード読取機にタッチしてください。

Q:降りる時にチャージ金額が不足した時はどうすればいいの?

A:バス車内で現金をICカードにチャージした後、清算してください。

Q:割引乗車券(ICカード)を忘れてきてしまった。支払いはどうなるの?

A:通常の運賃をお支払いください。

Q:どの経路でも使用できるの?

A:市営バス全路線が対象で、1乗車100円でご利用できます。

Q:乗る時に乗車券のタッチを忘れた場合、どうすればいいの?

A:降りる時に乗務員にご乗車になったバス停をお知らせください。

Q:割引乗車券(ICカード)へのチャージ金額の上限は?

A:チャージの上限金額は「20,000円」です(チャージは1,000円単位)。

Q:市営バス専用ICカード(ツキカ)と同じように、チャージした金額に加えてプレミア分は付与されるの?

A:プレミアは付与されません。1,000円チャージした場合、1,000円分のみ利用できます。

Q:割引乗車券(ICカード)を紛失した場合はどうすればいいの?

A:市の長寿介護課へお問い合わせください。

制度改正の背景と経緯について

そもそも、どうして制度を変えてしまうのでしょうか。

高齢者人口の増加

市営バス高齢者無料乗車制度は昭和47年に開始しました。当時の高齢者人口は約1万人でしたが、平成31年の高齢者人口は約10万人と、およそ10倍にまで増加しました。

高齢者人口の推移

制度を開始した昭和47年以降

市の高齢者人口は増加し続けています。

医療や介護関係費用の増加と税収の減少

収入と支出の将来見込み

高齢者人口の増加に伴い医療や介護関係の費用が大きく増加し、税収が減少する見込みであるなど、市政の将来見通しは厳しいものとなっています。

補助金と乗車実績の乖離

平成30年度の市営バス乗車実績では、無料乗車券による乗車運賃相当額は約13億円でした。

無料乗車券による運賃相当額

乗車実績に対し、市から市営バスへの補助金は6億円であり、残りを市営バスが負担することになりますが、この市からの補助金と市営バスの乗車実績の乖離が著しく、市営バスの経営も厳しくなってしまいます。

制度に対する高槻市の考え方

このままでは制度の維持ができませんが、高齢者福祉のために、ほかの自治体では無くなりつつある無料乗車制度を、高槻市はこれからも維持し続けていきます。

それにあたっては、市の人口高齢化や将来見通しといった高齢者を取り巻く状況の変化などを総合的にとらえる中で、次の時代にふさわしい形で、市や市営バス、そして高齢者の市民の皆様、それぞれの立場から適切に支え合う制度として新しく生まれ変わることになりました。

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