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第6次高槻市総合計画とは、まちづくりの中長期的な方向性を示し、総合的かつ計画的な行財政運営を行うためのビジョンとなるものです。各行政分野において策定される個別の行政計画は、本計画に示す方向性と整合を図ります。
本計画は、基本構想及び基本計画により構成しています。基本構想では、まちづくりの目標となる将来の都市像を示し、基本計画では、基本構想を踏まえたまちづくりの方向性を示します。なお、計画期間中の行財政運営に当たっては、別途策定する実施計画により、基本計画で示された方向性に沿った取組の推進を図ります。
本市では平成22(2010)年度に第5次高槻市総合計画(高槻市総合戦略プラン)を策定し、令和2(2020)年度までを計画期間として、まちづくりを進めてきました。
この間、少子高齢化の一層の進行や相次ぐ自然災害の発生など、本市を取り巻く状況は変化しており、特に、昭和40年代に大阪・京都の住宅都市として、全国的にもまれに見る人口急増を経験した本市は、今後、社会保障関係費等の増大や公共施設の老朽化対策など、行財政面を始め、様々な課題に直面することが想定されます。
このような状況の中で、持続的な成長を次代につなげていくため、引き続き、市民、事業者等とともに魅力あるまちづくりを進めていくための中長期的な方向性を示す計画として、第6次高槻市総合計画を策定したものです。