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令和6年2月
令和6年2月29日 能登半島地震被災地で応急給水活動に従事した職員が市長に活動報告
29日、令和6年能登半島地震で被害を受けた石川県穴水町で応急給水業務に従事した職員2人が、濱田市長に被災地での活動内容などを報告しました。
地震発生を受け、日本水道協会大阪府支部は構成団体でローテーションを組んで発災直後から派遣を開始。本市は職員2人と給水車を2月9日から13日まで派遣し、石川県穴水町にて障がい者施設、高齢者施設を中心に応急給水を実施しました。29日に行われた報告会では、被災地の水道施設復旧が依然として厳しい状況にあることなどを市長に報告。濱田市長は労いの言葉をかけるとともに「ライフラインを確保するための支援は今後も継続して必要。今後も市として引き続き協力していきたい」と話しました。
令和6年2月26日 市内で稽古に励む藤島部屋・親方が市役所を訪問
26日、3月10日に初日を迎える大相撲大阪場所を前に、市内に宿舎を構え連日稽古に励んでいる藤島部屋の藤島親方(元大関武双山)が市役所を訪問し、濱田市長に力強く大阪場所への意気込みを語りました。
藤島部屋には、武将山など13人の力士が在籍。今月から同市内に宿泊しながら、温泉施設祥風苑の駐車場に稽古場を設け、連日稽古に励んでいます。市役所を訪れた藤島親方は「観客の皆様が白熱する相撲を取らせたい」と意気込みを語り、濱田市長は「大阪場所でのご活躍を期待しています」と話しました。
令和6年2月26日 天神祭りでJR高槻駅前がにぎわう
菅原道真の命日にあたる2月25日と翌26日に天神祭りが開催され、上宮天満宮からJR高槻駅北口へ続く参道が多くの露店と人でにぎわいました。
この祭りは、地元商店街や自治会などで構成される実行委員会が運営する高槻の冬の風物詩。同駅北側のロータリーには、特設ステージが設けられ、和太鼓のパフォーマンスやアーティストの演奏などが行われました。
令和6年2月26日 関大初等部児童が災害被害ゼロを目指した防災学習の成果を市長に報告
26日、関西大学初等部6年生10人が市役所を訪問し、2年間にわたる防災学習の成果を濱田市長へ報告しました。
児童は5年生の時から「みんなが助かる防災」をキーワードに南海トラフ地震の被害を限りなくゼロにすることを目的に防災学習を開始。「被害を防ぐには誰にでも理解できる言葉で防災の大切さを伝えることが必要」との想いから、今年2月には実際にやってみた防災行動をまとめて書籍を出版しました。この日児童は資料をスクリーンに投影しながら「災害を知ることが被害にあわない第一歩。周りの人たちに伝えていくことが私たちの役割だと学びました」などと発表。濱田市長は「頑張って防災学習を続けてきたことが良く分かりました。皆さんのこれからの活躍を期待しています」と話しました。
令和6年2月22日 「『健康医療先進都市』推進のための連携に関する協定」を締結
市は22日、市民が健康でいきいきと暮らすことができ、質の高い医療・介護が受けられる「健康医療先進都市」として取り組みの充実を図ることを目的に、大阪医科薬科大学、高槻市医師会、高槻市歯科医師会、高槻市薬剤師会の5者で「『健康医療先進都市』推進のための連携に関する協定」を締結しました。
今回の協定締結は、全国に誇るべき本市の医療体制をいかし、関係機関との連携の中で「健康」「医療」の施策のさらなる充実に取り組むとともに、全国に向けて、その強みや魅力を発信する事業である「健康医療先進都市」のさらなる推進のために実施するもの。同日行われた調印式で、濱田市長は、「市民がより一層健やかに過ごせるまちを目指していきたい」と抱負を語りました。
令和6年2月20日 寿栄小児童が地域住民や保護者に防災学習の成果を発表
総合的な学習の時間で学んだ災害時に役立つ情報を地域の人にも広めようと寿栄小学校の5年生約50人が20日、地域住民・保護者約70人を招いて発表会を開催しました。
寿栄小学校のある第三中学校区の全校では、学校安全の推進に係る先進的な取り組みとして、組織的・継続的に学校安全に取り組む学校が取得できるセーフティプロモーションスクール(SPS)認証を取得しました。今回の発表会もその一環として行われたもの。当日、「避難所での生活を体験しよう」「ハザードマップの見方」「AEDの正しい使い方」など児童が9つのグループに分かれ各テーマに応じたブースを体育館に設置。手作りの資料、AEDなど実際の器具を活用しながらブースに集まった見学者にテーマに応じた発表しました。参加した児童は「私たちの発表が災害に向き合ってもらうきっかけになれば嬉しいです」と話しました。
令和6年2月20日 芝生小児童が校舎にペンキで「矢印」などを描く
芝生小学校の4・5・6年生約180人が20日、リフォーム専門店「さくらペイント」の協力のもと、校内廊下の壁面にペンキで児童同士が廊下で衝突しないよう注意喚起する右側通行を促す矢印などを描きました。
同社の職人がペンキを上手に塗るための道具の使い方やコツをレクチャーし、教員が事前に準備した下書きをなぞるように、児童たちは矢印や同校マスコットキャラクターなどを慎重に塗っていきました。ペイントしたのは校舎内の全61か所。児童は、ムラが出ないよう何度も丁寧にペンキを塗ってきれいに仕上げました。
参加した児童は「自分の描いたペイントが一生残るから塗るとき緊張した。難しかったけど、これが安全につながるなら、頑張った甲斐がある」と達成感を感じていました。
令和6年2月19日 しろあと歴史館で季節を感じる節句飾りのトピック展が開催中
しろあと歴史館で5月19日まで、同館所蔵の上巳の節句と端午の節句にちなんだ品を集めたトピック展示「ひな飾りと五月飾り」を開催しています。
同館は、毎年ひな祭りを迎えるこの時期に、節句飾りをテーマにしたトピック展示を開催。今年は華やかに装飾された御殿を最上段に据える御殿飾り、ひな道具などのひな飾り、甲冑飾り、大ぶりな豊臣秀吉の武者人形などの五月飾りを展示しています。来館者は明治から昭和時代につくられた、現在のものとは少し趣の違う節句飾りに見入っていました。
令和6年2月16日 王将戦を記念して藤井聡太王将と菅井竜也八段の揮毫入り御城印を限定販売
「摂津峡 花の里温泉 山水館」では、将棋のタイトル戦の一つ、第73期ALSOK杯王将戦七番勝負第5局の開催が予定されていました。この摂津峡をのぞむ三好山には、戦国武将・三好長慶の居城として知られ、令和4年に国の史跡に指定された「芥川城」が所在しています。
対局はなくなりましたが、市観光協会が王将戦を記念して、市の歴史遺産を多くの人に知ってもらうため、国指定史跡「芥川城」に藤井聡太王将と菅井竜也八段の揮毫が入った御城印を17日から1000枚限定で販売しています。1枚1000円。
令和6年2月15日 学校給食の美味しさや安全性の工夫を学ぶ講座を開催
真上公民館で15日、教育委員会の管理栄養士が給食を学校に届けるまでの過程を解説する講座を開催しました。
講座では、給食調理員の仕事の様子や調理器具の使い方などが動画やクイズを交えて紹介され、栄養バランスが良く、美味しくて安全な給食を提供するために、できるだけ地元産の食材を使っていることや加工食品をなるべく使わないようにしていることなどの工夫を学んだ後、実際にこの日の中学校の献立「豚キムチごはん・牛乳・焼きぎょうざ・もやしとツナのいためもの・白玉スープ」を試食。受講者は「こんなに美味しいとは思ってなかったしボリュームもすごく多い」と昔の給食との違いに驚きを感じていました。
令和6年2月13日 高槻小4年の辰巳純一郎さんがピアノのアジア大会で奨励賞受賞を市長に報告
高槻小学校4年生の辰巳純一郎さんが13日、市役所を訪問し、第25回ショパン国際ピアノコンクールinアジアの小学3・4年生部門に出場し、奨励賞を受賞したことを濱田市長に報告しました。
同コンクールは、各地で開かれる地区大会を通過したピアニストがアジア各国から集う大会で、国内外を問わず世界で活躍するピアニストを多く輩出しています。この日、市役所を訪れた辰巳さんは、「もっと上はあるけど、2回目の出場で、アジア大会で奨励賞をもらえてうれしかった」とコンクールの感想を話し、濱田市長は「おめでとうございます。この受賞をきっかけにさらに精進して飛躍することを期待しています」と称賛しました。
令和6年2月13日 阿武野中学校テニス部が近畿大会出場を市長に報告
阿武野中学校テニス部の生徒9人が13日、市役所を訪問し、17日から奈良県で開催される近畿大会に出場することを濱田市長に報告しました。
同校テニス部は、昨年12月に開催された大阪府予選で、シングル・ダブルスの合計成績で順位を競う男子団体戦で第4位と好成績を収め、第12回近畿中学校新人テニス大会への出場を決めました。この日、市役所を訪れた部員たちは近畿大会出場に向けて「家族やチームメートに感謝して一戦ずつ戦いたい」「チームワークを大切にして最後まで頑張ります」などと意気込みを話し、濱田市長は「ベストを尽くして悔いのない試合をしてください」と激励しました。
令和6年2月9日 能登半島地震被災地で応急給水業務に従事する市職員2名と給水車を派遣
市は、令和6年能登半島地震により断水が続いている石川県穴水町で応急給水活動に従事する水道部職員2名と給水車1台を9日から13日まで派遣します。
職員派遣は日本水道協会大阪府支部の構成団体でローテーション制を組んで実施していて、本市からの派遣は今回が初めて。9日に行われた出発式では、西岡企業管理者が「身の安全に十分気を付けつつ、被災地に寄り添い、住民のために精一杯業務を行ってきてください」と職員を激励しました。
令和6年2月8日 江戸時代から続く伝統産業「寒天」の生産が最盛期
江戸時代から続く伝統産業・寒天づくりが最盛期を迎え、市内で唯一製造を行う「株式会社タニチ」の製造工場では8日、ところてんをよしずを敷いた台の上に並べる「天突き」が行われ、寒空の下、昔ながらの天日干しの光景が広がっています。
寒天づくりは、天明7から8年頃、本市出身の宮田半平が、伏見から製造方法を学んで郷里に持ち帰ったことから始まったとされています。江戸時代後期には国内屈指の生産量を誇り、海外にも輸出されていました。福田耕平センター長は、「冬に入ってもしばらく暖かい日が続いたので心配していましたが、1、2月は冷え込む日が多くてホッとしました。今年も良い寒天になると思います」と話しました。
令和6年2月7日 姉妹都市提携45周年を記念して濱田市長がマニラ市を親善訪問
フィリピン・マニラ市との姉妹都市提携45周年にあたり、7日から10日まで、濱田市長がマニラ市を親善訪問しました。
マニラ市内の視察をはじめ、同市及びフィリピン政府観光省の職員や国際交流関係者との懇談のほか、高槻市内の企業「酉島製作所」がポンプを提供しているマニラ市郊外の水道施設の視察などを行いました。
姉妹都市提携のきっかけとなった高山右近の像への献花式では、マニラ市のニエト副市長が45周年の祝福と歓迎のあいさつを述べ、濱田市長は「マニラ市や関係者の皆様に感謝するとともに、45周年の節目を契機に友好関係をさらに深めたい」と話しました。
令和6年2月2日 南大冠公民館でちぎり絵講座を開催
2日、紙ゴミ削減など環境問題について学びながら古新聞を使ったちぎり絵づくりを楽しむ講座が南大冠公民館で開催され、20人が参加しました。
この講座は身近にある資源「古新聞」を捨てずに有効利用してもらうことで環境問題に興味を持ってもらうきっかけになればと同公民館が初めて開催。当日、市職員から資源を再利用することの大切さを学んだあと、参加者はちぎり絵づくりを開始。事前に用意された「ぶどう」「富士山」など4種類の型紙にのりで色とりどりの古新聞を丁寧に貼り付けてオリジナルのちぎり絵を作成しました。
令和6年2月1日 高槻えびす講が能登半島地震被災地への義援金を寄付
野見神社境内にある高槻戎神社で開催した高槻えびす祭で集まった浄財の一部を、能登半島地震被災地への義援金として寄付しようと1日、高槻えびす講の杉岡宗雄さん(写真中央)と福本章一郎さん(写真右)が高槻市役所を訪問しました。杉岡さんは「被災地の一日でも早い復興に役立てば幸いです」と話しました。