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市内で特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」の被害が確認されました!
駆除と情報提供にご協力をお願いします
令和3年8月に、本市で初めて特定外来生物である「クビアカツヤカミキリ」の被害が確認されました。
クビアカツヤカミキリは、サクラなどの樹木を食い荒らし、枯死させるおそれのある特定外来生物で、大阪府内でも南部を中心にサクラが枯れたり、果樹への被害が出るなど、生活や農業への影響が深刻化しています。
本市においても、今後、急激に被害が拡大していくおそれがありますので、被害を防止するため、早期発見・駆除、情報提供にご協力をお願いします。
クビアカツヤカミキリによる被害等を見つけたら
クビアカツヤカミキリによる被害等を見つけた場合は、農林緑政課(072-674-7402)までご連絡をお願いします。
成虫を見つけた場合
捕殺し周辺の樹木が被害にあっていないか確認してください。
樹木の被害(フラス)を見つけた場合
以下の被害対策を行ってください。
※成虫を生きたまま持ち運ぶことは禁止されていますので、ご注意ください。
クビアカツヤカミキリについて
- 名称:クビアカツヤカミキリ
- 分類:コウチュウ目・カミキリムシ科
- 体長:2センチメートルから4センチメートル(成虫)
- 特徴:からだ全体が黒く光沢がある。頭部の下(前胸の一部)が赤く、突起がある。成虫はジャコウのような匂いを放つ。
- 被害樹種:サクラ、モモ、ウメなど主にバラ科の樹木
※平成30年1月に「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」による特定外来生物に指定され、飼養、保管、運搬、輸入、野外への放出等が原則禁止されています。
写真提供 (地独)大阪府立環境農林水産総合研究所
クビアカツヤカミキリによる被害の特徴について
クビアカツヤカミキリによる被害は、生きている樹木の幹や根から幼虫が排出するフラス(幼虫のフンと木くずが混ざったもの)の特徴から、判断することができます。
サクラなどの樹木に、写真のような大量のフラスやうどん状に固まったフラスなどがあった場合、クビアカツヤカミキリによる被害が発生している可能性があります。
写真提供 (地独)大阪府立環境農林水産総合研究所
被害対策について
被害木には、伐採や薬剤注入、樹幹にネットを巻き付ける等の対策が必要です。被害対策の詳細は、大阪府ホームページや「クビアカツヤカミキリ被害対策の手引書」をご確認ください。