本文
マンホールポンプ設備のトラブル
マンホールポンプ設備とは
マンホールポンプ設備とは、自然流下で流すことのできない地域の汚水(生活排水)を、自然流下で排水できる場所まで送るためのポンプ設備です。
マンホールポンプ設備の構造
マンホールポンプ設備は、マンホールの中にポンプが二台設置されており、汚水をポンプの力で圧送しています。また、地上部には制御盤があり、自動的にポンプが運転し、運転状況は市役所で遠隔監視できるようになっています。
内部の様子 | 引き上げた状況 |
マンホールポンプ設備のトラブル
マンホールポンプ設備は、異物(水に溶けない紙、布、ビニール、石など)が混入するとポンプの中のプロペラに絡まったり、管内に詰まることで、マンホールポンプ設備が正常に機能しなくなり、地域の汚水を流すことができなくなります。
![]() |
|
ポンプに詰まった布 | ポンプに詰まった布 |
ポンプに詰まったビニール | ポンプに入り込んだ石 |
実際に詰まっている異物
ここでは、実際にポンプに詰まった異物を紹介します。市では、マンホールポンプ設備が正常に機能するため、これらの除去を日々行っております。
ゴム手袋 | たわし |
ビニール手袋 | ビニール |
布やビニール | マスク |
![]() |
|
下着 | 下着 |
![]() |
|
生理用品 | 不織布 |
タオルなど | 靴下など |
マンホールポンプで汚水を流している地域
マンホールポンプ設備で汚水を流している主な地域は、地図の通りです。市内全域に設置されていることがお分かりいただけると思います。対象地域であるかどうかに関わらず、異物を流さないようにご協力願います。