ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 医療・健康 > 健康づくり > 食育ネット > 体を守り、重症化リスクを減らす食生活

本文

体を守り、重症化リスクを減らす食生活

ページID:005389 更新日:2023年3月30日更新 印刷ページ表示

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、多くの方の生活環境や食生活が変化したことと思います。今回も前回のブログに引き続き、ウイルス等の感染症から体を守り、重症化のリスクを減らすために、日頃からの健康づくりについてお伝えします。

免疫とは

体内に侵入してきたウイルスや細菌、体内で発生したがん細胞等から体を守る仕組みのことです。免疫の働きが低下した状態では、ウイルス等に負けて感染症を発症したり、重症化したりしやすくなってしまいます。食生活を見直し、ウイルス等から体を守りましょう。

主食・主菜・副菜をそろえよう!

必要な栄養素を過不足なく摂るためには、バランスのよい食事を摂ることが大切です。

  • 主食(ごはん、パン、麺等)
  • 主菜(肉、魚、卵、大豆製品を中心としたおかず)
  • 副菜(野菜、きのこ、いも、海藻を中心としたおかず)
  • 牛乳・乳製品
  • 果物

いろいろな食材を摂り、水分も意識して摂るようにしましょう!!

いろいろな栄養素を摂ろう!

たんぱく質

免疫細胞等、体の細胞を作るもととなる栄養素です。不足すると免疫細胞が減少し、抵抗力が低下しやすくなります。

多く含む食品・・・肉、魚、卵、大豆製品

炭水化物

免疫細胞が働くためにもエネルギーが必要です。摂りすぎは肥満や血糖値の上昇につながりますが、適量は毎食摂るようにします。

多く含む食品・・・ごはん、パン、麺類、芋類

脂質

エネルギー源となります。また、ホルモンや細胞膜を構成する働きをします。しかし、脂質は摂りすぎると肥満の原因となるため、注意が必要です。

ビタミン・ミネラル類

免疫細胞の働きを助けたり、免疫活性を高めたりと免疫細胞が働くために欠かすことができません。

栄養素

多く含む食品

ビタミンA にんじん、かぼちゃ、にら、モロヘイヤ、レバー、うなぎ等
ビタミンC ブロッコリー、かぼちゃ、いちご、キウイフルーツ等
ビタミンE 納豆、大豆、モロヘイヤ、アーモンド等

このように、食事から摂る多くの栄養素が、免疫細胞の働きに関与し、私たちの体を守ってくれています。そのため、特定の食品を摂ればいいというわけではなく、いろいろな食品を組み合わせて、「主食(ごはん、パン、麺類等)・主菜(肉、魚、卵、大豆製品を中心としたおかず)・副菜(野菜、きのこ、海藻類を中心としたおかず)」をバランスよく食べることが大切です。

新型コロナウイルス感染症対策としての栄養・身体活動(運動)について<外部リンク>

適度な運動と十分な睡眠を!

外出の自粛や、通勤・通学などによる運動量の減少で運動不足となりがちです。激しい運動はできなくても、自宅でのストレッチやラジオ体操、簡単な筋トレや階段昇降等で体を動かしてみましょう。

睡眠に関しては、朝決まった時間に起きて光を浴び、決まった時間に食事を摂ることで生活リズムを整えましょう。

日頃からの健康づくりを見直して、ウイルス等に負けない体をつくりましょう!!

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)