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ジェネリック医薬品をご利用ください
ジェネリック医薬品とは
ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に、同等の品質で製造・販売されるお薬です。国の厳しい基準をクリアしたものだけが承認されており、有効性や安全性も新薬と同等とされています。
また、新薬より開発期間が短いため、開発コストが抑えられていることから、安価で経済的です。
ジェネリック医薬品の利用は、お薬代の個人負担を軽減でき家計にやさしいだけでなく、年々増える国民医療費全体を抑制し、保険料の増額抑制や医療保険制度を維持し、次の世代に引き継いでいくことにもつながります。
切り替えを希望するときは、事前にかかりつけ医やかかりつけ薬剤師にご相談の上、ご利用ください。なお、すべての薬にジェネリック医薬品があるわけではないほか、取り扱いの有無や在庫状況により希望するジェネリック医薬品を選べない場合があります。
ジェネリック医薬品利用促進のお知らせを送付します
高槻市では、毎年7月末、10月末と翌2月末に、新薬を処方されている被保険者のうち、ジェネリック医薬品に切り替えることで、お薬代が安くなると見込まれる人に、「ジェネリック医薬品利用促進のお知らせ」を送付しています。
リフィル処方箋とは
リフィル処方箋は、令和4年4月から始まった新たな運用です。
症状が安定している患者さんに対し、医師及び薬剤師の適切な連携のもと、医師の処方により一定期間内において処方箋を反復利用することができる仕組みです。
疾病や症状により利用できるものもありますので、詳しくはかかりつけ医やかかりつけ薬剤師にご相談ください。
重複・多剤服薬とは
同じ時期に複数の医療機関を受診し、同じ効き目のお薬が重複して処方され服薬することを重複服薬、また同じ時期に多くのお薬が処方され服薬することを多剤服薬といいます。
多くのお薬が処方されることにより、飲み合わせによる相互作用や飲み間違い、飲み忘れなどが生じやすくなることに伴い、薬物有害事象リスクの増加などにつながる恐れのある状態をポリファーマシーといいます。
お薬の種類が増えると、飲み合わせによっては、ふらつきや胃の不快感など、副作用が起こりやすくなるので注意が必要です。
重複・多剤服薬のお知らせを送付します
高槻市では受診された状況やお薬の処方内容を確認し、重複服薬、多剤服薬の状態にあると思われる人に重複・多剤服薬のお知らせを送付しています。
なお、このお知らせを受け取った人は必ず服薬量を減らさなければならないものではありません。ご自身の判断でお薬をやめたり、減らしたりすると、病気が悪化することがありますので、お薬のことは、必ずかかりつけ医やかかりつけ薬剤師に相談してください。