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ユスリカ、チョウバエの対策について
本市ではユスリカとチョウバエの不快害虫駆除剤(錠剤)を希望する市民へ配布してきましたが、生活環境の改善や自然環境および生態系への影響を考慮し、令和8年3月をもって配布を終了いたします。
不快害虫駆除剤の配布に関する情報はこちら
ユスリカとは
ユスリカとは外見が蚊に非常に似ており、4月ごろと10月ごろを中心に河川や水路などの流水域で柱状に集まり飛んでいることがあります。
ユスリカと蚊の最大の違いは、血を吸うか吸わないかです。ユスリカは血を吸わないため、刺されてかゆくなるという症状を起こすことはありません。
チョウバエとは
チョウバエとは蛾に近い外見をしており、刺すことはありません。
5月から10月ごろを中心に発生しますが、暗く湿った暖かい環境(トイレ、お風呂場、植木鉢の水受けなど)であれば冬でも発生することがあります。発生が確認される場合は衛生環境が不良である可能性があります。
各自ができる対策
側溝などを定期的に清掃する、水を溜めない
ユスリカ、チョウバエは水が溜まっている場所に発生し、繁殖します。そのため、側溝や水路などの水のたまる場所を定期的に清掃し、汚泥を取り除くなど、水の流れが滞らないようにすることや住宅周辺の水たまりをなくすことが必要になってきます。
また、庭に置いてあるバケツなどへ水が溜まらないようにするため使用後は雨に濡れない場所に戻しておきましょう。
侵入可能な隙間をつくらない
ユスリカ、チョウバエはサイズが小さく、あらゆる隙間から侵入します。そのため、窓や玄関等に目の細かい網戸を設置したりして、侵入を防ぎましょう。網戸に穴などが開いている場合は塞いだり、修理や交換を検討してください。
改善されない場合は
水路や側溝の清掃を行ってもなかなか改善されず、お困りの場合は清掃業務課(電話 072-669-1153)までご相談ください。