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水質汚濁

ページID:001934 更新日:2022年3月22日更新 印刷ページ表示

水質汚濁とは

​​水質汚濁とは、河川や湖沼などが持つ自然浄化作用の限界を超えてその水質が悪化し、人の健康や生活環境、動植物の生態などに悪影響を及ぼすことです。高槻市では、公共用水域(河川および水路)や地下水の水質汚濁状況を把握するため、定期的に水質測定を行ってい​ます。

また、法律や条例に基づき工場排水を規制することで、水質汚濁の防止に努めています。

その他、公共用水域において異常水質が生じた場合は、発生源や水質の調査を行い、必要に応じて事業者に対する指導を行います。

市内における水質測定

公共用水域(河川および水路)

水域の環境基準の達成状況や、工場・事業場からの排水等による河川水質への影響を把握するため、高槻市では下記の22地点で水質測定を行っています。

高槻市における公共用水域(河川)の水質測定地点(環境基準点、準基準点および市独自地点)を示した図。

測定地点

測定頻度

概要

環境基準点

月1回

水域の環境基準の達成状況を把握するための測定地点

準基準点

年4回

環境基準点の測定結果に大きな変化があった場合の原因調査等に役立てるための測定地点

市独自地点

年2~4回

市内全域の水質状況を把握するための測定地点

現在、高槻市では年間評価においてすべての水域で環境基準(人の健康を保護し、及び生活環境を保全することが維持されることが望ましい基準)を満たしており、良好な水質環境が保全されています。

詳細データについては、環境データベースをご覧ください。

地下水

高槻市では、昭和56年に市内中央部で地下水汚染が発見されて以来、以下の水質調査を実施し、地下水の監視を行っています。

概況調査
市域の全体的な地下水質の状況を把握するため、毎年市内の井戸を順番に選択し、水質調査を行っています。
汚染井戸周辺地区調査
概況調査等により新たな地下水汚染が発見された場合、汚染範囲の確認や原因究明のため、周辺地区の調査を行います。
継続監視調査
汚染が確認された井戸においては、汚染の状況の変化を把握するために、継続的に井戸の水質調査を実施しています。

測定結果については、環境データベースをご覧ください。

水質汚濁対策について

工場排水の規制

良好な水環境を保全するために、本市では、「水質汚濁防止法」、「瀬戸内海環境保全特別措置法」、「大阪府生活環境の保全等に関する条例」、「高槻市公害の防止及び環境の保全に関する条例」に基づいて、工場・事業場への指導を行っています。具体的には、これらの法令に定めのある施設の設置等をする前の届出による事前審査や、届出内容が適正かを確認し、排出水中における有害物質・環境負荷物質の濃度基準等が守られているかを監視するための立入検査を行っています。

異常水質発生時の調査

河川に白濁した水が流れ込んでいる様子

河川や水路において油膜の浮遊や魚のへい死などが確認された場合、関係機関と協力し、汚染の拡散防止措置や汚染物の回収作業等の現地対応を迅速に実施し、異常水質への応急措置を行います。また、水質検査による有害物質等の確認や事故発生原因の調査を行います。

異常水質を発見された方は以下のお問い合わせ先までご連絡ください。なお、休日・夜間については、コールセンターまでご連絡ください。