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よくある質問一覧

ページID:001878 更新日:2022年3月22日更新 印刷ページ表示

Q.1 市営葬儀を利用すれば葬儀費用を安く抑えることができますか。
Q.2 お通夜に職員がつかないのはとても不安です。
Q.3 葬儀にかかる費用の支払い方法がわかりません。
Q.4 自宅がマンションでも葬儀ができますか。
Q.5 友引にお葬式をしてはいけないというのは本当ですか。
Q.6 市営葬儀式場に飲食物を持ち込んでもいいのですか。
Q.7 市営葬儀のことをもっともっと知りたい。

答えと解説

Q.1 市営葬儀を利用すれば葬儀費用を安く抑えることができますか。

ご遺族と職員の協力のイラスト

市営葬儀は、「遺族の方ができることは遺族の方でしていただき、葬儀業務全般を市専門職員が行う」ということを前提に、提供するサービスを限定しており、金額を低く抑えています。
これからも、「簡素・低廉・厳粛」をモットーに、故人や遺族が望む内容の葬儀を、費用を抑えながら、市職員とともに創意工夫をこらし、行っていきたいと考えています。

Q.2 お通夜に職員がつかないのはとても不安です。

通夜の進行はもちろん遺族、親族はじめ一般会葬者、宗教関係者のお茶だし、粗供養のお渡しなどの接待から式場周りの清掃、焼香案内、法要の準備、着物の着付け介助まで葬儀に関して様々なお手伝いをする式進行補助員を依頼してください。
葬儀の規模に合わせて1名から3名依頼しておくと遺族の不安や負担もほとんどなくなります。
注意:第1式場、第2式場、第3式場での葬儀は、円滑な葬儀執行のために式進行補助員を必ず依頼してください。

Q.3 葬儀にかかる費用の支払い方法がわかりません。

市に対するお支払いは納入通知書を郵便局や銀行など最寄の金融機関へお持ちいただき納めてください。
そのほかに必要な費用は、供花、仕出し料理、粗供養など各業者から直接請求書を受け取り、それぞれにお支払いください。
これは「ご遺族の方がご自身で業者を選択し、直接依頼し、商品やサービスを受け、その対価を支払う」ことで、葬儀にありがちな使途不明な出費をなくすためです。また、選択される業者も、他店と競合することにより、ご遺族に対してより良い商品やサービスを提供するという効果もあります。
費用の支払いは、葬儀終了後すぐにお願いするものもありますが、各業者とも、できる限りご遺族の希望に沿った方法でと考えておりますので、少し面倒に感じるかもしれませんが、業者ごとにお支払いしていただくようお願いしています。

Q.4 自宅がマンションでも葬儀ができますか。

基本的にはマンション、一戸建てにかかわらず、2階以上の階での葬儀はできません(マンションや団地内の集会所を除く)。
注意:以下の条件にすべて当てはまれば、市営葬儀担当の職員の判断で可能な場合があります。

条件

  1. マンション管理者の許可を得ている。
  2. 玄関口、階段に棺を運び出せるスペースが十分にある。
  3. 遺族、親族のみの家族葬で、一般会葬者の参列を断っている。
  4. 祭壇は家族葬専用のものを使用し、玄関に門前提灯の飾り付けをしない。

Q.5 友引にお葬式をしてはいけないというのは本当ですか。

迷信?慣習?勘違い?イラスト

陰陽道で友人に災いが起こるとされる方角を友引方といい、これを大安や先勝などの六曜のひとつである友引と混同してしまっているのが最もよく言われている理由です。他にも特殊な地域の慣習が残っているなど諸説ありますが、いずれも勘違い、迷信、もしくは昔からの慣習のようです。
仏式、神式、キリスト式といずれの宗旨をみても友引に葬儀を行ってはいけないという事はありません。実際に元旦を除く一年中、友引であることを理由に休むことなく、各地で葬儀は行われています。こだわりすぎて葬儀の日が先延ばしになれば、その間の遺族の疲労は増すばかりです。
葬儀は故人の遺志や遺族、親族で決定するものです。告別式当日に「親族が反対するので友引の葬儀をやめたい」という事はできませんので、葬儀の日程は皆さまで十分に話し合って決めてください。

Q.6 市営葬儀式場に飲食物を持ち込んでもいいのですか。

はい、できます。市営葬儀の主旨である「簡素、低廉、厳粛かつ経済的負担を抑える」という観点からも、遺族の方で用意できる飲食物や布団やハブラシといった品物は持ち込んでいただいてもかまいません。また飲み物類は備え付けの冷蔵庫で保存しておくこともできます。
ただし持ち込んでいただいたものは必ず当家で処分し、ゴミは持ち帰ってください。特に不燃物、リサイクル品などゴミの分別にご協力をお願いします。

 Q.7 市営葬儀のことをもっともっと知りたい。

葬儀会場の推移は、昭和から現在にかけて葬儀会館の使用が増え50パーセントを超え、自宅の使用率が50パーセントをきっています。

History…歴史

昭和25年の市営葬儀発足から平成まで、全国における葬儀の主流は、自宅や最寄の集会所、檀家であれば寺院など地域性の高い場所でおこなわれてきました。しかし時代の流れとともに自治会や隣組などのつながりは薄れ、住宅事情の変遷とともにそれまで地域で作ってきた葬儀は徐々に葬儀会館を中心とした葬儀業者主導のものへと移っていきました。
歴史豊かな高槻市ではなお自宅葬を希望する市民が多いため、市営葬儀では従来の自宅や寺院、集会所での葬儀も行い、さらに時代のニーズにも合わせ、平成18年度に市直営の葬儀式場をオープンしました。

Present…現在

市営葬儀は市直営の事業として、市民の誰もが安心して利用できるように、葬儀業務のすべてを専門の市職員が直接行うため、葬儀にかかる費用の負担に工夫を加えるだけでなく祭壇や葬儀そのものにランクをもうけておりません。また葬儀に関係するサービスを扱う各業者も当家が直接選ぶことができます。あらかじめお付き合いのある業者に依頼することも、市に登録している専門業者に頼むのも自由です。
簡素・厳粛・低廉をモットーとして、市民と市が共につくっていく葬儀を提案し続け、たいへん多くの皆さま方にご利用いただいております。