ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > くらし・手続き > 消費生活 > 製品安全(リコール情報) > リコール情報(回収・無償修理等情報)について

本文

リコール情報(回収・無償修理等情報)について

ページID:005197 更新日:2023年11月20日更新 印刷ページ表示

「リコール」とは?

新聞やテレビで「○○がリコールされた」、「○○会社が△▽を回収」というニュースを目にします。リコールとは、消費生活用品に事故発生の可能性や欠陥があった時、事業者が公表して製品を回収・交換・修理を行うことです。食品などの場合はリコールとは言わず、自主回収と表現することが多いようです。 

リコールの意義

事業者が、消費者に安全な製品を供給することは基本的な責務です。しかし、現実には周到な安全管理を行っていても製品に起因する事故の発生を完全にゼロにすることは極めて困難なことです。事業者は事故が発生した段階または事故の兆候を発見した段階で事故の発生や拡大の可能性を最小限にするため、自主的に迅速かつ的確なリコールを実施しなくてはなりません。消費者の安全性確保、事業者のコンプライアンス(法令順守)経営の観点からリコールは当然の責務です。こうした責務を果たさずに欠陥や事故の発生を隠匿したり、虚偽の報告をすることは、消費者を危険にさらす行為となり許されることではありません。事業者は、製品の安全管理を適切に行うと共に、リコールを迅速かつ的確に実施することで、消費者からの信頼を得られるのではないでしょうか。またリコール制度は事業者にとって安全性の高い商品を開発するための消費者からの大切な情報提供でもあります。(参考:経済産業省「リコールハンドブック」)

リコール情報を知るには

火災・重傷等の重大製品事故の約1割がリコール対象品によるものです。

消費者庁では、リコール品による事故の再発防止に向け、リコール情報を消費者にわかりやすく提供することを目的とした「消費者庁リコール情報サイト」を運営しています。食品や一般商品、自動車など各省庁にまたがる情報がまとめられています。
消費者の方々に直接メールで情報をお届けする「メールサービス」もありますので、ご活用ください。

詳細については、下記リンクをご参照ください。

消費者庁 リコール情報サイト<外部リンク>

おわりに

製品の故障や不具合は私たち消費者が間違った使い方をしたことによる場合もあります。使用に当たっては、取扱説明書をよく読み、不明な点は直接製造者に尋ねましょう。
また購入に当たっては、国や業界が安全基準を設け、合格した商品につけるマークなどがありますので、参考にしてください。