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地震災害リスクと対策(対策編)

ページID:077352 更新日:2022年12月2日更新 印刷ページ表示

地震発生時の行動

地震が発生しても、あわてず、落ち着いて次のステップに沿って行動しましょう。

  1. 地震発生時は、まず自分の身を守る行動をします。テーブルの下などに入り、家具の転倒や落下物に注意してください。また、建物の歪みなどでドアが開かなくなる場合かあります。ドアや窓を開けて、避難出口を確保しましょう。
  2. 地震発生後1分から2分で揺れがおさまったら、家族の安全を確認しましょう。ガスなど、火元を確認し、もし火が出ていたら、落ち着いて初期消火して、延焼を防いでください。また、家の中でもガラスの破片などが散乱している場合があるので、靴を履きましょう。
  3. 地震発生後3分、行方不明者がいないか、みんなの無事を確認してください。余震に注意しながら、非常持出品など、避難の準備をしましょう。
  4. 地震発生後5分、地震の正しい情報を入手するため、テレビやスマートフォンなどで確認しましょう。家屋倒壊の恐れがある場合は、注意しながら屋外に避難してください。
  5. 地震発生後5分から10分で、通電火災に備えて、電気ブレーカーを落とし、ガスの元栓を閉めてください。避難する場合は、必ず避難する前に確認してください。
  6. 地震発生後10分から数時間で、地域みんなで協力して、近隣の初期消火や救出・救護、安全な場所への避難誘導を行ってください。高齢者や障がい者の方にも必ず、声掛けしてください。また、壊れた家には戻らないでください。倒壊の恐れがあり、危険です。​

こんな場所で地震にあったら…

屋内編

集合住宅
  • 窓やドアを開けて、脱出口を確保する
  • 集合住宅で玄関から避難できない場合は、避難ばしごやロープなどを利用してベランダから脱出する
エレベーター
  • すべての階のボタンを押し、最初に停止した階で降りる。炎と煙に注意し、階段から避難する
  • 閉じ込められてしまった場合は、非常ボタンや備え付けのインターホンで外部に連絡し、救助を待つ
百貨店・スーパー
  • カバンやカゴなどで頭を保護し、商品の落下やショーケースの転倒、ガラスの破片などに注意する
  • 出入り口に殺到するなど慌てて行動すると危険。係員の指示に従って落ち着いて行動を
地下街
  • 慌てずに、大きな柱や壁に身を寄せ、揺れがおさまるまで待つ
  • 火災が発生した場合には、煙を吸い込まないようハンカチなどで鼻と口を覆い、壁伝いに身を低くして地上に避難する

屋外編

車の運転中
  • 急ブレーキは事故の原因になり危険。しっかりとハンドルを握って徐々にスピードを落とし、道路の左側に寄せて止め、エンジンを切る
  • 揺れがおさまる前に、慌てて車外に飛び出すと危険。周囲の状況を冷静に確認し、ラジオなどで情報を確認する
  • 車を離れるときは、キーを付けたままドアロックもしない。車検証などの貴重品を忘れずに
電車の中
  • 網棚からの落下物や将棋倒しに気をつけ、手すりやつり革などに両手でしっかりつかまる
  • 電車が止まっても、勝手に車外へ出たり窓から飛び降りるのは危険。慌てずに、乗務員の指示に従う
住宅地
  • ブロック塀や門柱、石壁から離れる
  • 倒壊しそうな電柱や切れて垂れ下がった電線に注意
  • ガラスや屋根瓦などの落下物に注意
繁華街
  • 看板やネオンサイン、窓ガラスなどの落下物で負傷しないよう、手荷物で頭を守りながら空き地や広場などの安全な場所に避難する
  • 建物や塀、電柱、自動販売機から離れる

地震に備えた家の安全確保

いざという時のために家の内外の安全チェックをしておきましょう。

  • テレビやステレオなど重量物はあらかじめ低い場所に設置しましょう。転倒防止マットも設置しましょう。
  • 防炎加工のカーテンを使いましょう。
  • アンテナはしっかりと固定し、屋根瓦にはがれ、ずれ、ひび割れがあれば補強しましょう。
  • 本棚やタンス、冷蔵庫は倒れてこないよう、L字金具や支え棒などを使用し、柱や天井に固定しておきましょう。特にベッドの周りや寝室は注意しましょう。                                     
  • 窓や戸棚のガラスには飛散防止フィルムを貼りましょう。カーテンを閉めておくと窓ガラスの破片が飛散するのを防ぐことができます。
  • ブロック塀は、土中にしっかりとした基礎がないものや鉄筋が入ってないものは危険です。補強することや、ブロック塀自体を撤去することも考えましょう。併せて、以下のリンク先についても情報を確認しましょう。

   ブロック塀等の安全確保(補助金等)

  • ストーブなど暖房器具は耐震自動消火装置付きのものを使用し、周りに燃えやすいものは置かないようにしましょう。
  • ベランダからの避難も考えられるため、常に整理整頓をしましょう。

地震火災対策について

地震による家具等の転倒により、ガス管や電気配線が破損したり、ストーブなどの暖房器具が倒れ、可燃物に接触することにより火災が発生します。また、地震による停電が復旧した際、スイッチが切れていない電化製品が通電状態となり、火災となる通電火災も多く発生しています。以下のチェックリスト等を参考にして、地震火災対策をとりましょう。

地震火災を防ぐポイント<外部リンク>(総務省消防庁)

感震ブレーカーについて<外部リンク>(内閣府、総務省消防庁、経済産業省)

マイコンメーターについて

震度5相当以上の揺れを感知してガスメーター(マイコンメーター)が自動的にガスを止めます。

以下のリンク先を参考にして、マイコンメーターについて確認しましょう。

緊急時のガスのストップと復帰<外部リンク>(経済産業省)

ガスメーター(マイコンメーター)の機能<外部リンク>(大阪ガス)

 

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