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本市の中心市街地は、城下町及び宿場町の形成を発端とし、鉄道(JR・阪急)が敷設され、JR高槻駅と阪急高槻市駅の両駅を中心として、多様な都市機能、店舗、事業所などが集積してきました。
この構造は現在も踏襲され、市民の生活拠点としてだけでなく、市外から本市を訪れる方々に対する「高槻の玄関口」としての大切な役割を担っています。
しかしながら、全国的に進む少子高齢化や人口減少、消費生活等の状況変化に対応するためには、これまでのように人口増加や経済成長を前提としたまちづくりではなく、コンパクトで持続可能なまちづくりが必要になってきます。
こうしたことから、中心市街地に都市機能を集約し、経済活力を高めるために、本市では平成21年12月に第1期「中心市街地活性化基本計画」を策定し、平成27年3月までの間、市と民間事業者の連携のもと、活性化に向けた取組を推進してきました。
新たな「中心市街地活性化基本計画」の策定について
第1期計画の実施により、JR高槻駅北東地区には大学や大規模集合住宅をはじめとした新たなまちが形成され、都市機能の集約が推進されました。
一方で、計画に掲げた目標指標は未達成となる等、一部で課題を残す結果となりました。
そこでこの度、中心市街地のさらなる活性化に向け、第2期となる新たな基本計画を策定し、内閣総理大臣から認定を受けました。
今回の認定によって、区域指定を行った中心部(約150ヘクタール)の事業については、国の重点的な支援や特例措置が活用可能となります。
今後の中心市街地活性化の取組は、平成21年6月に設立された「中心市街地活性化協議会」を中心に民間事業者や関係団体の合意形成を図りながら、基本計画に沿って推進していきます。
平成29年11月28日付 変更
平成31年3月26日付 変更
令和2年3月31日付 変更
令和3年3月12日付 変更
令和4年3月8日付 変更