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よみがえった「永井神社唐門」
永井神社は、旧城内にある野見神社の摂社で、寛政5(1793)年8月に9代高槻藩主永井直進が、初代直清を祭神として創建しました。嘉永元(1848)年には、11代直輝が初代直清の高槻城入城200年を記念して、社殿を修復し、併せて唐門と拝所を造立しました。江戸時代の建築様式をよく表す高槻藩の歴史遺産として指定文化財となっています。
造立から約160年、屋根や柱回りの傷みがみられるようになったため、高槻市の文化財補助事業として野見神社による保存修理が行なわれました。
平成22年度の修理では、唐門の小屋組補修と屋根葺替、透塀の解体補修が行なわれ、基礎部分などの構造補強も施されました。江戸時代に創建された当時のままに、巧みな彫刻と精細な飾り金具で飾られた優美な姿が復元されました。よみがえった唐門を、ぜひご覧ください。
唐門正面
修理前
修理後
唐門背面
修理前
修理後
脇門と透塀
修理前
修理後
永井神社の問い合わせ先
永井神社(高槻市野見町6-6、野見神社境内)
電話:072-675-1316(野見神社)
野見神社<外部リンク><別ウィンドウで開きます>