本文
史跡闘鶏山古墳
名称 | 史跡闘鶏山古墳(しせき つげやま こふん) |
---|---|
所在地 | 高槻市氷室町六丁目・上土室二丁目 |
時代 | 古墳時代前期(4世紀前半) |
備考 | 闘鶏山古墳 平成14年12月、国の史跡に指定 |
史跡闘鶏山古墳は、平野に突き出た丘陵先端部にある、全長86.4メートルの前方後円墳です。
南東側からみた古墳
左側の高まりが前方部、右奥の高まりが後円部
平成14年の確認調査によって後円部から未盗掘の竪穴式石室2基が発見され、大きな話題になりました。石室内部のファイバースコープ調査では三角縁神獣鏡(さんかくぶち しんじゅうきょう)や石製腕飾り、木棺の一部などが確認され、4世紀前半の三島の王墓と考えられています。
墳丘の段築や葺石、さらに平野に向かって開けた周辺の丘陵地形もよくのこっており、古墳の祭祀や古墳時代の解明に向けて、極めて重要な古墳です。
後円部でみつかった2基の石室
画面手前 第1主体、同奥 第2主体
第1主体の内部
手前から三角縁神獣鏡2面、腕飾り、
方格規矩鏡が並び、その奥に頭骨がのこっている