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史跡闘鶏山古墳

ページID:004572 更新日:2024年1月9日更新 印刷ページ表示
史跡闘鶏山古墳
名称 史跡闘鶏山古墳(しせき つげやま こふん)
所在地 高槻市氷室町六丁目・上土室二丁目
時代 古墳時代前期(4世紀前半)
備考 闘鶏山古墳
平成14年12月、国の史跡に指定

史跡闘鶏山古墳は、平野に突き出た丘陵先端部にある、全長86.4メートルの前方後円墳です。

南東側からみた古墳の画像
南東側からみた古墳
左側の高まりが前方部、右奥の高まりが後円部

平成14年の確認調査によって後円部から未盗掘の竪穴式石室2基が発見され、大きな話題になりました。石室内部のファイバースコープ調査では三角縁神獣鏡(さんかくぶち しんじゅうきょう)や石製腕飾り、木棺の一部などが確認され、4世紀前半の三島の王墓と考えられています。
墳丘の段築や葺石、さらに平野に向かって開けた周辺の丘陵地形もよくのこっており、古墳の祭祀や古墳時代の解明に向けて、極めて重要な古墳です。

後円部でみつかった2基の石室 手前第1主体、奥第2主体の画像
後円部でみつかった2基の石室
画面手前 第1主体、同奥 第2主体

第1主体の内部の画像
第1主体の内部
手前から三角縁神獣鏡2面、腕飾り、
方格規矩鏡が並び、その奥に頭骨がのこっている