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令和5年度第1回高槻市文化財保護審議会
1 会議の名称
令和5年度第1回高槻市文化財保護審議会
2 会議の開催状況
日時:令和5年7月5日(水曜日) 午後3時から午後4時20分
場所:高槻市総合センター 6階 C601会議室
出席委員:(五十音順)一瀬和夫委員、井上一稔委員、岩城卓二委員、登谷伸宏委員、福田英人委員 計5名
3 議題
- 令和4年度事業報告について
- 文化財保存活用地域計画について
- その他
4 審議内容
開会に先立ち、街にぎわい部長から挨拶。出席された委員並びに事務局の紹介。
委員6名中5名出席につき、高槻市文化財保護審議会規則第3条第2項の規定により、本審議会が成立していることを報告。また傍聴希望者がないことを確認報告。
案件1
令和4年度事業報告について、事務局より説明。
- 寒天道具の使用方法に関する調査状況はどうか。
→寄贈者への聞き取り調査や古文書の文献調査を行っているが、生産工程に関して現段階では十分に確認できていないため、今後も調査を続ける。 - しろあと歴史館収蔵室の空調更新に関する文化庁の指導はあったか。
→国指定重要文化財の公開承認施設は事前相談が義務付けられているため、更新機種の仕様等について指導を受けた。 - 闘鶏山(つげやま)古墳の三次元計測後の進展はあるか。
→奈良文化財研究所にデータ分析を依頼するとともに、史跡整備指導検討会で情報共有を行い、今後の調査方法や遺物の保存処置等の手順を検討している段階である。
案件2
令和4年度の地域計画の進捗について、事務局より説明。
- 今はまだ文化財と思われていないものを意識的に残していくことも文化財行政の重要な役割である。
→広報室が戦後撮影してきた写真が移管されたので、整理を進め活用を検討する。 - 地域計画進捗管理シートは具体的な年度目標を設定し、課題の達成状況を数値化して表示したらどうか。
→数値を示しやすい業務もあるが、市民からの申出に応じて行う調査等、数値目標の設定がなじまない業務もある。わかりやすく表現する方法については今後検討する。 - 地域計画は地域の特色に合わせて6つのエリアに分けているが、地域毎の進捗が確認できるようにしてください。
→反映できるよう努めていく。 - 計画が進まない原因の洗い出しや、これまで行えていなかった他課との連携など、新しい発見があれば、進捗管理表を作った意義がある。
案件3
次回審議会は、令和6年2月頃の予定である。
5 資料名
令和5年度第1回文化財保護審議会資料