親子講座「育児広場ファーストシューズ」を開催しました

令和5年4月27日（木曜日）に大阪府助産師会三島地区高槻班と共催で「育児広場ファーストシューズ」を開催し、今回はスキンケアをテーマに取り上げ、離乳食やベビーマッサージなどの話もしてもらいました。

まずはスキンケアについてです。赤ちゃんの肌には保湿が大切ということを話されていました。保湿剤は何度塗っても塗りすぎなどはないが、一日3回程度を目安に塗ってケアをしてあげることや、これからの季節にかけて日焼け止めを塗ることで赤ちゃんの肌を守ることも大切であることを教えてくださいました。また、低月齢から帽子を被る練習をしておくと、大きくなっても嫌がらずに帽子を被ってくれるのでお勧めだそうです。

次に栄養士より離乳食のお話がありました。離乳食でのポイントとして「1歳までハチミツはあげない」「薄味（大人の半分くらいを目安）」を守っていれば、あとは気軽に進めてもらえれば良いと話されていました。離乳食期は「食べるための練習」「口を閉じる練習」をしている時期と捉え、食べる食べないにおいて一喜一憂しなくて良いことや、アレルギーに関しても、野菜はアレルギーを起こす可能性がとても低いのでどんどんためしてほしいこともおっしゃっていました。

また、気軽にスキンシップができる手遊びやベビーマッサージも皆さんで一緒に実践しました。ベビーマッサージは15分程度行いましたが、助産師さんは「全部する必要はなくて、赤ちゃんのペースに合わせて部分的に取り入れることも良いですよ」とポイントも教えてくださいました。

最後は質問タイムで参加者の方が気になっていることを助産師や栄養士に質問していました。出てきた質問の中で一つ取り上げますと、「今まだ離乳食をスタートさせておらず、授乳だけであるが最近気温が暑くなってきたので、水分補給はどうしたら良いか悩んでいる」というものがありました。「基本的には排尿が十分にあれば、授乳だけで足りていると思ってよいが、気になるようであれば白湯やお茶などの水分をスプーンなど使って、2から3さじ程あげればよいです。」とのことでした。気になっていることを気軽に質問できることもこの講座の良い点です。

赤ちゃんとの生活で気になることや役立つ情報をたくさん教えてくれる講座となりました。
ファーストシューズは2か月に1回程度の頻度で開催されている講座なので、気になった方はぜひ応募していただき、ご参加をお待ちしています。