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ミニ講座「子どもの救急事故と防止対策のお話」を開催しました

ページID:115850 更新日:2024年1月25日更新 印刷ページ表示

令和6年1月24日(水曜日)に高槻市中消防署の消防士4名を講師に迎え、ミニ講座「子どもの救急事故と防止対策のお話」を開催しました。

子どもによくある救急事故ということで、経験談も交えながらお話していただきました。まず、「転落」は高い場所だけではなく、机や椅子などでも起こり得るということでした。次に「溺水」はプール、水遊び、お風呂や洗面器の水など水があるところではどんなに水深が浅くても溺れる危険があること、一瞬でも溺れてしまうこと、咳込むことで肺に水が入り肺炎を引き起こすこともあるということでした。「やけど」は電気カーペットでの低温やけどやアイロンのコードに引っかかることでアイロンが肌に触れてしまうこともあるということでした。「熱中症」は自動車の中の閉じ込みだけでなく、親がベランダに出た時に、部屋の中にいる子どもが泣きながら後追いをし、思い掛けずベランダのカギを閉めてしまい、子どもが1人、部屋に残ったまま密室になり、熱中症になりそうな状況があったという経験談をお話してくれました。「誤飲」ではたばこの吸い殻、電池などを飲み込んでしまったことを詳しい状況とともにお話してくれました。また、子どもにとって子ども向けのおもちゃだけがおもちゃでなく、身の回りのものすべてがおもちゃに成り得るということを理解し、子どもの口に入りそうな物、危険な物は近くに置いておかないことも大切だということでした。

講演中

次に、心肺蘇生の仕方、AEDの操作方法などを消防士の方が実演してくれました。救急車が到着するまでの間、心肺蘇生を行っているのと行っていないのとでは救命率がかなり違うということです。また、何かあれば救急車を呼んでくださいとのことでしたが、救急車を呼ぶか、病院に行くかなど迷った場合には「救急安心センターおおさか(#7119)」に電話をかけ相談することができるとのことでした。なお、もしもの場面になるとパニックになり、心肺蘇生など落ち着いて行えないことも想定されるので、ぜひ、定期的に消防署で開催されている救命講習へ参加してほしいとのことでした。

救命法

最後に、希望者のみ消防車の前で記念撮影をしました。消防士の方に赤ちゃんを抱っこしてもらい、撮影している方もいました。

消防士 消防車

子どもの事故は思いもよらぬ場面で起こってしまいます。そうならないように事前の安全対策や対応の仕方を知っておくことで大切な命を守ることができます。ぜひ、身の回りの環境を見直したり、知識を身に付けたりして、もしもの時に適切な対応が取れるようにしておきましょう。

子育て総合支援センターでは色々な講座を開催しています。ぜひ参加してくださいね。


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