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親子講座「うたベビーマッサージを楽しもう」を開催しました
令和7年5月26日(月曜日)に丸木智子さんを招き、「うたベビーマッサージを楽しもう」を開催しました。1部は0歳、2部は1・2歳のお子さん対象に開催し、今回は1部の様子を紹介します。
初めに、マッサージを行うお父さん・お母さんの気持ちをほぐすところから始まりました。手をぐっと上に伸ばし深呼吸をします。そして手を握りこぶしにし、足の甲と足の指の付け根を適度な力でこすります。次にお子さんとのふれあいを楽しみました。足を伸ばし、その上に向かい合うようお子さんを座らせ、お母さんたちはお子さんを乗せたまま前に後ろにと動きます。こうすることでお母さんたちはおしりやおなかの筋肉を刺激でき、お子さんはバランス感覚を養うことができます。また向かい合ってするので、楽しくコミュニケーションをとることができ、おすすめされていました。
楽しい雰囲気になったところで、いよいよマッサージの開始です。ベビーマッサージは指先だけでするのではなく、手のひら全体を使ってさすってあげることがポイントだそうです。それを意識しながら、まずは歌に合わせて頭、ほっぺ、おなかなど順々に体に触れていき、マッサージが始まることをお子さんに伝えます。次に「てんこ てんこ いいこ 〇〇ちゃんは いいこ」と歌いながら頭をなでたり、「ほっぺをきゅー にこにこ ほっぺをキュー かわいいね」と頬から耳下腺までをさすったりとお子さんの目を見ながらマッサージをしていきます。顔周りのマッサージをしてあげることで、歯の生え始めのお子さんは痒みの軽減に繋がったり、触られることに慣れたりすると、歯磨きが始まる月齢になっても抵抗なく進められるようになるそうです。
また体に行うマッサージでは胸や背中にハートを描くようにさすります。胸や背中は大きな筋肉があるので、そこがゆるむことで情緒の安定にもつながるそうです。その他は足を持って片方ずつ押し込んだり伸ばしたりを繰り返したり、足の裏を押しながらマッサージをしたりと、頭から足の先まで歌いながらほぐしていきました。
最後は、お母さんたち自身のための簡単なリラックス方法を教えてもらいました。部屋を暗くした状態で寝ころび、鼻から息を4秒間吸い込み、7秒間息を止めて、8秒間かけて息を吐くという呼吸法です。日々の育児や家事などの疲れの軽減のために、ちょっとした時間に取り入れてみてはいかがでしょうか。
うたベビーマッサージは手技をしっかりと施していれば、どのような歌でしても構わないそうです。ちょっとした時間に簡単にできるので、親子のコミュニケーションの一つとして取り入れ、楽しい時間を過ごしてもらえたらと思います。